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義両親を通じて親しくなったモンゴル人ウルナさんが、私を彼らの正月のお祝いに招いてくれた。
東アジアの多くの国や地域では今でも西暦ではなく、彼らの古い暦でその新年を盛大に祝う習慣があり、モンゴルものその例外ではない様子だ。
今年は2月3日で、これは今年は中国正月とも一致している。
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どんなお料理が出るのか、腹を空かせてわくわく到着したのはもちろんである。
冒頭と、左上の写真はパンのようなクッキーだった。一瞬、月餅のような餡入りのお菓子と予想したのだけど。
カップに入っているのはモンゴルのお茶。ウルナさんの説明によると、牛乳とお茶、少々の塩を加えたもの。
ウィキで調べると、こうなる。
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味は・・・・まさに、牛乳とお茶と塩。慣れればどうってことないのだろうけど、それまではは苦行。
右はご存知、肉まん。「ボーズ」と呼ぶそう。中国語で「バオズ」と聞こえるほぼ同じものがあることを思うと、
近隣の国でおたがい共有するものが存在することを容易に想像することができる。
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この肉まんをウルナさんは数週間前に作って冷凍しておいたのだそう。目の前でアツアツのところを提供するためだそうだ。
蒸しあがると、このように布巾で湯気をはたくそう。ふ~ん!どんな効果があるのかなぁ~
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これは豚肉。薄切りにしたものを(まだ厚いが)たれに漬け込み、焼く。
レタスに包んで食べるのはモンゴル風とは言いがたいような気がする。野菜が育ちにくいドイツと同様な寒冷地、
これは正月の特別料理だからか、あるいは近隣国の真似か?
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そのほかにテーブルにはサラダやご飯が並んだ。
野菜のサラダなど、これらはあまり伝統的なものとは思えない。だけど、義母のポテトサラダよりずっとおいしいポテトサラダだった~!
また、ご飯にレーズンを加えたものがあり、これも私には少々難しかった。
こういうときに日本風に無理して「おいしい」などといわなくてもいいのが外国生活である。
「わたしにはあいません」
とはっきり言うと「じゃあ、残してね」とあっさりと返事が来るのがうれしい。
右は菜食主義者のアメリカ人のお客さんに作ったポテト水餃子。これはおいしかった!!
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これはウルナさんの住まいの隣のアパートに住む同じモンゴル人音楽家一家のもの。
モンゴルでは正月には親戚、友人の家々を回って同じような正月の食卓を少しづつ食べて回るのだそう。
だいたい同じメニューだが、重ねられているパンのようなクッキーの形が大きいのと(モンゴルより送られてくるものだそう)牛肉を茹でたもの(写真右)がちょっと違う。
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さて、子供たちもちょっとおめかし。
三女のアンゲラちゃんは伝統衣装でご機嫌上々。普段はあまり表情がない子なのだが、
この日は大勢のお客さんに囲まれ、にこやかだった。
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これは正月の挨拶。
腕を重ね(二人の年齢によって重ね方が違うのだそう)両側の頬にキスをする。
驚いた。
東洋にも接吻の挨拶があるのだろうか?
最近のやりかたなのだろうか?あるいはむかしむかし、西洋まで征服しに行った彼らがそこで目撃したその様子を真似るようになったのだろうか?
是非、モンゴル在住者(JICA関係者とか~)に尋ねてみたいものである。
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左、モンゴルのお酒を飲み交わす。杯の受け渡しの際の手の添え方などにルール有り。口をつける前に薬指でお酒を少々空中に向かって飛ばす。まず、神様に、って意味らしい。
この酒、けっこうおいしかった。飲めない私がおいしいと思うのだぞ~なんとアルコール度数50パーセント!
右、嗅ぎタバコ。少量を手に置き、鼻にこすりつける。
これも、タバコを楽しむ、というより、儀式的なもの。
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私がもっとも楽しみにしていたモンゴル音楽の演奏。迫力だった。
動画でも撮影したが、万一のことを考え、ブログ公開は断念。
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モンゴルの宗教はチベット仏教。
これは彼らが演奏旅行で訪問した先での一枚だそう。中央はなんと、ダライラマ。
心霊写真状態なのは、私のカメラのフラッシュ。
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これはほぼ同時期に地元のフリーペーパーで紹介された彼らの写真。
公民館のようなところで演奏した様子。
1月下旬にはスイスで開催された国際経済会議で演奏したらしい。各国首相などが集ったよう。
モンゴルの大統領との写真もあったが(メールで送るように頼んだのに、いまだに来ない~)
大統領は自国民が移住しなくては生活できない状況をどのようにとらえているのだろうか。
ああ、話が暗くなってはいけない、正月がテーマだ!
快活なウルナさんの魅力で楽しい経験をさせてもらった。
彼らが、ドイツで充分活躍できるよう、私も応援していきたい。
では、彼らのホームページを紹介。
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残念ながら、ドイツ語のみ。ドイツでの活動を目指しているのだから、当然かな。
しかしながらたくさんの演奏動画があるので、是非ご覧ください。
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