Bittencourt Project 「Brainworms I」

ANGRAのギタリスト：ラファエル・ビッテンコートのソロアルバムです。

我々ギターマニア的には、ANGRAと言えば、どうしてもキコ・ルーレイロの
超絶ギターに耳が行きがちですが（笑）、ANGRAのアルバムコンセプトを
書いていて、近年、キコのレッスンにより（？）ギタリストとしても
存在感を発揮してきたラファエルのソロ作、ということで、興味を持って
聴いてみました～。

いやー、期待以上に（と言っては失礼ですが）良かったです！
楽曲的にもメロディアスかつへヴィー、時にプログレッシブ、という感じで
良く出来てます。さすがANGRAの中心人物、といったところでしょうか。
リスナーによって印象は多少違うとは思いますが、個人的には、
やはりANGRAや、DREAM THEATER等に通じるものがあるかな、と思いました。

ギタープレイ的には、まぁ、キコみたいな超人的スーパープレイはありませんが、
でも、普通に上手いし、ちゃんと曲を活かしたプレイで安定感もあり、
安心して聴けました。

ボーカルもラファエルなんですが、意外にも上手いです。
まぁ、スーパー・ハイトーンではないんですが、結構ハマってます。

ANGRA（特にANGRAの"曲"が好きな）ファンや、正統派（？）の
メロディック・メタルファンは、買って損しないと思います。