ringoのつぶやき

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日経平均とTOPIXがそろって節目に近づく

2012年03月19日 22時11分07秒 | ケンミレコラム

 

■今回のまとめ

1)日経平均、TOPIXともに上値の節目が近づいている。
2)TOPIXは、長期で往来相場になっている。
3)主力株の上昇が一服となれば、個別銘柄物色になる可能性がある。

株式市場の上昇が続いていますが、日経平均、TOPIXともに節目が近づいています。日経平均とTOPIXを比較して、現在の相場状況をレポートします。

本日は、連休の谷間でやや様子見ムードが強いものの、利益確定売りで下がると押し目を買う動きとなっており、全体に底堅い展開となっています。

日経平均の週足チャートでは、先週まで10週連続の陽線となっています。1987年2月からの17週連続以来、25年ぶりとのことです。1987年といえばバブル期の最中ですので、今の相場が歴史的な上昇局面になっているといえそうです。

ただし、日経平均は上値の節目に近づいていますので、伸び悩む可能性が考えられます。

日経平均は10200円くらいのところに、2010年4月高値からの下落トレンドラインの上限に届きますから、10週連続の陽線でもっと上昇が続くと考えることもできますが、過熱感もありますので、上値を抑える可能性も想定できます。

一方、TOPIXと比較してみますと、今の株式市場の状況のヒントになると思われます。なぜなら、日経平均とTOPIXでは「形が違う」からです。

日経平均とTOPIXでは、主力株の平均値と時価総額と計算基準は違いますが、日経平均採用銘柄で東証一部の時価総額の65%程度をカバーしていますので、基本的にチャートの山谷は似てきます。このため、高値、安値は同じ時期ですが、「水準が違っている」ことがわかります。

上記のチャートは、日経平均とTOPIXの週足チャートをリーマンショック以降を比較したものです。日経平均がきれいな下落トレンドラインを引けるのに対して、TOPIXは同じラインを引くことができません。

最大の違いが、日経平均がリーマンショック後の安値を切り上げているのに対して、TOPIXがダブルボトムになっている点です。昨年11月頃の下落局面では、TOPIXコア30がリーマンショックの安値を割り込んだことが話題になりましたが、時価総額が大きい主力企業の一角が数十年来の安値を記録していました。日経平均以上にTOPIXが下がっていたといえます。

TOPIXのチャートがダブルボトムということは、TOPIXは長期の往来相場の視点でチェックした方がわかりやすいかも知れません。そこで、ケンミレ抵抗ラインを表示してチャートを見ますと、節目が比較的はっきりと見えてきます。

ケンミレ抵抗ラインは、過去の株価をコンピュータで計算しており、抵抗ラインを強さをポイントにして判断の目安にしていますが、TOPIXの877Pには、143ポイントのとても強い抵抗ラインが引かれています。

TOPIXの上昇が続いているのは日経平均と同様ですが、週足が10週連続陽線とはなっていませんから、話題にはなっていません。ただし、日経平均と同様に、TOPIXも強い抵抗ラインが目前になっているといえます。

したがって、日経平均、TOPIXともに節目に近づいているということは、主力株の上昇が一服する可能性が考えられます。

抵抗ラインに到達すれば株価が必ず下がるということではありませんが、市場に参加している投資家が節目を意識すれば、買い注文が減ったり、利益確定売りが多くなったりして、上がりにくくなる可能性があります。

ただし、節目到達で主力株全体には上昇が止まっても、悪材料が出なければ、業種が循環したり、テーマ性や業績のよい中・小型株などが注目されることも考えられます。したがって、指数はもみ合いで、個別物色という流れが出やすくなるのではないかと思います。

レポート担当:ケンミレ株式情報 市原 義明


日経平均とTOPIXがそろって節目に近づく

2012年03月19日 22時11分07秒 | ケンミレコラム

 

■今回のまとめ

1)日経平均、TOPIXともに上値の節目が近づいている。
2)TOPIXは、長期で往来相場になっている。
3)主力株の上昇が一服となれば、個別銘柄物色になる可能性がある。

株式市場の上昇が続いていますが、日経平均、TOPIXともに節目が近づいています。日経平均とTOPIXを比較して、現在の相場状況をレポートします。

本日は、連休の谷間でやや様子見ムードが強いものの、利益確定売りで下がると押し目を買う動きとなっており、全体に底堅い展開となっています。

日経平均の週足チャートでは、先週まで10週連続の陽線となっています。1987年2月からの17週連続以来、25年ぶりとのことです。1987年といえばバブル期の最中ですので、今の相場が歴史的な上昇局面になっているといえそうです。

ただし、日経平均は上値の節目に近づいていますので、伸び悩む可能性が考えられます。

日経平均は10200円くらいのところに、2010年4月高値からの下落トレンドラインの上限に届きますから、10週連続の陽線でもっと上昇が続くと考えることもできますが、過熱感もありますので、上値を抑える可能性も想定できます。

一方、TOPIXと比較してみますと、今の株式市場の状況のヒントになると思われます。なぜなら、日経平均とTOPIXでは「形が違う」からです。

日経平均とTOPIXでは、主力株の平均値と時価総額と計算基準は違いますが、日経平均採用銘柄で東証一部の時価総額の65%程度をカバーしていますので、基本的にチャートの山谷は似てきます。このため、高値、安値は同じ時期ですが、「水準が違っている」ことがわかります。

上記のチャートは、日経平均とTOPIXの週足チャートをリーマンショック以降を比較したものです。日経平均がきれいな下落トレンドラインを引けるのに対して、TOPIXは同じラインを引くことができません。

最大の違いが、日経平均がリーマンショック後の安値を切り上げているのに対して、TOPIXがダブルボトムになっている点です。昨年11月頃の下落局面では、TOPIXコア30がリーマンショックの安値を割り込んだことが話題になりましたが、時価総額が大きい主力企業の一角が数十年来の安値を記録していました。日経平均以上にTOPIXが下がっていたといえます。

TOPIXのチャートがダブルボトムということは、TOPIXは長期の往来相場の視点でチェックした方がわかりやすいかも知れません。そこで、ケンミレ抵抗ラインを表示してチャートを見ますと、節目が比較的はっきりと見えてきます。

ケンミレ抵抗ラインは、過去の株価をコンピュータで計算しており、抵抗ラインを強さをポイントにして判断の目安にしていますが、TOPIXの877Pには、143ポイントのとても強い抵抗ラインが引かれています。

TOPIXの上昇が続いているのは日経平均と同様ですが、週足が10週連続陽線とはなっていませんから、話題にはなっていません。ただし、日経平均と同様に、TOPIXも強い抵抗ラインが目前になっているといえます。

したがって、日経平均、TOPIXともに節目に近づいているということは、主力株の上昇が一服する可能性が考えられます。

抵抗ラインに到達すれば株価が必ず下がるということではありませんが、市場に参加している投資家が節目を意識すれば、買い注文が減ったり、利益確定売りが多くなったりして、上がりにくくなる可能性があります。

ただし、節目到達で主力株全体には上昇が止まっても、悪材料が出なければ、業種が循環したり、テーマ性や業績のよい中・小型株などが注目されることも考えられます。したがって、指数はもみ合いで、個別物色という流れが出やすくなるのではないかと思います。

レポート担当:ケンミレ株式情報 市原 義明


欧州問題のその後(森田コラム)

2012年03月19日 22時07分11秒 | ケンミレコラム

 

世界の株式市場が上昇している要因は、第一に欧州デフォルト問題の解決、第二に米国景気の上昇による円安、第三にあまり表面化していないイラン制裁問題、第四に米国・フランス・中国と世界のトップが交代するのですが、中国は交代によって新しい政策が実行されるのではないかという期待感、第五に日銀が金融緩和姿勢を鮮明にし、さらに1%ですがインフレターゲットを発表したこと、第六に景気対策によって日本の経済が底上げされていることなどがあります。

円安問題では、ドルに対する円安は当分続くと思われますが、1ユーロ110円を超えたユーロに対する円安問題は時間の経過で円高に変わると思います。これが将来の悪材料になります。欧州問題はユーロに対する円安から円高への転換よりも、もっと大きな問題があります。

それは、欧州各国が緊縮予算を組むことによって景気が悪化することです。IMFは景気が悪化した後に景気は回復するので緊縮予算の編成はプラスになると言っていますが、実は緊縮予算という国民に不人気な政策よりも、1回で終わる増税による財政赤字の補填という方向に欧州各国が流れていますので、緊縮予算プラス増税というダブルパンチを欧州経済は受けることになります。

景気の悪化は、財政赤字を拡大させます。財政赤字の拡大はその国の国債を暴落させますので、どこかでデフォルトの第二ラウンドが始まると思います。そして、もう一つの問題は、中国は2012年の成長率を7.5%に下方修正しましたが、下方修正の要因は輸出の減少です。中国の第一の輸出先は欧州であり、欧州景気の悪化は中国景気にも大きな影響を与えます。

したがって、欧州景気が悪化したというニュースが流れ始めれば、続いて中国景気も悪化するのではないかという観測が出てくると思いますし、欧州景気の悪化は中国だけでなく米国や他の新興工業国、日本にもマイナスの影響を与えると思います。

つまり、依然として欧州危機は続いているのですが、ギリシャのデフォルトを欧州が回避させたことで「目先の安心感」と「その間に米国景気が回復したこと」「円安が進んだこと」などで、日本の株式市場は上昇していると思います。

日本の株式市場の上昇要因で一番大きな影響を与えているのは円安と、もう一つ外国人が本格的に日本株を買いだしたのではないかという期待感です。確かに、外国人投資家は、一度買いだすと4~5年は買い続けるという習性がありますし、欧州に投資していた資金を日本市場に振り向けるという決断を外国人投資家がしても「欧州危機がある以上」不思議ではないと言えますので、外国人投資家が今後も日本株を買い続ける可能性は高いと思われます。

また、ダイレクトに株式市場にマイナスの影響を与える要因としては、イラン問題があります。専門家に言わせますと、北朝鮮が核を持つリスクとイランが核を持つリスクでは雲泥の差があり、米国はイランが核を持つことを絶対に許さないとのことです。

オバマ大統領も「イランの選択肢は狭まっている、イランの核問題に対する時間的猶予は無くなりつつある」と先週発言しています。また、イラン制裁を強化するという会見も行っています。

イランが経済制裁によって本格的にダメージを受けるようになったとき、世界の20%、日本の80%の原油が通過しているホルムズ海峡をイランが閉鎖したときに何が起こるか、原油価格が200ドルを超えた時に何が起こるか、イランおよびイスラム原理主義者による米国へのテロが起こるのではないかというリスクがあります。

原油価格の暴騰は、米国経済に最も大きな影響を与えると言われています。つまり、回復しだした米国景気が個人消費の悪化によって再び悪くなれば、円安も止まりますし、米国景気の悪化による世界経済の規模の縮小という問題も起こってきます。

つまり、今の株式市場の「悪材料が一旦消えた踊り場」にあるのではないかと思います。

ケンミレでは「数年間は日本の株式市場が上昇する可能性が高い」と考えています。それでも悪材料を取り上げますのは、何かが出て株式市場が急落したときには、世界の主要国は問題解決のために努力して、一時的に株式市場が下落したとしても最悪の状態が続くような展開にはならないと思っているからです。さらに、消去法で外国人投資家は日本株を買い続ける可能性が高いと思います。

したがって、欧州の株式市場が本格的な調整に入ったとしても、日本市場は一時的な調整を行ったあとは再び上昇する可能性が高いのではないかというのが、今の日本市場に対するケンミレの第一のシナリオです。世界の好悪材料でも非常に高度で政治的な好悪材料が沢山ありますので、相場分析は非常に難しいと思います。

相場分析のキーは、いろいろな好悪材料に対しての「重みづけ」にあり、この重みづけを間違えなければ、大きな好悪材料が存在しているときほどチャンスが多くなることになります。

レポート担当:ケンミレ株式情報 森田 謙一


◆「熱狂」と「幸福」は違う(長谷川メルマガより)

2012年03月19日 11時00分36秒 | 

◆「熱狂」と「幸福」は違う

 人は、たびたび、「熱狂」と「幸福」を取り違えてしまうことがある
のではないか、と思います。

 たとえば、株取引に「熱狂」しているとき、そして、大きな利益が得
られたとき、人は、大きな「幸福感」を抱くかもしれません。

「やった。儲かった。やはり自分の予想通りだった。自分は相場の天才
かもしれない」
 にっこり笑いながら、こうつぶやくかもしれません。

 しかし、その「幸福感」は、果たしてホンモノでしょうか。
 翌日に、こんどは大損をすれば、幸福どころか、地獄に突き落とされ
たような気持になるのではないでしょうか。


 だとすれば、儲かったときに感じた「幸福感」は、本当の幸福ではな
く、一時の「熱狂」に過ぎなかったと言うべきはないでしょうか。

 ◆投資には中毒性がある

 株取引やFX取引を、もちろん、僕は否定しませんが、のめり込み過
ぎるのは、よくありません。

 たとえば、「朝から晩まで、相場のことしか考えられない」という状
態であるならば、それは明らかに「のめり込み過ぎ」です。
「損をしても損をしても、どうしても、やめられない」という状態であ
るならば、それも明らかに「のめり込み過ぎ」です。

 株取引やFX取引に、のめり過ぎたとき、それは、バクチに近いもの
になってしまいます。

 株取引やFX取引は、お酒やタバコなどの嗜好品とも、共通がありま
す。「中毒」になりやすく、いったん、はまったら、なかなかぬけられ
ないのです。


 やっている最中は、興奮とスリルと喜びを感じるかもしれませんが、
かならず、その反動や、副作用があります。

 

                 

 

「熱狂」と「幸福」なるほど・・・

昨年までの2年間の私、これに近かったかも・・・・

なんか・・・変だったんです、ずっと。

気持ち悪いというのか、違和感というのか・・・

これだったんだわ

 

株も為替も先物、プラチナも「幸福」になるためにやっているんですものね。

Dr.コパさんの格言「金に食われてはいけない」と同じ

「株取引に食われてはいけない」

 


FRBのドル資金供給が減少に転じる、市場環境改善=日経

2012年03月19日 08時51分48秒 | 為替

 

17日付けの日本経済新聞によると、FRBが世界の主要中央銀行に供給するドル資金の残高が減り始めた。NY連銀によると3月14日時点の残高は649億ドルで前週末に比べ9%減少した。
欧州危機の一服や米景気の持ち直しなどを背景に、市場環境が改善。金融機関が急いでドル資金を調達する必要性が薄れたためとみられる、と同紙は伝えている。