林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

2007-06-27 | 林住期

 

 こう暑いと、脳味噌が煮立ってしまい、もうダメ。

 土手の草刈をしようと戦闘服に着替え地下足袋を履いたが、あまりの熱気に気が萎えてしまい、結局、軽い作業にした。
暑さに強い多肉植物の株分けである。
折角、別院に色々移植して、鉢数を減らしたけれども、空いた鉢に植えたので、鉢数は減らなかった。やれやれ、だ。

 午後になって西日が厳しく猫額亭を焦がしている。
おお、そうだ、簾をかけるべえ。

 いつもの夏は暑くなる前に簾を掛けた。
今年は暑くなる前に暑くなり、暑い盛りの簾懸けで暑くなってしまった。

 思庵(厠のこと)の戸棚から簾を出した。
青黴だらけである。中国製はダメであるな。だが、夏風邪予防には効くかも。
ダスキンで叩いている内に面倒臭くなってきた。どうせ、黴菌はウヨウヨだ。紫外線が殺菌するだろうし。
と、そのまま懸けた。

 猫額亭は広い。広いので4枚も簾を懸けた。
身体を捩って高い窓枠に取り付けている内に、頭が朦朧としてきた。

 懸け終わって、簾越に外を見ると、わが町、高麗には稀な美人が通る!!!。
夜目遠目、簾の内。

 なにっ? 位置関係が違う?
そんな細かいこと、どうでもいいじゃないか。この暑いのに。


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