現在販売中のギタマガ(2011年12月号)は特別付録CD付きですが、
特集企画で「The Lead Guitarist~弾き倒させていただきます」として、
6人のギタリストが弾きまくるギターインスト曲が収録されています。
その6人とは、鈴木健治、山崎淳、峰正典、Jikki、Kelly Simonz、MACARONI☆
の各氏です。
ピロピロ速弾きマニア(?)としては、やっぱり「弾き倒す」とのキーワードは
素通りできず、どんなものかチェックしたくてたまらなくて
つい購入してしまいました。
で、聴いてみたところ・・・
個人的には峰さんの楽曲にブッ飛びました。
メロディセンス、楽曲構成、そしてスリリングなギタープレイ・・・
全てが高次元で、これは速弾きマニア的には大絶賛!
よくぞやってくれました!って感じの曲で、すごく良かったです。
個人的には、この1曲で980円の元が取れた、という感じです。
こんな曲作れるなら、峰さんには、是非、他にも楽曲を書いて
インストアルバム作って欲しいなぁ、と思います。
まぁ世間的には売れないかもしれませんが(笑)僕は絶対買いますよ!
あと、鈴木さんや山崎さんは、やっぱりスタジオ仕事で
安定感というか堅実というか、底力があるなぁ、と。
えー、で、まぁ・・・感想は以上です(爆)
正直、「弾き倒」してないんじゃないの・・・?って感じの方も。
企画が企画なんだから、楽曲は、そりゃまぁ良いに越したことないけど
楽曲がどうのこうの言う前に、まず「もうお腹いっぱい」ってぐらい
弾きまくらないと(弾きまくれないと)ダメな気がするんですけどね。
楽曲重視とか、メロディ重視とかいうんなら、それ、単なる
「各自の持ち曲を持ち寄りました」的な普通のオムニバスCDじゃん、みたいな。
だったらヨソでやれよ、みたいな。
まぁ、楽曲もメロディも大事なんですけどね。
あくまで企画趣旨が優先だろ、と。
ちなみに、その6人のインタビューが載ってるんですが、
まぁ、誰とは言いませんが、空気読めてない感じの発言をなさってる方が・・・
楽曲やプレイの解説の場のはずが、なぜか自己主張の場に・・・みたいな。
うーん・・・しかし、まぁ、アレですよね。
「俺は凄い」って言葉で語らなくても、しかも他人が語るならまだしも
自分自身で主張しなくても、音で勝負すればいいんですよね、正味な話。
峰さんは全然そんなこと言ってないですが、それでも
音だけで十分凄いのは伝わってきますからね~。
あ、いやいや、これもまぁ、僕の勝手な個人的感想ですからね、
読んだ方で「全然そんなことないよ」って方もいるでしょうしね。
あくまで、僕の受けた印象の話ですので・・・。
とまぁ、いろいろなことを考えさせられた企画でした。