林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

難民受入れ

2015-09-09 | 床屋放談

朝日新聞は難民の受入れ促進派で、投書欄では「日本も難民を受け入れてほしい」という投書を掲載している。(9月8日)
しかし、じじぃは反対ですね。幼児のむごい遺体写真や駅頭での大混乱を見て、感情的になってはいけない。

中継地として難民が殺到したハンガリーでは、国境に鉄条網の柵を作ったり、列車を止めたりしているので、難民の評判が悪いらしい。
だが、自国の秩序を守るために、ハンガリー政府は当然のことをしたのである。

一方、難民歓迎のドイツは、ユダヤ人を大規模に虐殺した過去がある。少なくとも殺害した人数までは受け入れべきだろう。
それに景気がいいドイツには、自国民の労働力不足を難民で補う、という狙いがあるらしい。
メルケル氏は自国の国益をしっかり計算しているので、別に美談ではない。

難民が大発生した原因を作ったのはアメリカであり、遠因はこの地方を植民地にした英仏が、無茶苦茶な国境線を引いたことだ。
だから中近東に地理的に近い欧州諸国が、とりあえず難民を引き受けるのは当然である。
気の毒ではあっても、遠い日本が積極的に受け入れる必要はない。

じじぃの偏見だが、そもそも中近東の人々は厄介である。宗教・文化・生活習慣が日本人とは異なり過ぎる。
かれらには「郷に入っては郷に従う」という考えは微塵もないようだ。

政府は、先ず自国民の安心安全を守るのが責務であり、難民の受入れ数が少ないのを批判することは間違いだ。
農耕民族に狩猟民族のような、突然の大量難民を捌く能力はなく、難民の暴動騒ぎが起きるかもしれない。

安倍晋三氏は「積極的平和主義」を公言している。
多忙のために国会の会期を延長したのに、19日から23日は休暇にするのだろう。
山中湖でのゴルフや、下町でのパフォーマンスは止め、ダマスカスに飛び、内乱状態を解消するために奔走すべきだ。

その際、恒例の巨額な手土産は無用である。
代わりに「強勢大国」になり上がった習近平氏や親方アメリカに、協力金として数千億ドル規模を拠出していただこう。
安倍晋三氏にそいう外交手腕があるとすれば、大いに期待したい。(大盤振舞以外はダメだろうな)

以上、時代遅れの床屋政談でありますが。

150909



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2 コメント

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Unknown (宮崎オヤジ)
2015-09-10 08:56:42
自国民の食料も自給できず輸入ばっかり。ちょっと雨が降りゃあ崩れて埋まる崖っぷちに貼り付くように住んでいる。
そんな国のどこに受け入れ、何を食わすんでしょうか。
受け入れ賛成の人は、自宅の庭に住まわせ食料を配るくらいの覚悟はあるんでしょうね。
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そうだっ! (森生)
2015-09-10 21:12:50
宮崎オヤジさま
そうだっ そのとおりだぁ
同じ考えの人がいて ほっとしました
欧米諸国が 人道主義だけで動くはずがありません
建前と本音を使い分けるのが 巧みなだけだと思います
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