林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

大雪だぁ

2010-02-02 | 高麗便り


昨夜の雪は、とうとう積もってしまった。困ったなぁ。
雪国の人からは、「大袈裟な」、と嗤われるだろうが、これでも一応大雪です。202事件です。


と言うのは、わが町は標高103mから150mにある、北向きの坂の町だから。
雪が積もると、滑りやすくなり、出歩くのが難儀になる。


だったら雪掻きすればいいじゃないか、と言われるかも知れないが、働き手は早めに東京へ出勤。
留守を守るは、じじばばばかり。元気なお母さんがいる街区はやはり雪解けが早い。


国道がある麓の横手集落は、まだ雪まみれ。
スーパーへ行く山道は、当分の間、危なくて歩けない。目隠しされて、車は暫くお預けです。困ったなぁ。


準備完了

2010-02-01 | 庭いじり

ガス管交換工事をあさってやらせて下さいマセ、とあの海坊主君が頼みに来た。
若い大男が、今時見られぬ平身低頭のお行儀の良さ、である。

   ハッ、工事には、大穴を掘らさせて頂きマスル、ハイ。
   これらの木は掘り上げて、工事の間、別の場所に置かせて下さいマセマセ、ハイ。
   ハッ、場所はおよそ、この辺でゴザイマス、ハイ。

きっと、ブラックリストに載せられたのだろうが、礼を尽くされ、最敬礼されればイイキモチである。この頃、そういう扱いを全く受けてないので、ジジイは持ち上げるのがいちばん。青年は実社会の勉強をしたようだ。偉い。
こちらも年長者として、度量と誠意を見せねばなるまい。と、やりましたねぇ。

    ・二日間、地面に這いつくばって、細かい敷石をどけた。
    ・躑躅は花を諦めて、掘り上げ易いように、大刈込をした。
    ・みやこわすれの群落(大袈裟)や2本のまゆみは、まとめて裏口へ移植した。
    ・竜の髭と藪柑子は全て刈り取り、堆積していた数年分の落葉は、完璧に掃除した。
    ・玄関先の鉢植えは全て避難した。

そして今日、ようやく工事の準備は完了したつもり。
これで、土足で踏み荒らしても、どってことあるまい。工事は能率よく、早く終わるだろう。

ところが昼過ぎから雨が降ってきて、夜には雪になり、積雪するとの予報だ。
雪が積もったら、高麗は雪国満州里。うっかりすると根雪になる。

期限付き工事だから、中止はすまい。玄関周りはシッチャカメッチャカドロンコになる。親方ひとりの復元工事をどうしよう.......。
頭が痛くなってきた。れれれ、腰が攣る。

この1ヶ月、降雨予報は全て外れた。
しかし、今度は当たるだろう。そういう星の下に生きている。


愛してばっさり

2010-02-01 | 庭いじり

 

おととし、皆野町にある「ムクゲ自然公園」で、珍しい色の槿(左写真)の苗を買った。
そろそろ庭に下ろす大きさになったが、植える余地が無い。

そこで、寄せ植え植えしておいた槿を、残酷なようだけれど、根本から伐採した。宗旦(右写真)ほか3種類、合計4本をまとめて植えたものだ。
背の丈に育った4本の隣に植えたら、若い槿は先輩に負けて、いじけてしまう。それで以前からあった4種類を伐採したのである。

槿は年に1m近く成長する。切り株を残しておけば、若い槿と一緒に新芽が成長する。数年もすれば、一株で5種類の花が楽しめるという寸法だ。

わが猫額亭庭園では、同じ種類の花木なら、色違いの木を何本もまとめて植えるようにしている。
狭い場所で、色柄違いを楽しむには、寄せ植えが便利。躑躅も皐月も紫陽花もそうしている。
但し、八重咲きと一重咲きとを一緒にしないこと。花がごたごたするので避けた方がいい。
花弁の数をそろえた方が、互いに引き立ちますよ。

苗の名前は分かりませんでした。宗旦は日の丸とも言うようです。
写真の太い木は杭です。こうしておかないと、植えたことを忘れ、ばっさり切ってしまうからです。
植え付けは早過ぎたようです。今夜は雪が降るとか。


イクメン

2010-02-01 | 重箱の隅

この頃、仕事はサッサと切り上げ、定時退社。トットと帰宅して、子育てを楽しむパパが増えているそうだ。
子育てのような楽しいことを、ママだけに独り占めさせるのはヤ、と言うパパ。
それはそのとおりで、大いに結構なことだが、子煩悩くらいが丁度いいのではなかろうか........。
ま、それも選択肢の一つ。多勢に無勢、余計な憎まれ口は控えよう。

国営放送によると、こういうニューパパを、「育てる」と「men」を足して「イクメン」と言う由。
一部で使われ始めた軽薄語を、長妻厚労大臣が気付き、みんなで使いましょ、とご提案。流石、マニフェスト・長妻先生、クールビズで当てたマダム・寿司先生狙い。
これに早速NHKが飛びつき、セサミをスリスリしたというわけで、放送中、子煩悩という言葉は全く使われなかった。

なお、長妻大臣は家事をこなす男を、「カジメン」と言おう、とも。
家事だって、たまにやるから楽しいんです。敢えて「対岸の家事」としておくのも、奥方と摩擦を起こさない定年後の生き方の一つですよ。カジメンは上司よりも奥方が大切な現役パパにお勧めです。

それはそれとして、NHKが報道したので、イクメンはリストラと同じように、流行りそうなジャパングリッシュですね。
しかし、日本語をヘンな英語にするのは、国営放送として如何なものか。どうしても英語を使わせたいのなら、英語圏の人に伝わる正しい英語をシャベラナイト。
こんな出鱈目な放送局に、視聴料を払うのが馬鹿らしくなった。

因みに、いま「イクメンブログ」がモテモテだそうで。