ギリシャの債務削減交渉で9日、民間投資家の参加が最低限の目標をクリアしたことで、ギリシャ国債が無秩序なデフォルト(債務不履行)に陥る事態は当面、回避された。
その中で産経新聞は、投資家が7割もの損失を強いられ、同意しなかった投資家にも強制カットが適用される可能性が高いと指摘。同じような債務カットによる損失カットにおびえた投資家が、イタリアやスペインなど他の重債務国の国債の保有に慎重になったり、売却に走るなど影響が出る恐れがあり、危機の火種はくすぶり続けている、と報じている。
ギリシャの債務削減交渉で9日、民間投資家の参加が最低限の目標をクリアしたことで、ギリシャ国債が無秩序なデフォルト(債務不履行)に陥る事態は当面、回避された。
その中で産経新聞は、投資家が7割もの損失を強いられ、同意しなかった投資家にも強制カットが適用される可能性が高いと指摘。同じような債務カットによる損失カットにおびえた投資家が、イタリアやスペインなど他の重債務国の国債の保有に慎重になったり、売却に走るなど影響が出る恐れがあり、危機の火種はくすぶり続けている、と報じている。
17:49(ダウ・ジョーンズ)ギリシャの民間部門関与(PSI)は完全に相場に織り込み済みだったため、ユーロの
反応がないのも理解できると、モルガン・スタンレーは言う。
しかし、欧州中央銀行(ECB)が8日に懸念を表明した通り、インフレ上昇リスクに経済成長下振れリスクが重なっていることがユーロの悪材料になると指摘している。
さらに、債務交換後のギリシャの新発債は「大幅に割り引かれた」水準で取引される可能性が高いため、担保に使える余地は限られそうで、そうした点もユーロにマイナスと見られるだろうと示唆している。
これらをすべて勘案すると、ユーロの反発局面を利用してユーロ売り・ドル買いの持ち高を形成したいとのことだ。
ユーロは現在、1.3226ドル近辺で取引されている。
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為替相場の中期トレンド判断で参考になるのが週足チャートだ。今週は週末9日のNY終値で固まってくる。
ユーロ/円の週足では52週移動平均線109.10-15円(9日東京市場時点、以下同)の上抜けを巡る攻防となっている。
このまま上値を抑えられると調整下落へと転換。一目均衡表の基準線104.30-35円、26週移動平均線103.65-70円などへの下押しが意識されてくる。
反対に今後、上抜け定着してくると52週線が下値抵抗線へと転換、一目均衡表の雲の下限や雲の上限が上値ターゲットとして視界に入る可能性も残されている。
<9日東京市場時点での週足テクニカル・ポイント>
112.65-70円=8月12日週の高値
111.90-95円=9月2日週の高値
111.60-65円=11月4日週の高値
111.30-35円=一目均衡表の雲の下限(来週)
109.95-00円=3月2日週の高値
109.80-85円=7月以降の高値から直近安値の61.8%戻し
109.10-15円=52週移動平均線
108.65-70円=3月9日週の高値
107.35-40円=7月以降の高値から直近安値の50.0%戻し
107.20-25円=3月2日週の安値
106.00-05円=10月末以降の高値から直近安値の61.8%戻し
105.65-70円=3月9日週の安値
104.95-00円=7月以降の高値から直近安値の50.0%戻し
104.30-35円=一目均衡表の基準線
103.65-70円=26週移動平均線
103.50-55円=一目均衡表の転換線
102.35-40円=13週移動平均線
こんばんは。aquaです。
たくさんの人たちの言葉が並ぶちょっと風変わりなカレンダーがあります。
無気力になった私に80才の母の一言。「元気を出しなさい!」です。
あの日、生がされた命 生まれかわったど思って生ぎっぺ。
きっと良くなる、必ず良くなる。どんどん良くなる。全てが良くなる。
生きてて良かったと 泣いて喜んでくれた人がいた。それだけで十分。
今でも悩む毎日です。悩んでも、進まなきゃ 進まなきゃ進みません。
がんばらなくていい。ちょっとだけふんばろう。
「ありがとう」をありがとう。また来ます。
前を向いて歩こう。後ろ向きでは歩きづらいから。
・・・「Tsunami(津波)よりも、Kizuna(絆)という日本語を
世界の共通言語にしたい」との想いから、俳優の渡辺謙さんと放送作家の小山
薫堂さんが呼びかけ人となり、地震発生から4日後の2011年3月15日に
立ちあがった「Kizuna311」プロジェクト。
その「Kizuna311」が企画したのがこの「前を向くカレンダー」で、
3月12日の以下の言葉からから始まり、被災者からのたくさんのメッセージ
が綴られています。
3月12日 この日を区切りに被災者から復興者になっぺ。
あれから1年。株式市場は、様々な不安や懸念をふり払い、ようやく、上へ、
上へと伸び始めています。
◎日経平均 9929.74(+160.78)△1.65%
◎TOPIX 848.71(+ 12.55)△1.50%
◎売買高概算 34億7976万株
◎売買代金概算 2兆4018億円
◎時価総額 291兆6445億円
◎値上り銘柄数 1244 ◎(昨年来)新高値 123
◎値下り銘柄数 328 ◎(昨年来)新安値 0
◎変わらず 102
◎騰落レシオ(25日)142.71%
◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○●○○●○●●●○○ 58.3%
◎カイリ率(日経平均)25日線比+5.34% 75日線比+12.38%
◎為替 (対ドル) 81.65 (対ユーロ)108.12
◎出来高上位
1.みずほ <8411> 138円(+ 3円)284,557千株
2.三菱UFJ<8306> 425円(+ 10円)126,881千株
3.マツダ <7261> 134円(+ 6円)113,131千株
4.長谷工 <1808> 67円(+ 4円) 69,392千株
5.野村HD <8604> 385円(+ 7円) 68,857千株
◎売買代金上位 (円)
1.ファナック<6954>14720円(+140円) 60,289百万
2.トヨタ <7203> 3420円(+ 90円) 59,871百万
3.ファストリ<9983>17660円(+260円) 59,552百万
4.三菱UFJ<8306> 425円(+ 10円) 53,615百万
5.ホンダ <7267> 3120円(+ 85円) 40,703百万
(アクアメルマガより)
一年前のSQの終値は10254円
本日、1万円タッチし、9929円
安値11/25の8135円
陰線ですが、長い下髭年足。
企業、特に銀行はこの数字で決裁書作成するでしょうし、み~んなホクホク笑顔
感無量でもう言うことありません。。。。。
ユニクロの高値は17800円、一枚でも178万円。
寄りでは440億円分だっていいじゃないの!
泣く子も黙る天下の日銀様よ。
まさか税金ドブに捨てるようなことはしないと思うの!
GSの資金稼ぎの指図に乗っかっちゃったのか、または、協力してここまで持ち上げたのは定かではないけれど、でもね、過去に何度も騙されてる日本、たぶん前者のほうでしょうが・・・
でもね!一年前のSQ、ダメ押しの空き菅発言
空き菅は一体、何をしたというの?
原発事故は空き菅による人災が濃厚になったし、総理というイスのふんぞり返り、汚い手まで使ってしがみつき、税金泥棒しただけでしょう?
空き菅のせいで、復興計画が半年も停滞し、その間、円高にもなり、倒産した企業、株の下がり、日本の資産が何兆円も失ったのね。
それに比べたら、もしかしたらユニクロやその他の中株主になり、大量の不良債権抱えようが、GSと共謀と言うことは、なんか条件ありというクササが感じられるけど。
素敵じゃない
よくぞ頑張りました!
日銀に拍手喝采
白河総裁を初め、日銀関係者、財務省、それを取り扱った野村マン、「やれやれ・・・お疲れ様でした」と肩をたたき、声をかけていることでしょう・・・
アテネ(ダウ・ジョーンズ)ギリシャ政府は9日、2000億ユーロの債務再編に対して強い反応があったことを発表
した。ただし、債務交換計画にほぼ全ての債権者を参加させるための新たな法的権限を行使することも明らかに
した。
ギリシャ財務省は声明で、集団行動条項(CAC)を発動することで、債務交換の対象となる債券すべてに対する
交換参加率は95.7%に達すると発表した。
「ギリシャ共和国法に基づく債券に対する修正提案が承認されれば、交換される債券と交換を提示したその他の
債券の額面合計額は、総額およそ1970億ユーロになる。これは、交換提示の対象となった債券の総額面の95.7%
にあたる」と財務省は声明で述べた。
ギリシャ政府は2月下旬、民間部門の債権者が保有する債務を額面でおよそ半額に減免する債務交換する取引を
正式に発表した。国際金融協会(IIF)が代表となり交渉した条件のもとでは、投資家は既発債の元本の53.5%を
減免し、大幅にクーポン(利札)を引き下げた新発債と交換することになる。
この債務交換は、現在国内総生産(GDP)比で165%以上もあるギリシャの債務負担を、2020年までにさらに維持
可能な120.5%まで削減することを目指す一環だ。2年前にギリシャを支援した欧州同盟諸国はギリシャ政府に対
し、1300億ユーロ相当の第2次金融支援を受けるための前提として、債務減免を進めるよう求めてきた。
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シンガポール(ダウ・ジョーンズ)国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)は声明を発表し、9日のグリニッジ
標準時(GMT)午後1時(日本時間午後10時)に特別委員会を開き、ギリシャの状況はクレジット・イベント(信
用事由)に該当するかとの市場参加者からの質問について検討することを明らかにした。
ギリシャは9日、債務交換計画への民間債権者の参加率を発表し、債権者の85.8%が参加を確約したことを明ら
かにした。
同国はその後、参加を拒んでいる債権者も強制参加させるため、集団行動条項(CAC)を発動する方針を示した
。
ISDAの特別委員会が、クレジット・イベントが実際に生じたと判断すれば、ギリシャ国債に対する一種の保険と
なるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)契約32億ドルについて支払いが発生することになる。
ISDAの特別委員会、通称「欧州決定委員会」は、CDSの保有者が今回の債務再編で投資家が被る損失に基づき支
払いを受けられるかについて最終判断を下す。
今回、CDSの清算事由には当たらないとの判断を下した場合でも、同委員会は後日、ギリシャのCDSについて清算
を強制することは可能だ。
同委員会はここ数日、想定されるクレジット・イベントについて匿名の市場参加者から複数の質問が寄せられた
ことを受け、2度にわたり判定し、ギリシャのCDSの清算事由には該当しないとの判断を下している。
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1)SQをきっかけに、日経平均が1万円を回復した。
2)日経平均の寄り付きだけが高いと「幻のSQ」になることがある。
3)今日の大幅上昇は「幻のSQ」を見込んだ売り方の買い戻しの影響もある。
日経先物オプションのSQをきっかけに、日経平均が一時1万円の大台を回復しました。今回は、SQに絡んだ需給要因についてレポートします。
世界的な金融緩和で流動性相場といわれて上昇をつづけてきた日経平均ですが、今週は相場関係者の多くが9800円を上値に調整入りしたのではないかと感じていたのではないでしょうか?
しかし、SQ前日(先物・オプションの最終売買日)の昨日の大引け直前に、日経先物主導で一気に上昇しました。
市場関係者の間では、「オプション取引のリスクヘッジにより、先物取引主導で上昇した」のではないかといわれていました。
SQ当日の寄り付きに、日経平均採用の225銘柄にSQ絡みの売買が集中して、日経平均の価格とSQ値が大きく離れることがあります。SQ値が日経平均の高値と安値の間にないことから、「幻のSQ」といわれることがあります。
■「幻のSQ値」とは?
前場段階では、寄り付きに現物の買いが集中し、SQ値が当日の高値を大きく上回るという「幻のSQ」で取引を終了しました。
外部要因としては、ギリシャ債務交換の実現が確実となったことで、海外市場の全面高や円安傾向もあり、必ずしもSQに絡んだ買い注文ではないと思いますが、それでもSQ値が日経平均よりも高い状態で終わると、市場関係者は「幻のSQ」でSQ値を超えずに調整するというジンクスのようなものがあります。
結果的には1万円を回復し、「幻のSQ」にはなりませんでしたが、大引けではSQ値を下回りました。
「幻のSQとは何か?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、ここは初心にもどって、「どうして日経平均の寄り付き値とSQ値で差がでるのか?」について簡単におさらいします。
SQは特別清算指数のことで、日経先物とオプション取引の権利行使決済をするときの清算値となります。日経先物の場合、SQ日に日経平均と日経先物が同じになる契約で売買するのですが、厳密にいうと日経平均ではなく、「日経平均の採用銘柄の寄り付き値」で清算する約束になっています。
一般的に日経先物、オプションともに反対売買して決済することが多いですが、機関投資家や裁定業者などは、最終売買日までに決済をせずSQ値をもって権利行使の決済を行うことがあります。
例えば、本日決まったSQ値は9946円46銭ですが、この数値は「日経平均の採用銘柄の寄り付き値」です。一方、日経平均の寄り付き値は「9911円」ですので、「35円の差」がありました。
日経平均は1分ごとに気配値も含めて計算されるのですが、寄り付きで「買い気配」になっている銘柄はSQ値の計算にはこの時点でははいりません。225銘柄が全て寄り付かないとSQ値は計算されませんので、先に寄り付いた銘柄が下がってしまうと、「日経平均の寄り付き値とSQ値で差が出てしまう」ことになります。寄り付きだけが高いと、「当日の日経平均の価格にはないSQ値が計算される」ことになります。
225銘柄のうち、1銘柄だけでもストップ高などで寄り付かないと、SQ値の算出が大引け後になることもあります。
日経平均先物3月限のラージを9500円で1枚買っていたとしますと、昨日が「反対売買」の最終期日でしたので、SQ値を基に損益を計算することとなります。
【損益計算式】
9946円46銭-9500円×1枚×1000倍=446,460円の利益ということになります。
(最終売買日の終値で反対売買していたら、9760円-9500円で26万円の利益でした。)
また、オプション取引に絡む取引については、昨日の相場上昇を例にしますと、権利行使価格9750円と10000円のコールオプションを売建している投資家が、予期しない相場上昇によって仕方なく先物を買うことになったことがその要因として指摘されていました。
なぜ、コールオプションを売建てている人が先物を買うことになるのかといいますと、コールオプションの売り建て玉を決済したくても自分の買戻しでオプション価格が更に上がってしまうため、それを避けるため先物を買ってコールの売り建て玉の決済の代わりにするからです。
このように、SQが近づくと、投機的、思惑的な取引によってしばしば予期しない相場変動を起こすことがあります。
そして、SQを通過しますと、相場の強弱を測る上でSQ値を意識する市場関係者も多いことから、SQ前後で大幅上昇となったケースをチェックしてみました。
▼SQ前日から上昇に転換したケース
▼長期上昇から押し目を入れSQ当日から反騰したケース
今日、SQが高く決まり、すぐに「幻のSQ」→上値の重い展開→利益確定の売り→本格的な調整といった図式を思い浮かべた方も多かったと思います。本日の相場では、朝方、幻のSQと思い込んだ人たちが来週からの調整を見込んで先物を売ったところに、先物に大量の買いが入り、売っていた人の「買戻し」が原因で10000円までつけてしまったとの見方もあるようです。
SQ後はSQ値を節目と見る関係者もいますので、来週以降、SQ値の9946円が意識される可能性もありそうですし、取引時間中に1万円の大台を回復し、大引けにかけて失速したことから、目標達成感も強くなっているかもしれません。
いずれにしても、2日で400円近く日経平均が急騰した背景が「SQに絡んだ需給要因」もあるかもしれませんので、「上昇中の銘柄の高値を追いかけて買う」のは控えた方がよいと思います。
レポート担当:ケンミレ株式情報 新美 文康
今日の前場で日経平均は22%上昇しました。過去の日経平均の動きを見ますと、
1.東日本大震災のときは24%
2.リーマンショック後の上昇では33%と44%
3.サブプライムローンショック後のFRBの3回目の利下げで、0.75%という大幅利下げ後の24.9%
4.2005年の236日間の上昇での10770円から17563円までの63%上昇
5.2003年の小泉改革のときの「相場の転換点」からの上昇が32%
6.2000年のITバブル崩壊相場の最終局面での27.3%と27.7%
従って、歴史的な問題が起こった後の上昇相場では24%から33%くらいの上昇相場が起こっています。
■今回はどうか?
欧州危機に伴う下落率は、ドイツでは35%くらい下落していますが、日本は17%くらいしか下落していません。従って、欧州危機の暴落による大幅上昇というシナリオは考えられません。
■では、どうして上がるのか?
第一の理由は「裁定買いによる先物主導の上昇」で、第二に「日本市場のパフォーマンスが海外市場を上回りだしたことで、外国人買いが継続していること」で、第三は「欧州危機の沈静化。ギリシャの債務交換の参加率は95%」で、第四は「来期の日経225採用銘柄の増益率が60%を超える見通しで、予想PERが14倍で割高ではない」こと、第五に「雇用統計が改善してきていることを含め、米国経済が復活してリセッション懸念が後退したこと(雇用統計は季節調整がゆがみを与えているので、秋の大統領選挙前には下がるとの見方があります)」というように、たくさんの好材料が出てきました。
つまり、買うから上がる、上がるから買うという好循環相場になっています。多く投資家が「株式市場は様相が変わった」と思っていますし、専門家も「下値模索相場から10000円を固める相場に転換」と言っています。
実際に、株式市場が上がる材料は、ちょっと考えても5項目プラス円安といくらでもあるように見えますし、最近は海外が下がっても日本は下がらず、海外が上がると日本はもっと上がるという相場展開が続いています。
■結論
相場の先行きは誰にも分かりません。一部には、外国人は売った分を考えれば、「あと1兆円くらい日本株を買う資金が残っている」という専門家の見方もあります。「三空は売り」という格言も吹っ飛び、再び強気を示す「二空」が起こっています。このまま窓を開けずに上昇しますと「更なる上昇もある」ということになります。
列記した材料を見れば、ここからが上昇本番というように考えてしまう投資家が多いと思います。そして、そう考えている投資家が多いからこそ、株式市場は上がっているわけです。チャートの形も上昇後に短期の値幅調整し、調整が終わったので再上昇という綺麗な形になっています。
従って、チャートを見ますと、10200円くらいまでの上昇が考えられます。この10200円くらいまでの上昇の前提条件は「突然の悪材料が出なかったとき」ということになります。では、突然、悪材料が出る可能性はあるのか?
1.米国の景気について、個人消費と住宅投資が悪いことで、今の景気指標はおかしいという見方があります。勿論、景気は良くなったという見方もありますが、FRBが新しいタイプの量的緩和策を模索というニュースが出ています。つまり、米国景気の回復に対して懐疑的な見方をしている専門家もいますので、何時、悪い景気指標が出るか分かりません。
2.ECBが経済成長率の下方修正を行う。欧州各国の実態景気は悪化しており、何時、経済危機の報道が出るか分かりません。
3.ドルに対しての円高は「米国景気指標の悪化」で修正が入り、ユーロに対する円安は欧州経済危機が出れば円高に変わります。
4.イスラエルとイランの緊張問題も「宗教問題」であり、オバマ大統領の説得が失敗すれば分かりません。一部に距離の点でイラン攻撃は不可能というニュースも出ましたが、それならニュースにはなりません。
5.イランに対する西側諸国の経済制裁は、実施が4月中旬以降といわれていますので、当面の材料にはなりませんが、4月中旬以降にイランのホルムズ海峡封鎖が起これば、原油価格の急騰によるインフレ懸念から「金融緩和体制の終焉はコンセンサスになる」と思われます。
今は強気材料一色になっています。しかし、悪材料は潜行しているだけで「存在」しますので、ここから買うということにはリスクがあるということになります。この勢いならば「高値をつけるまでの日数もそれほど掛からない」と思われますし、山高ければ谷深しであり、安全性を重視するならば「下がるまで待つ」戦略がベストではないかと思います。
レポート担当:ケンミレ株式情報 森田 謙一
ワシントン(ダウ・ジョーンズ)米財務省が8日の午前中に保有している米保険大手アメリカン・インターナショ
ナル・グループ(NYSE:AIG)の株式を一部売却した。金融危機のさなかに同社を救済してから3年あまりが経過し、
政府持ち分も一段と減少した。
財務省はAIG株2億0700万株を1株当たり29ドル、総額60億ドルほどで売却した。一方、AIGは約1億0350万株を30
億ドルほどで買い戻すことに合意した。崩壊寸前の危機から立ち直り、向こう数年間は安定した利益を見込んで
いる。
自社株買いによって財務省が大量の株式を市場に放出した際の売り圧力を弱めることができる。それでも財務省
の発表を受けて8日のAIG株は前日比1.14ドル(3.87%)安の28.31ドルと安く引けた。
政府のAIG普通株の持ち分は12億5000万株に減少し、持ち分比率は77%から70%ほど(11年初めには92%)に低
下した。政府は当初11年後半に売却するつもりだったが、当時の株価が公的資金による実質的な買い取り価格(
28.73ドル)を下回る水準で低迷していたため、計画を先送りせざるを得なかった。AIGの救済は、金融安定化法
に基づく不良資産救済プログラム(TARP)の一環として08年に実施された。
ティム・マサード財務次官補(金融安定担当)は「TARPを段階的に縮小して政府が保有している民間企業の株式
をできるだけ早急に手放していきたい。今後もこの取り組みを継続する。公的資金を回収する上で本日の取引は
重要な一歩だった」とコメントした。
AIGが2月下旬に「金融危機のさなかに損失が膨らんだため繰延税金資産が積み上がっている。向こう数年間は黒
字を維持できると確信しているため、この繰延税金資産を利用して納税額を圧縮し、最終利益を引き上げること
ができる」と発表して以来、株価は上昇に転じている。
財務省が7日遅くにAIG株売却の計画を発表した際、AIGは残りの優先株85億ドル相当も買い戻す計画だと伝えた
。これらはアジアの生命保険部門のAIAグループ(1299.HK)の少数株式などの資産を担保としている。AIGは返済額
の大半をAIA株の売却によって調達する。この取引は8日にまとまる予定。
米連邦準備制度理事会(FRB)は現在AIGの不良資産を吸収するための受け皿会社「メイデン・レーン3」に93億
ドルを貸し出しているが、この貸し出しの担保となっている資産の価値は今や貸出額を大幅に上回っている。
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9日東京外為市場ではユーロが対ドル、対円で下落。ギリシャ債務交換の完了により、いったんのユーロ買い材料が出尽くしとなっている。
同時にギリシャ債務交換では参加率が85.8%となり、事前報道で90%以上を織り込んでいた投資家からの失望売りも見られている。
今朝のNHKラジオ、藤原さんが日銀の1%インフレターゲットを解説してました。
それによると、「日本はインフレにしないといけない。そのためには、企業努力が必要で淘汰される。」と解説してました。
つまり、これって小泉の格差社会ですよね?。
1割の富裕層だけ幸せで9割の貧困層が不幸でいいんでしょうか?
今朝も、立川で親子が餓死。
今の時代「エ?」でしょう?
このままインフレになるとこういうことが日常茶飯事になるということです。
インフレで給料は増えません。
が、物価が2倍3倍になります。
一つ例をあげると、チーズ、価格は同じですが、2割目方が減りました。
つまり2割値上げです。
チーズに限らず他の商品もそうです。
父の大好きなお饅頭やアンドーナッツも、やはり価格は同じだけど、小さくなってます。
私はしっかりインフレになってると思うのですが?
戦後、日本は「み~んなで幸せ」を目指してここまで頑張ってきたのではないでしょうか?
時間が10分と短いせいもあったのですが、藤原さんに解説、変です。
明後日は、あの日から一年め・・・
私も含め、多くの日本人がフラッシュバックしないよう、必死に耐えてます。
思い出さないようにしても、ふとした瞬間にあの悪夢が蘇ってきてしまいます。
そのためには、なるべく明るくニコニコと。
ですから経済も明るく。
もし、ここで一周年記念とばかりに、売りしかけてくる輩がいたら絶対阻止します!
日銀って為替や債券は購入してもいいのですが、株もとは思いませんでした。
それも、指数を上げるためだけのために。
ですから、寄与度大以外はどうでもいい。
もしかして、来週まで買い支えるかもしれません。
今、暴落させたらあの日の悪夢が甦てしまいまいますもの><
これって寄与度に全く関係ない、特に新興やボロ、怒らないのでしょうか?
昨日の山水のように。
「なんでユニクロとファナックばかりなの??だったらうちのも買って~~~~!」
ボロ株企業にも愛の手を~~
史上初の9連陽、こういう荒業できるのは、日銀のみ。
ユニクロの17000円、ファナックの15000円の超高値、個人やディーラー、機関には買えません。
ユニクロの実質価格5000円ですもの。
しつこくいいますが、
これは税金じゃないですよね!
ロンドン(ダウ・ジョーンズ)国際スワップデリバティブ協会(ISDA)は7日、ギリシャ債務再編計画に関連した信用事由に影響されうるギリシャ国債の仮一覧を公開した。
欧州時間の9日朝に結果発表が予定されている2060億ユーロのギリシャ債務交換は、デフォルト(債務不履行)に備えた保険であるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の決済を引き起こす可能性がある。市場参加者らは、ISDAの委員会がこの件について近く判断を下すと予想している。
ISDAは1月の時点ですでに、一部の国債保有者に損失の受け入れを強いる集団行動条項(CAC)をギリシャが発動した場合は、ギリシャのCDSの支払い事由になりうる、との見解を示している。
「信用事由」が発生したとISDA委員会が認定した場合、CDSの支払いが「誘発され」、CDS契約を決済するための入札が実施される。
公表された一覧には、CDS決済に該当する資格のあるギリシャ国債についての情報が記載されている。ISDAはまた市場参加者に対し、関連資料をISDAに提出して一覧の完成に寄与するよう促している。
声明によると、一覧の公表は、ISDAまたはその委員会がギリシャで信用事由が発生するとみていることを示すものではないという。
ただ、ギリシャがCACの発動を検討していることを踏まえ、「信用事由が発生したと判断される場合に備えることが、ISDAとして賢明だ」と述べた。
ISDAは、CDSの支払いが発生し決済入札が行われることになった場合、一覧に掲載したギリシャ国債のうち最終的にどれがCDSの支払いに該当するか判断する。
ギリシャ国債に対するCDSの残高は正味で32億ドルとなっている。
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ロンドン(ダウ・ジョーンズ)欧州中央銀行(ECB)は8日、ユーロ圏経済は今年マイナス成長になる可能性が高
いことを認め、インフレがECBの中期目標を上回るとの見通しを示した。
ドラギECB総裁は月例記者会見の冒頭で、エネルギー価格や各種公定価格が予想以上に高騰しているため、「イ
ンフレ率は今年、2%を上回る水準を維持することが見込まれる。上振れリスクのほうが強い」と語った。
これにより2012年消費者物価指数(CPI)上昇率の予測中央値を2.4%と、3カ月前の2.0%から引き上げた。
同時に、ECBとユーロ圏各国の中央銀行で構成するユーロシステムは、ユーロ圏12年の域内総生産(GDP)成長率
の予想中央値が0.1%減になったと明らかにした。予想範囲の上限は0.3%増、下限は0.5%減だった。ECBはユー
ロ圏13年の成長率予想も、前回の1.3%から1.1%に下方修正した。
ドラギ総裁はただ、「景気見通しは依然として下振れリスクに左右されている」とし、金融市場における緊張の
再燃や、それが実体経済に与える影響に注意を促した。コモディティー(商品)価格が高騰する恐れにも言及し
た。
だが総裁は、2回で計1兆ユーロ超の3年物資金を銀行システムに供給する緊急オペをECBが実施したことで、信用
ひっ迫と金融市場のさらなる混迷は回避できたと、胸を張った。
昨年11月以来、「大きな前進があった。リスク環境は著しく改善した」と述べた。
その結果、国債市場や銀行カバード債市場、「そして銀行間市場ですら」再び動き出した、と指摘した。こうし
た傾向はECBの措置だけによるものではないとし、先週の欧州連合(EU)首脳会議で調印された新財政協定を筆頭
に、ユーロ圏加盟国政府が導入した政治改革を称賛した。
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