怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ゴミをもらってきた義父

2018年10月27日 | 貧困
義父が親しくしている人からテレビをもらってきた。

もらってきたのは左側だ。まったく映らなくなってしまったので処分してしまおうとしていたところを義父が引き取ったようだ。右側のはウチにもともとあるテレビ。まだ現役で使っている。

右側のは義父と義母のテレビ番組の観たいものが違うときに使うんだ。
サッカーの試合など、義母は全く興味が無いので、サッカーシーズンには義母はこの古いタイプのテレビでドラマを観ている。
さて。
もらいうけてきて約2週間。
まだ直らないようだ。っていうか、この新しいタイプのテレビ、素人が修理って無理じゃあないの?
って口に出して言ってはいけない。
義父には直ろうが直るまいが構わないのだろうと思う。もちろん、使えるようになればラッキーだけれど、作業しているその瞬間が喜びなのだろう。
長くなってきた退職後の生活だ。こうして何か壊れたものを直す挑戦くらいにしか喜びを感じないのだろう。
料理や庭仕事にはあまり興味が無く、ほとんど義務感でやっている。
果実の種取作業などのときは手を動かしながらいつも私に言うんだ。「この仕事はクーリーのものだな」
そんなに辛い作業か?同じことの繰り返しは男性の脳にはきついらしい。それは身体が年をとっても変わらないようだ。
ところが、何かを直すとなると生き生きとするんだ。
なるべく彼を生き生きさせるためには、修繕しなくてはならない課題を次々に与えていくべきだよな、といつも思うのだが、まさかわざと家財道具を破壊するわけにも行かない。

他人の壊れたものを拾ってきてまで直すという可能性があることを知り「これだ!」と思った。
これを読んでくださっているあなた、処分の予定のある故障した物資はウチに届けて欲しい。











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