怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

結婚すると、あるいはドイツに住むと生活レベルが下がる例かい?

2019年06月21日 | 物品
おそらく、5,6年前まではドイツの生活では扇風機はそれほど必要なかっただろう。
寝苦しい夜も、ひと夏に数日あったものだが、そういう夜には地下室へいくんだ。
ところが、気温の高いことに比較的強い私でもここ数年の夏の室温の高さにはちょいと苦しむようになった。

知人宅の扇風機。この夫婦は30歳代。扇風機は昭和のものか、と観察してしまった。

ホームベーカリー。

日本在住時は私も持っていた。


扇風機もホームベーカリーも、ウチにはない。
どちらも実家生活では普通にあった・・・
ドイツに住むと、物資という面で非常に貧しくなるのか。それは私だけに起こっているのだろうな。
義両親たちは私が扇風機が欲しいなどと言おうものなら、ガンガン反対するだろう。もちろん、ホームベーカリーだって。
「暑い時は地下室に行きなさい」
「パンは私の半世紀前の器具で捏ねて、オーブンで焼きなさい」
って言われるのが予想できる。
ああ、のた打ち回って我慢してやろう。
それが私のここでの仕事だ。

ところで。
私の重要な仕事で失敗をしてしまった。
夫の朝食作りの時間だ。彼は毎日深夜の帰宅で、私は大抵眠っている。
眠っているにもかかわらず、脳のどこかがちょいと目覚めていて、夫が帰宅後に私に話しかけるのを聞いているんだ。
つまり、日常的に熟睡できていないということだ。
ところが、先日は脳全部が休息してしまったようで、夫の話しかけ、翌朝の朝食時間を聴いていなかったんだ。
指定した時間に朝食ができていなかった夫は、一気に不機嫌になり、朝食抜きででかけてしまった。

ああー。
クビになったらどうしよう・・・
再就職は非常に難しいぞ。
人生、一瞬先さえまったくわからない・・・・などと憂鬱になってしまった。

今の世の中、メシの準備の不手際を一度だけで解雇になることはないだろうし、また、そんな男はすぐさま解雇しろ、という論理が通じるだろう。
次回は、熟睡しないよう、普段から過度に疲れないよう気をつけようっと。





4 コメント

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雑文失礼 (テオ)
2019-06-21 00:55:46
りすさん、いつも楽しませていただいています!
朝食の件、ずいぶん厳しいように見えますが、夫婦の関係は千差万別、それぞれの匙加減なんでしょうね。

エントリ内容とまったく無関係ですが、1週間、ドナウ川沿いをサイクリングしまして、インゴルシュタット中心部を抜けて郊外を通過した際に、「りすさーん!」と叫んで通りました。
聞こえたかな?笑
こんなおうちに住んでいるのかな、などと、りすさんのことを考えながら通過しました。
ドナウ川の上流から国境方面に走って、沿岸の様子や、川がだんだん大きくなる様子が面白かったです。
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Unknown (Unknown)
2019-06-21 22:25:45
ホームベーカリーよりも、大きなオーブンを使って作る本格的なパンの方がいいのだ、と私は思ってますが。 朝食つくり、大変ですね。 アラームをセットしてもらったらどうでしょう? 
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Unknown (エラメイ)
2019-06-22 10:36:19
Unknownさんの仰るように、目覚ましをセットしてもらうのはどうでしょうか?
ご主人様にとっては、りすさんとの会話の機会が減ってしまいますが、段々若い時と違って睡眠の質が大切になってきますからね。
そうでなくても、神経をすり減らしていらっしゃるように、お見受けしますので。
老婆心乍ら・・・。
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Unknown (なごや)
2019-06-23 14:33:53
リスさん こんにちは...♪*゚
世界的に暑さが増していますね。
考えたのですが、小さめのホワイトボードを買って、交換日記代わりにしてはどうですか?ホワイトボードがあれば、使い方がたくさんあると思うんです。少し遊び心を添えて書けば、旦那さんもホッと心安らぐかなと思いました。
いつも素敵なブログをアップしてくださるリスさん、陰ながらいつも応援しております...♪*゚
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