4月下旬のJeff Kollman来日ライブの際、終了後のサイン会に参加するために
CDを買うことになり、物販コーナーで
「何買おうかな~?でも、ジェフ関連って、大半は既に持ってるしなぁ~?」
と悩んでいた際、ふと「あ、コレは持ってなかったな・・・」と思って、つい買ってしまった
Jeffのお遊び(?)バンド:Pervadelicのアルバム『Songs For Pervs』です。
(2011年秋頃の発売作品)
えーっと・・・どう翻訳したら上手く伝わるのか、悩ましいところなんですが
「Pervadelic」による『Songs For Pervs』って、現代的な日本語で言うと
「ザ・変態ズ」による『ヘンタイ達のための唄』みたいなニュアンスかな、と。
まぁ、ジャケットからして、そもそもアレなんですが・・・
そのへんが、写真なんかで見るジェフのクールで真面目な(?)イメージと合わなくて、
ちょっと違和感を感じてしまったのですが・・・
収録曲のタイトルも
「Mouthfulla Lovin'」=「クチいっぱいの愛」
「Butterfly Tattoo」=「蝶の刺青」
「I Like Mommies」=「オカン大好き」
「Milfalicious」=「美味そうな熟女」
とか、そんな感じで・・・
とりあえずサインはサインで、ちゃんと貰いつつ、ライブからの帰り道は
「あ~、こりゃ失敗したかもなぁ~」と思っていましたが・・・
いざ聴いてみると、いや~、想像と180度逆で、歌詞の内容はさておき、
楽曲(メロディー)はとても素晴らしかったです!(笑)
サウンド的には、いわゆる「ビートルズ」的なメロディアス・ポピュラー・ロックを
土台として、そこにサイケ、パンク、ファンク、フォーク、ハードロック等の
エッセンスをまぶした・・・というような、ごった煮な感じですが、
楽曲としてはホントに良いメロディーの曲ばっかりで、捨て曲無し、です。
そして、ジェフのボーカルも、なかなか味があって良いです。
ギターだけじゃなくて、ボーカルも結構イケるんだなぁ~と
その才能の深さに改めて感激しました。
ギターは、速弾きはほとんど無いので、ジェフのテクニカルプレイを期待すると
肩すかし、でしょうね。
ギターではなく、あくまで楽曲やバンドサウンドを楽しむべき作品だと捉えて下さい。
品は無いけど、味は良いです(笑)
というわけで、皆さんも完全にノーマークだったと思うのですが、
隠れた名盤、特にジェフのファンにとっては必携アイテムだと思いますので、
AmazonやHMVの在庫があるうちに是非お買い求め下さい!
ダウンロードでも買えますが、こういう下ネタ系は、歌詞カードを読んで
楽しめる部分もあるので、CDで買った方が良いかも、ですね!
いろいろ試聴できるサイトもありますが、YouTubeにダイジェストがありますので
ご参考まで ↓