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雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

関西3空港一体運営論と提案窓口

2008-10-11 04:32:23 | 大阪維新の会、橋下徹氏
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伊丹空港の廃止などと大阪の橋下さんが突如として言い出すものだから、関西三空港問題が再燃している。

『伊丹がなくなったら困る人は多いだろうな』などと漠然とは解るが、ちゃんと言ってみろと言われたら、こんなややこしい話をちゃんと整理して発言する知識も見識も持ち合わせていない。

ただ、こんな話は、ぶつぶつ言ってないで、大いに表でホンネをぶつけ合って議論すればいいのである。

昨日の朝日に
『3空港きしむ一体論』
『地元に募る不満』
『伊丹の扱い焦点』
などと出ている。
それぞれ今までの経緯や、お金の問題や地元の意見や、更には国と大阪と兵庫の立場などややこしいのだろうが、

橋下知事、村山関空社長、矢田神戸市長の3人は、
『3空港の一体運営を目指す。運営は関空会社に任せる』という内容で合意したようだ。
今後、兵庫県や経済界などにも呼びかけて協議する方向だと言う。
そんなに簡単に纏まるとも思わないが、いい方向だと思う。

関空と伊丹では圧倒的に関空が大きいのかと思っていたら発着回数も利用者数も殆ど一緒である。滑走路もいずれも2本である。
いずれにしても、若し橋下さんの発言で、こんな流れになったのだとしたら、それはいい流れであろう。



そんな橋下さんだが、このところ裁判問題などもあって、ちょっと逆風のようである。
少しそんな流れになると直ぐ反対論が頭を出す、関西州などとの関連での庁舎の移転問題も反対する人も多いようである。
賛成反対は何事にも付き物だからそれはいいが、その理由がわれわれを無視してマスコミに先に話したなどの手続き論が出ているらしいが、これは昔の政治スタイルである。
面子のために右や左に振れるのは困ったものである。




橋下さんの人気も一段落で、知事へのメールも減ったと言うので、それならと試しに一度出してみた。
実感としては、そこらの市とは違って『やはり大大阪である。』

まず様式があって、本題に入る前にいっぱい書かされる。
様式は、普通のメールと変わらない三木市などとは大違いである。
名前もフリカナがいるし、住所も二度書かされる。
肝心の、提言や文句を書き込む枠は小さい。リンクなどは貼り付けられない。
私のような年寄りが、よたよたと文章を打ってやっと出来上がったので、送付しようとすると、どうしても送れない。
なぜかと思ったら、打ちかけて30分以上経過するとダメなのである。

送れないので電話で窓口に聞いてみた。対応に出た女性はイタク丁寧である。
最近はいろんな市役所も電話の対応はよくなっている。
大阪府庁は丁寧だが、どうも何か違う。何にも解っていない。
今度、『箕面市に日本一若い倉田さんと言う市長が』と言っても、それを知らないのである。何を聞いても要領を得ないので、不思議に思って問い詰めると、民間の会社でもよくある専門の外注会社である。
要領を得ないはずである。そうか解った。ところであなた大阪かと聞いたら、場所は大阪である。
NTT西日本は、西日本なのに、こんな会社が仙台にあったりする。
どこかの会社は九州の島にあるとか。人件費節減対策である。
あれくらいの対応なら、大阪も島でやるほうが、経費節減になる。対応そのものは充分丁寧である。

最後はそんな話しをして電話を切った。
二度目は時間が掛からぬように文章をコピーして出そうとしたら、また送れない。文章は999文字までと来る。
この文句を言うには、提案様式で999文字以内に纏め、打ち出してから30分以内に送付ボタンを押さねばならないのである。


橋下さんは、どんどん新味を出してかっこいいし、私もファンの一人だが、提案メールの様式など、ここは旧い大阪である。
直接担当の課長さんなどと電話で話すのは至難の業なのだろうか?

ある大阪の一面が解ってよかった。何でもやってみるものである。
三木市の対応のよさを改めて再認識した。


橋下さんのTV発言

2008-10-03 10:00:20 | 大阪維新の会、橋下徹氏
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橋下さんがかって『たかじんのそこまで言って委員会』で発言した、
山口県光市の母子殺害事件の弁護団に関した発言は、実際に番組で聞いていた。

そのことで大量の懲戒請求を受けた弁護団が損害賠償を求めた裁判の判決が出た。
そして、橋下さんに800万円の支払いが命じられた。

朝日の社説は、いかにも朝日らしい社説を載せている。


橋下さんは、テレビのインタビューですっきりと謝りアタマを下げた。
彼のこんな謝り方は、なかなかいい。 これは運動部の謝り方である。
注意されたら兎に角頭を下げる。何にもないのに人が注意をしたりはしないのである。
悪いところがあるから上は怒るのである。 だからと言って、すべてが悪いわけではない。

然し、怒られたら素直に謝る。 みんな、なかなかこれが出来ないのである。


それなのに控訴する。
おかしいではないかと思われるかも知れぬがが、
この話は誤らねばならぬ部分と、もう一度他の方の意見も聞いてみたいという部分が混在しているように思う。
橋下さんは、そのアタマを下げねばならぬ部分についてテレビの前で、謝ったのだと思う。


世の中の普通の人は、あの弁護団は『ケシカラン』と思っている人が大部分なのだろう。
だから、あんなに沢山の懲戒請求が行われたのだろう。
ただ、マスコミのテレビという媒体を使ってと言われれば、『それもそうだ』と思うところもある。

裁判の判決のためにいろいろな方面からの検討がなされるのだろうが、
なかなかそんな難しいことはよく解らない。
こんな裁判が、若し新しい裁判制度の中で行われたら、どんなことになるのだろうか。

懲戒請求をした人は『ケシカラン』と思い、確かに弁護団は『ケシカラン』のだが、
『そのやり方』をテレビで教え煽動したのは『ケシカラン』というのであろうか。


いろいろと、難しいことである。
しかし、どう考えても、あの弁護団を応援する気持ちにはなれない。
『ケシカラン』一団であると思っている。

朝日の言う『弁護士資格の返上』は、あの弁護団の人たちにして欲しいと思うのである。

大阪は府も市も面白い

2008-09-20 04:22:44 | 大阪維新の会、橋下徹氏
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今年の1月31日、橋下さんが活動を開始したと同時に『大阪府&橋下徹氏』というカテゴリーを立ち上げた。

今まで22回大阪府や橋下さんに触れている。
その第1回目のブログ 『収入の範囲の支出をする』 でも、いろいろ感想を述べている。
至極当たり前の話だと思ったが、そのころは世の中一般、マスコミの論調もまだ反論や批判も多かった。
そのブログ、こんな風に書き出している。



『今度、大阪府知事になった橋下さん、こんな解り易いマニフェストを出している。

そんな中で「収入の範囲内での支出」と言い切った。
これが出来る、出来んといろいろ騒がしいが、まずそんなことよりも、「明確に言い切った」ことに大拍手である。
これで、方向、大方針は決まった。
そして、その言い方が極めて明確であり、やろうと意思が明確に読み取れた。
橋下さんは、これをやりきるだろうと思う。』

その後続けて、こんな風にも書いている。

『改革とは体質の転換である。
それをしないで、ちょっと改革の真似事の改善をしただけで改革と錯覚しているリーダーが多すぎる。
意識改革など、口先でかっこいいこと言わなくても、ドラスチックにやれば意識は自然に変わる。

リーダーに、確固とした方針と熱っぽさがあり、それをホンネで伝えれば、必ず追随する強い味方がいっぱいできる。
そして、いつかそれは、流れになる。流れ出したら、さらに大きな流れになるはずだ。

今年の予算で100%やりきる、魔法みたいなことでなくてもいい。
間違いなく実現するスタンスであればいい。
私は今、実現の方向に歩み出していると思う。

橋下さんの大局を見る目、視点の方向、スタンス、どれも間違っていない。
若いけれど、リーダーの資質、大丈夫で大阪も全国区になるだろう。』


半年たって、流れはヨミ通りになっている。
『学力調査の結果の発表』市町村単位で公表する。
これは普通の常識でそう思う人のほうが本来多いはずである。
然し、それは従来口にすること自体がダメだったのである。
流れの出来た今、正直に自分の意見で追随する市長が続出である。

最近、市長になったばかりの倉田さんがいる箕面市は公開を実施した。

多分、大阪はどんどん変わってゆくだろう。
知事も市長も、周囲や従来の慣習や仕来りなどに左右されずに、
自分の想いを、正直に行動で示せばいいのである。
人の考えることは、そんなに難しくややこしいものではない、元来素直で常識に近いのが普通である。



それを、自分たちの利益や組織や既得権を守るために、
『政治の世界では』  『この業界では』 『道路問題は』 などとと特別のように言いたがるのである。

そんなのは、みんな詭弁である。 『普通の常識』のほうが正しいのが普通である。
『収入の範囲内での支出』も『学力調査の発表も、調査をしたら結果は発表する』 至極当然のことである。

大阪は知事も市長も、面白くなってきた。

学力順位で思うこと

2008-09-06 07:26:22 | 大阪維新の会、橋下徹氏
昨夜はタイガースがまた負けムードだったし、
途中から 『第28回高校生クイズ』 なる番組を観ていた。

東海や開成、灘などのエリート高から3人の代表が出てクイズを争う番組だが、
考えられないほどの知識というか、アタマのよさである。
すべての問題が私などのレベルでは、、最後まで問題を読んでも答えられないのに、最初の部分だけで答えてしまうのである。
アタマも記憶力もいいが、カンもいい。

こういうのを学力というのだろうか? びっくりしてしまった。
ちなみに7000校の頂点に立ったのは、愛知の東海高で東京開成を下しての優勝だった。


こんな世界でも、順位をつければトップもあるし、最下位も当然出るのである。

全国学力調査で2年続けて下位だった大阪府の成績に、橋下さんが頭にきて、
市町村ごとの調査結果の公表を要請したようだ。
教育委員会には直接介入は出来ないのだが、知事の言うのも解らぬでもない。
当初は、反対しいた教育委員会側も、若干態度も変わってきたようである。

公表するのにどんな問題があるのだろう。
当然1番から最下位はあるのである。
現状の順位は結果として受け入れて、現状を改善する努力こそが肝要であると思う。

こんな知事の要請に、先日市長になったばかりの、箕面市長の倉田さんが応えている。
その通りだと思う。 正論だと思うので、是非ご一読をお奨めする。
その一部だけ抜粋すると、
『倉田哲郎は、実際に子どもたちと身近に接し、教育を実効的に担っているのは、府教育委員会よりも、むしろ、市町村単位の教育委員会だと感じています。
したがって、市町村単位の教育委員会の本気度・緊張感を高めていくことが、教育力の向上に直結すると考えます。
そのためには、「大阪府が全国と比較してどうか?」よりも、「箕面市が、全国や大阪府と比較してどうか?」ということを、自他ともに認識することの方が効果的です。』


兵庫県はどうなんだろう?
ちょっと調べてみたが、よく解らなかった。
倉田さんの仰るように、仮に兵庫県の順位が解ったとしても、あまり意味はない。
三木市がどうだとなると、興味、関心も湧く。

不祥事があって、その処分も発表された三木市の教育委員会だが、
三木市の教育水準はどうなんだろうか?
そんなに悪くないのではと、勝手に思ったりしている。

まず難しいと思うが、自主的に三木市の水準を、発表してみてはと思う。
先日は、飲酒運転で三木の名を汚したが、本職の教育ではちゃんとしていると言えればいいのだが。

こんなことは、知事が言わぬと、自主的には無理なのでしょうか?


教育委員会は、教育に携わっている世の指導的立場にある組織機関であるはずだが、
三木市に限らず、大分県でも大変なことである。
その汚名挽回のためにも、
箕面市に続いて自主的に本来の教育に熱心であることの証明に、熱心な市町村の教育委員会が追随しないものかと思ったりしている。

関西州

2008-08-24 04:30:07 | 大阪維新の会、橋下徹氏
道州制の議論は聞かれるが、そんなことが本当に現実になるのだろうか。
などと、のんびりと思っていたら、
大阪の橋下さんが府庁の移転問題との具体的な課題と絡ませて関西州の問題を取り上げたものだから俄然賑やかになってきた。

道州制で、関西州を調べてみたら、近畿2府4県ではなく、それに徳島も三重も福井も含まれているのである。

そんな広大な地域の中で、神戸や京都は反対しても大きな流れとしての州都は大阪だろうから、
今回のWTCビルが立地としてどうかと言うと、今の府庁に比べて非常にいい立地であると思う。


現地を視察した、橋下知事は 『大阪再生の光は見えた。もう決まり』と大乗り気のようである。
1.大阪府庁のWTC移転
2.伊丹空港問題
3.淀川左岸線延伸部の整備という3つの問題を絡ませたとか。

全体構想としては、賛成である。
こういう具体的な問題が出ることによって、道州制の議論も進展するだろう。

橋下さんが挙げた3つの課題のうち、1と3はいいと思う。
2の伊丹空港問題は、反対も多いのではないだろうか。

非常に難しい問題で、素人がわかる話ではないのだが、
それを承知で私見を言うなら、伊丹は残したほうがいいと思う。


今、問題となっている関西空港は、これは国際線が主体である。
ここの経営管理の問題はあくまでも国際対策として、世界を相手に考えるべきである。
現実に国内線の経営に掛かる比重が大きいのだとは思うが、これはあくまでも2次的対策であるはずだ。

これに対して、今の伊丹はあくまでも国内腺である。
国内の移動に関して、乗客が関空よりは伊丹を選ぶのはよく解る。
逆に言えば、それだけ立地がいいのである。
今仮に伊丹ー羽田で東京を往来している人たちが、伊丹をなくしたからといって関空にいくとはとても思えない。みんな新幹線に行ってしまうだろう。

別に、空港が3つは多いとも思えない。
ロス近郊の空港の数を見ても、そんなものである。
関西州が徳島や福井も地域構想に入っているのなら、余計に伊丹は必要だと思ってしまう。
関空はいかにも立地として遠すぎる。


それはそれとして、府庁の移転も大阪市との連携も是非進めて欲しい課題である。
何よりも、道州制というような大きな課題を思い出させてくれたし、マスコミにも今後 『関西州』 という言葉はたびたび登場するだろう。

日本の政治が面白くなりそうな課題であると思う。

橋下さんまたごっついことを

2008-08-08 04:35:46 | 大阪維新の会、橋下徹氏
昨日の夕刊に
『府と市合わせ東京に負けぬ財源』
『橋下氏、協議の方針』と出ている。


何のことかと中身を見ると、
府の管理職への研修会で、『広域的な行政と住民サービスのあり方について、府市の統合も念頭に大阪市の平松市長と協議していく方針を明らかにした』とある。

大体、こんな発想はいかにも目新しく、今までの政治家からは出てこない。
仮に発想としてあったとしても、周囲に気を使って発言などしないのである。

考えてみると、道州制はあたかも決まったように言われたりしている。
その一歩手前の段階みたいなものだから、こんな話は言われてみると、あっても別段不思議でも何でもないのである。

道州制は、中央集権からの脱皮だが、これは直ぐには出来ないから、言わしておけば霞ヶ関の中央は安泰であるとの官僚のヨミもあるとか誰かが言っていた。



もしホントに知事と市長がその方向で合意すれば、直ぐには無理でも、取り組みとしては具体的に進むと思う。
WTCビルへの府庁の移転を、「道州制も視野に入れて」と発言した、その一歩前段階の具体策としても面白いと思う。

これくらいのことをやれば、大阪も東京になめられずに西の大拠点の地位を復活できるかも知れない。

「それくらいの勢いで取り組みたいと語った。
そして6日の夜、やしきたかじん宅で平松さんと食事をしたことも明かしたという。
たかじんが吹きかけたのかも知れぬが、大阪らしくてざっくばらんなところがいい。
たかじんが一緒なら、どんな感じだったのかは容易に想像できる。


『橋下さん、また、ごっついことを』と思うが、
これくらい次々と、面白いことが出てくると末端も大阪から目が離せなくなるし、マスコミの注目度もさらに上がるであろう。

私も目を離さずに見守りたい。

大阪府庁のWTC移転案

2008-08-06 05:25:19 | 大阪維新の会、橋下徹氏
WTCの処理には大阪市は困っている。

大阪府は府庁の建物の老朽化で耐震補強を必要としている。その額も150億円と多額である。
いまさら、新府庁の建物を建設するなどは難しい。

同じ大阪府の中の話である。
大阪府庁のWTCへの移転案、これは面白い発想だと思う。
『過剰な設備を府と市で共有すれば大阪が強くなる』と評価する大学教授もいるようだ。

逆に『今までの検討はなんだったのか。議会軽視も甚だしい』と不満をあらわにする府議もいるらしい。
然し、これは従来型の旧い発想である。
橋下さんでなかったら、従来型の政治家ではなかなか出てこない発想である。
今までの検討が、古臭くてダメなのである。この案を従来の案に加えての検討の提案だから、大いに議論すればいいと思う。

縦型の組織の中ではとても考えられないことで、そんな枠を超えたところの自由な発想がトップダウンででてくるところが非常にいいと思っている。



そんな風に思っていたら、そのアイデアの背景として、こんな記事が出ていた。

『大阪市を訪れた橋下知事は、庁舎整備案の選択肢の一つとして府がWTCへ移転する案を平松市長に提示した。
WTCへ府庁移転を提案した理由について、
「関西州の州都を見据え、府市協調の象徴にしたい」としたうえで、
「移転が実現するには課題が多いが、関西州というゴールを設定すれば、それに向けて乗り越えられるのではないか。外資系ハゲタカファンドが買うのではない。市民、府民に後押ししてほしい」と話した。

一方、平松市長は
「乗り越えなければならないハードルを把握する必要がある。橋下知事が描く青写真は大阪市にとっても納得のいくもの。それに向けての努力をさせてほしい」とし、今後WTCについてのデータを府に提示していく方針を示した。』


タテ型の社会では、大阪府と大阪市などはそれぞれの立場からの主張を真っ先に言うのが普通である。
一般にこうした大きな強い組織体は仲が悪いのが普通で、協調する前に競リあってしまうのである。
誰かの面子や、根回しの不足など従来型の処理が横行する。

府民や市民は置いていかれてしまうことが多い中で、今回の提案は遠く道州制への移行も視野に入れて小さな枠に捉われない発想は流石橋下さんだと思う。

伊丹空港問題は、多くの問題点含みだとは思うが、
これは先人の政治家たちの負の遺産を後輩政治家たちが協力して、前向きに進める点でも画期的である。
譲渡金額などの細部こだわらず、トータルメリットを求めて、それこそ知事も市長も議員さんも『政治的決断』をすることが求められるのではなかろうか。

私は、大賛成である。
府民や市民の方々も是非後押しして欲しいものである。



大阪府の予算通るようですね

2008-07-21 04:50:40 | 大阪維新の会、橋下徹氏
大阪府の橋下知事が7月の臨時議会に提出していた08年度一般会計予算案は、削減幅18億円の修正で23日にも成立する見通しであるらしい。

『徹夜微修正に満足 橋下知事』と新聞の見出しである。

徹夜の18時間に亘る審議の中で40人の委員たちと論戦を戦わせた結果である。
大阪には何の関係もないが、2月以来橋下さんの発想とそのスタンスに100%共感して応援をしてきたので、自分のことのように嬉しい。

周囲の人に間違いなくやりきるだろうと思うと言ったら、
議会運営などに詳しい人ほど、ちょっと難しいのではないかというご意見であった。



今、夏の大会各地で予選たけなわであるが、
今回の大阪も快挙は、公立高校が並み居る強い私立の強豪を破って甲子園の切符を手にしたような『すがすがしさ』がある。

流石、ラグビーの運動選手らしい堂々たる前進振りであった。
おかしな政治慣習などものともせず、常識に基づいた戦法であったと思う。
府の職員の方もよくやったと思う。

お役所仕事などとよく言うが、最近の職員の方は大阪府に限らず優秀な人たちであるはずである。
それが、おかしな慣習や、前例のあること以外はやらないという旧態依然とした組織体質の中で眠ってしまっているのである。


行政に限らず、大きな組織になるほど動きが悪いのが一般的である。
一言で言えば、組織が機能するかしないかは、リーダー次第だと思う。
どんな組織でも、リーダーがちゃんと旗を振れば途端に動き出すはずである。
2月の時点で橋下徹は単なるタレント弁護士ではなく、立派なリーダーだと思った。

その通りになった。いよいよ予算が通って本番の甲子園の晴れ舞台での活躍が待っている。
大阪に限らず応援者は多いはずである。
その期待を裏切らない実績を残して欲しいものである。


大阪府政の対応ほか

2008-06-26 05:11:24 | 大阪維新の会、橋下徹氏
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最近は、大阪のこと、橋下さんのことが報じられぬ日はないほどに、大阪府政は報じられている。
予算案も組みあがって、橋下さんは100点満点と自己評価している。
昨日のテレビは東京の中央政界での橋下さんの動きを報じていた。

中央での評価も高かった。世間の評価も高いが、今後は議会対応などが注目される。


橋下さんのスタートは確か2月1日である。
知事の正式就任はもっと後である。

4ヶ月で大阪は変わった。注目度は全国区になった。
はじめから一貫して基本路線や対応のスタンスを評価してきたが、一番言いたいのは、『そのスピード』である。

私自身はずっと、今の世の中は半年で出来ないものは何年かかっても出来ないと思っている。
何ごとでも半年もあれば目途は立つ。なのに、世の中では一向に動かないところもある。
4ヶ月で大阪のイメージは変わり、府民や一般の注目度も一変した。



イメージについては、基本的に『イメージ総量が乏しい』ところでは具体的な対策は難しい。
一般にイメージにいい悪い以前の『イメージがない』状態なのである。
発信量が少なかったり、情報の質が低かったり、発信する先を間違ったりすると、イメージとして蓄積されないと言うことを知るべきだと思う。

人々が関心を持ってくれることは、励みにもなるしそれは後押しになるのである。
情報発信はそういう意味でも『基本的戦略として位置づけての対応』が大事だと思う。
下手に対応してもお金だけは同じように掛かるが一向に効果は上がらないのである。



大阪府政』で検索してみた。
Yahooニュースを筆頭にずらっと並ぶ。世の中の関心の高さが伺える。
橋下さんの動きもさることながら、『情報戦略』自体が一変した。少なくともアマチュアのレベルではない。専門家がついているのだと思っている。



地方行政に関心を持つようになって、住んでいる三木市にも、武雄市や近隣の市などの関心を持つようになった。
大阪とは比べようがないとは思うが、普通の市への関心度はどんなものか。

武雄市政  やはりいろんなところが関心を持っている。

三木市政  残念ながら、注目度も低い。市のホームページなども出てこない。

近隣の、小野市、加西市、明石市などはどうか。

小野市政
加西市政
明石市政

Yahooで検索してもほぼ同じ結果が出る。
ここに現れているのは客観的な評価と言うか、今の現状なのである。
情報発信量と基本的な質などの結果が現れていると見るべきだろう。
また、Google、Yahooなどの検索サイトが並べる順番はどういう基準なのかは兎も角、評価の高い順に並んでいると言われるので、行政側も情報発信の基本戦略を持って望むべきでだと思う。

今の時代の末端は、広報紙などの内輪に向けられるものや、遅いニュースの価値などは落ちているのだと思う。
常に外は勝手に評価するのである。この流れは止めることは出来ないのだという認識を持つことが一番である。
いずれにしても、末端がその対応を厳しく評価する時代であることの認識が必要である。
対応さえ間違わなければ遅れなど直ぐ取り戻せる。アレだけダメだった大阪が様変わりである。

トップや企画と名のつく部門の対応こそが問われている。

橋下さんの言葉

2008-06-17 04:18:46 | 大阪維新の会、橋下徹氏
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大阪維新プログラム案が纏められた。

個人的にこのような企画案の纏めには興味があるので、見せて貰ったが『よく出来ている』と思う。
項目は次のような形で纏められ府のホームページで纏められている。

1 「大阪維新」とは
2 「大阪維新」の3つのミッション
3 改革の基本姿勢
4 財政再建(財政再建プログラム案から抜粋)
5 政策創造(重点政策案から抜粋)
6 府庁改革
7 大阪発の“地方分権改革”
8 国への提言と働きかけ
9 「大阪維新」の先にあるもの




橋下さんの支持率は80%と非常に高い。
私は大阪府民ではないが、スタート以来一貫して支持している。


支持する理由の一つに、『正直』『素直』『本音の言葉』がある。
自分の想いを自分の言葉で素直に語っている。
間違いなく本音であることが読み取れる。


以下、このプログラム案に対する 『部長等意見交換会』会議での知事のコメントである。
こんな風に素直に褒めて、素直に感謝されるとこれをやった人たちも気分がいいに違いない。

【橋下知事】
まだゴールではないが、就任して4ヶ月間で、この「大阪維新」プログラム案)をまとめてもらい、感謝。
隅から隅まで精査させて頂いたが、本当にここまでよくやってくれたという思い。府庁に入るまで色々な民間企業等見てきたが、仕事の出来、早さと質、いざという時の力の発揮など、いまだ見たことのない組織。
これから議会もあり、まだまだ、この内容が承認された訳ではなく、これからスタートではあるが、ここまで案をまとめてくれたのは、改革PT、重要政策PTを始め、各部の職員の皆さんが一丸となって取り組んでいただいた賜物。本当に感謝。

このプログラム(案)については、これから皆さんのご協力のもと、私が議会と議論する中で、実現していかなければならないが、大阪が変わると確信。
21年度に向け、府域内の市町村でも取り組むと聞いており、21年度に向け、大阪が大きく動き出す。
この(案)を実現するため、ぜひ引き続きよろしく。


会議の中の知事だけの発言を抜粋したが、言葉の中に自分の想いと感謝の念が伝わってくる言葉だと思う。
一般に政治家の言葉はどうもよそ行きの、政治家の言葉で語られることが多い。
どうもしっくりこないのである
橋下さんの言葉は、テレビタレント時代と全然変わらない。
普段の言葉だし普通の言葉である。


このような素直な発言が、80%の支持率に繋がっているのだと思う。

昨日も、「たかじんのここまで言って委員会」に出演し持論を展開していたが、流石弁護士で弁が立つこともあるが、言っていることに『ウソが感じられない』のがいい。

三宅先生でなくとも『よくやっている』と感じさせるものがある。
従来の政治家になかった、『政治臭のない』普通の人の発言だと思う。

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大阪維新プログラム案

2008-06-06 08:01:17 | 大阪維新の会、橋下徹氏

大阪府の橋下さんがマニフェストを出して、大阪府政の改革宣言をした。
その考え方に共感して、今年の1月30日、私はブロのなかに新しく「大阪府&橋下徹氏』と言うカテゴリーを造って応援することにした。

100%橋下さんの考えに『共感』したし、改革の何たるかが、ちゃんと解っていると思ったからである。

それから、たった4ヶ月で大阪は変わった。
今朝の新聞は一面トップで、テレビのどのチャンネルも大阪維新を取り上げている。


1月末に、思った通りの方向に進んで、私自身も大満足である。
1月の時点でこんな風に書いている。抜粋してみると、



『今度、大阪府知事になった橋下さん、こんな解り易いマニフェストを出している。

そんな中で「収入の範囲内での支出」と言い切った。
これが出来る、出来んといろいろ騒がしいが、まずそんなことよりも、「明確に言い切った」ことに大拍手である。

これで、方向、大方針は決まった。
そして、その言い方が極めて明確であり、やろうと意思が明確に読み取れた。
橋下さんは、これをやりきるだろうと思う。
今すぐ、今年の予算でそれが出来るかどうかは、問題ではない。
どんな対応をするかである。

節減もいいが、節減ではまずダメである。
幾つ止めれるかに掛かっている。不要なものを探して止めたらいいのである。
改革とは体質の転換である。
大阪を変えようと言う意識が、極めて明快である。

人を減らすにしても、組織を潰して人を減らすのと、
組織そのままで人員減をするのとではその意味するところ180度違うのである。

リーダーに、確固とした方針と熱っぽさがあり、それをホンネで伝えれば、必ず追随する強い味方がいっぱいできる。
そして、いつかそれは、流れになる。流れ出したら、さらに大きな流れになるはずだ。

今年の予算で100%やりきる、魔法みたいなことでなくてもいい。
間違いなく実現するスタンスであればいい。
私は今、実現の方向に歩み出していると思う。

応援をすることに決め、新しいカテゴリー「大阪府&橋下徹」を造った。  
橋下さんの大局を見る目、視点の方向、スタンス、どれも間違っていない。
若いけれど、リーダーの資質、大丈夫である。   』


間違ってなくてよかった。
この大阪維新プログラムについて、ずっと橋下さんを応援するスタンスの前鳥取県知事の片山善博慶大教授は、
『国と議会といったウルサイところが手付かずになっている。うるさいところを素通りして、ものを言い易いところに負担増を求めている印象だ』と感想を述べている。

確かに、議会には責任の一端が間違いなくある。
今後の審議もさることながら、今までの責任についても痛感して、大阪をいい方向に変えるよう自らのスタンスも変えるべきだろう。



丁度、どの自治体も議会に時期である。
三木の議会を2回だけ見たが、『議会』と言うより『儀会』といったほうがよく似合う『儀式』のような議会であった。

大阪のような議会なら『傍聴しようか』と思うが、
失礼ながら『見に行く』と表現したくなる内容であった。


大阪府財政再建案

2008-05-17 03:52:56 | 大阪維新の会、橋下徹氏
大阪の財政再建案関連のニュースが連日報じられている。

私は橋下さんが立候補以来一貫して橋下さんの意見の支持者である。

その理由の第一は直感的に『この人には乗れる』『この人は大丈夫やれる』というひらめきと言うか『カン』である。
現役の時以来、直感的な『カン』は大事にしてきた。

あまり『はずれた』ことはない。
殆どの人が成功している。

物事に成功する人はみんな『何かを』持っているのである。
その何かを見抜くのは『理屈』ではなくて『カン』である。

最近の人で言えば、『樋渡さん』 『そのまんま東』 『日航の社長さん』 
もっと身近な人で言えば 『どこ竹の堀池さん』 『ひょこむのこたつねこさん』
『ミニSLの内山さん』
二輪業界で言えば 『大阪の船場さん』 『鈴鹿のツインサーキットの斉藤さん』 『忍者の伊藤さん』 『インターナショナルトレードの村島さん』などなどいっぱいいるが、みんな初めて会った時の第一感が当たっている。




橋下さんも『第一感』が特にいい。『ホンモノである』

加えて、その後明らかになってきた橋下さんの発想の仕方、物事の進め方が、
『目標実現できる』まさにその方向に向いている。

現状認識が確かなのであるである。
ベースは『今大阪は破綻しかけている』
『破綻してしまえば、ノーチャンスである』
『破綻を止めることが最優先課題である』



文化人による『大阪の文化論』がある。
確かに文化は大事である。
然し本当に文化を守りたいのなら、守りたい人たちが集まって守る努力をすればいい。そんなに大した額ではないのである。

それをこの時期に、府民全員が負担する税金でと言うのはおかしい。
守らねばならぬのは文化より先に府民の生活である。
生活の基盤があって初めて、その上に文化は成り立っているのだと思う。



自民、公明などの府議会の人たちがPT案に対案を出している。
『歳入確保を増やして』という方向である。
これに対して橋下さんが報道陣に『一時的な歳入確保よりも削減効果が来年度以降も持続する施策の見直しが必要だ』と語ったという。

『一時的な改善で数字合わせ』をするよりは『構造的な改革』をすべきと言っているのである。

当然である。
『止める』ということは難しいが、それは構造が変わり『体質が変わる』ということなのである。
そのことがちゃんと解っている。

それとは別に歳入確保が出来るなら、それを数字合わせではなしに改善策としてやればいいと思う。



テレビで宮根さんが言っていた。
大阪のイルミネーション計画20億円について、反対意見も多いが、
『橋下さんは、その金を税金で出すのではなくて多数の市民の善意で賄うような方向をーーー』と言われたとか。

仮に1000円の寄付を100万人の府民から集めれば10億円である。
全て府民が負担でもなく、これをベースに企業、行政が協力するなどの方向は正しいと思う。


このような発想の仕方が、独特で応援したい気持になるのである。


橋下府政どう見ますか

2008-05-16 05:10:03 | 大阪維新の会、橋下徹氏
こんな新聞の特集があった。

知事直轄のプロジェクトチームは今年度だけで1100億円の歳出削減をする方針を示した。知事は庁内の意見も踏まえ6月上旬を目途に最終案を発表する方針のようである。

当然のことながら賛否両論がある。
今回6人の有識者の意見が載っている。
バランスを考えてであろうが3人が賛成、3人が批判的である。

新聞に書かれている見出しの通りご紹介すると
まず批判的と思える意見の方は

道浦母都子 歌人   『削減対象には大阪の宝も』

香山リカ 精神科医  『「ギリギリ」にメス説明必要』

藤本義一 作家    『時間をかけることも必要』

である。


積極的な擁護派の意見としては

堺屋太一 作家    『財産と未来がかかっている』

本間正明 近大教授  『渋滞破るラストチャンス』

小池俊二 大阪商工会議所副会頭
           『出だし良し改革持続して』


私は勿論賛成である。
ここは3:3だが、多分世論は圧倒的に賛成だと思っている。

それだけに、このような批判をする『文化人?』の意見を聞く度量ももって欲しい。
然し、結論は『果敢に』『明確に』行なうべきである。
今の時期、まさに『ラストチャンス』であると思う。

破産してしまったら、それこそ根こそぎダメになる。
時間をかけたり、納得するまで説明したり、することも不可能になってしまう。
『大阪の宝』は、それぞれ人によってその価値は違うと思う。

6月には、橋下さんは『いい判断』を下すだろうと期待している。


それにしても、短い期間に大阪を見る目が変わりましたね。
これが今の『最大の成果』だと思います。
こんな特集があること自体、『橋下府政の成果』です。


橋下さん3ヶ月

2008-05-05 04:33:23 | 大阪維新の会、橋下徹氏
橋下さんが知事になって3ヶ月経った。
3ヶ月で大阪は変わった。劇的な変わり方である。
4年の任期の半分ぐらいを準備期間のような感じで過ごしてしまう従来の行政と完全に『差別化』されている。

3ヶ月という短いと思われる期間でもいろんなことが出来ることを実証している。
企業でいう『パブリシテイ的』な手法で、マスコミが結果的に大いに追い風になっている。

武雄の樋渡さんもそうだが、『広報が解っている』人の強みである。
行政のリーダー諸氏もこんな手法を真似ればいいのだが、樋渡さんの言うように、『奇人、変人』でないとムリなのかなと思ったりする。
そういえば、小泉さんも『奇人、変人の典型』である。



朝日に、渡辺哲哉、斎藤利江子記者 のこんな記事が出た。
結構長い記事だが、抜粋して並べてみた、そしてその感想を一言。


『幕開けでは観客の心をぐっとつかんだ座長公演。これからの筋書きは――』
 座長が座長らしい主演ぶり、これからもオモシロいこと請け合いである。

『「まだ、かき乱しているだけ」就任3カ月の感想に 』
 かき回す術さえ解らぬリーダーが殆どです。

『橋下知事の真骨頂は膨大な情報発信量。過激発言で議論を巻き起こすこともたびたびだ。 』
 今の世の中と、末端の心理が解っている。計算も出来ている。

『プロジェクトチームと、との議論も全面公開。職員同士の議論の様子がその日のうちにニュースで流れた』
 正直さと迅速性がウリです。それは末端に解り易い。

『積極的な情報公開の理由を「独裁者的な知事職を、民主的にコントロールしてもらうため」』
 そんな気にさせる発言の巧みさ、流石弁護士出身。

『知事あてのメール数の多さ、連日100通近く最高記録は483通。』
 この数は、確かに多い。関心度の表れか。
 
『ハイヒールリンゴさんは「私たちの声が届くような身近さがある」
デーブ・スペクターさんは「バトルが面白くてしょうがない」 』
 庶民、末端はみんなそう思っている。

『知事になっても視聴率がとれる。朝日放送、生出演時に平均10.4%、「明らかな橋下効果」と満足顔。
 マスコミも利用、知事も利用。

『反響の大きさは政策への支持。分かりやすい言葉は若者世代の共感も。』
 従来の政治家の言葉は、死語に近いと思います。想いが伝わらない。

『泉佐野市の市長を訪ねて「制度の変革は皆が関心を持っているこの時期を逃してはいけない」と語りかけた。橋下劇場の裏にはしたたかな計算ものぞいている。』
 戦略的発想には計算は当然です。要は末端の心が読めるかどうか。


一言で言うと、『広報戦略の成功』である。

『広報』=PR=パブリックリレーション=『いい人間関係の構築』。
『広報』とは単に広く報ずることではないのです。

『広報戦略』が上手に出来る人は、民でも官でも成功する。
橋下さんも、樋渡さんも、東国原さんも、小泉さんもみんなそうです。


福田さん? まともすぎますね。 『奇人変人』とはとても言えません。




情報開示、透明度日本一を目指して

2008-05-01 17:57:24 | 大阪維新の会、橋下徹氏
大阪が面白い。
大阪の情報を集めるようにしている。
読んでいてよく解るし、『ウソがない』『造られたところがない』のがいい。

メールマガジンに情報開示についてこんな風に紹介されている。
要点のみご紹介する。



透明度日本一

 知事は独裁者、と思うことがよくあります。
 私の独断で何でも決定するのは危険だと思い、民間企業の取締役会のような意
思決定機関を置けないか検討しましたが、法的にできないと判明。
 
そのためには、府自らが、これまで以上に府政の情報を積極的に公表していく
ことが重要。今の取り組みを少し紹介します。

 
一つ目は、大阪府ホームページで、府民の皆さんが知りたい府政情報を分かり
やすく、迅速に公表すること。
 
二つ目は、各種団体との協議プロセスを公開すること。
 
三つ目は、予算編成の過程を公表していくこと。
 
さらに、府が意思形成をする過程における議論や意見交換もどんどん報道機関
に公開していきます。
 
目標は、“透明度日本一”。

府庁内でどのような議論がされているのか、包み隠さず公表します。


要約すると以上である。

何度かこのブログでも取り上げたが、ホームページは非常に中味が面白い。
少なくともニュースで聞くよりは面白いし、よく解る。


今回これに加えて、
府民の皆様との情報の共有に向けて『府政情報の公表』と言うページを新たに造った。

これくらいやると、『透明度日本一を目指して』と言われても納得する。




今日送られてきたメールマガジン、その中から一部抜粋しました。

『財政再建プログラム試案について、
改革プロジェクトチームと担当部局との議論が始まっています。担当部局からは前向きな制度変更の報告が、知事室へ次々と上がってきています。

府庁は、エネルギーで満ち溢れています!

  
知事に就任して、もうすぐ3か月。
弁護士時代は、目の前の依頼者の利益を第一に仕事をしていました。

今は、本当に多くの人、そして、大阪の将来を見据えて仕事をしなければなりまん。
 
880万府民全員と会い、意見を聞くことは不可能ですので、
これからも、府のホームページなどで、改革の進捗状況について、どんどん情報公表していきます。』


エネルギーで満ち溢れていますと言える自信、素晴らしいと思う