飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

大事なのは今のあなたじゃない

2007年11月05日 22時43分40秒 | 教育論
週一回のバスケットボールの自主練習に参加している。
これは通常指導しているミニバスの子どもたちの有志が集まって練習しているものだ。
強制ではない。
あくまでも今よりもバスケが上手になりたいと思っている子どもたちが集まっている。
自分から学ぼうとする意欲のあることが前提なので、吸収も速い。

集団には意識レベルということがある。
特にバスケットボールのような団体スポーツは個々の力がうまく調和がとれた状態で融合するとプラスアルファの力が発揮できる。
これは個人レベルでいくら頑張ってもできないことである。

この意識レベルがバラバラ、もしくは低い位置で固まっているチームは決して意欲は高まらないし、結果も残すことはできない。
集団の意識レベルを高めるのは指導者の役目である。
これは選手に任せようとしたり、学級で言えば子どもたちに任そうとすると、人間関係を悪くしたりする結果になる。
もちろん個々の意識レベルが十分に高まった状態で、選手に任せるケースはある。
それでも、常に指導者は目を離すことはしてはならない。
子どもたちを信じることと、放任することとは違う。

子どもたちはよく頑張っている。
学ぼうとする意欲にあふれている。

こんな言葉がある。

まず、自分の能力を超えたところにねらいを定めよう。
自分の能力の限界を無視しなければダメだ。
自分にはできないと思うことをやってみることにしよう。
自分が業界一の会社で働くには無理だと思うならそれを目標にしよう。
自分には会社の経営が無理だと思うなら、それを目標にしよう。
実際に自分がどうなりたいかという展望を具体的に描こう。
不可能なことは何もない。

saitani

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