★ 「マイナンバーカード」が話題である。
もう一つ人気がなくて、国民の半分しか持っていないようだが、
保険証との一体化だとか、2万円分のマイナポイントを貰えるとか、
政府もいろいろな対策で大変である。
我が家では「マイナンバーカード」が発行されると同時に
作るだけは作ったのだが、現実に使ったことは1回もなく、
どこかの引き出しに眠っていただけである。
いま話題になってるし「2万円分のマイナポイント」も貰えるなら貰おうと
その手続きに三木市役所に行ったのは半月ほど前のことだった。
★三木市役所の中ではこんな「マイナンバーカード臨時窓口」が出来ていて、
カードを創ろうとする人たちがいっぱいだったし、
「2万円分のマイナポイント」を貰うのも、いろんな手続きが要って
そんなに簡単ではないのである。
その日は手続きにナニが要るのかを聞いただけで戻ってきた。
★ そして昨日は、「マイナポイント」を貰うために必要なカード・預金通帳などを揃えて「暗証番号」もチェックして、
市役所がスタートする5分前の8時25分ごろに到着したら、
流石に窓口では一番でスムースに手続きを終えて戻ってきたのである。
手続きと言っても掛かりの方の質問に答えるというか
既定の登録様式に登録するだけのようで、名前や住所など入れるたびに
「暗証番号」をこれは自分で入れるだけのことである。
一連の様式に登録出来たらそれで終わり。
マイナポイント2万円分は、
●カードを作ったら 5000円
●健康保険証としての利用申し込みで 7500円
●公金受け取り口座を登録したら 7500円
計 20000円
ということになっていて、もう一つよく解らないので、
家に戻ってから市役所の係の人に電話して聞いたのだが、
その説明を聞いてももう一つよく解らないというか、
係の人もそんなに解っているようには思えなかった。
★ 私の場合は、あるスーパーのカード登録をしたのだが、
そこの「窓口」の人にもう一度、具体的に聞いてみようと思っている。
「公金受け取り口座の登録」で7500円分などとあるので、
そのために預金口座を登録したのに、そこに振り込まれるわけではないようで、
この預金口座は、将来何らかのお金を振り込むことがあるかも知れないというようなことのようである。
ネットにもいろいろ書かれているが、
それを見てもよく解らない。
89歳だが、「そんなにボケてもいない」と自分では思っているのだが、
この「マイナポイントのシステム」をちゃんと理解できる人が普通で、
私の場合は、やはり「ボケはじめているのかな」と思ったりもした。
★マイナンバーカードを創った人は、まだ国民の半分以下だというが、
こんな解説文が載っていたので、ご参考までに添付しておくことにする。
これは結構丁寧に説明をされているが、
お読みになってもなかなかすんなりとは理解出来ないのではと思ったりもする。
政府は、マイナンバーカードの普及策として、買い物などで使える「マイナポイント」を、最大2万円分付与することを決めた。
「どうすればもらえるのか」と、役所の窓口には問い合わせが相次いでいるという。
発端は、先の衆院選前に公明党が掲げた公約「新マイナポイント」でした。
マイナンバーカードに一律3万円分のポイントを付与する、というものでしたが、バラマキ批判もあって、自民党との与党協議で2万円に減り、さらに「3段階方式」に修正されました。
3段階とは
①新たにカードを作った人に5,000円分
②カードを健康保険証として使う手続きをした人に7,500円分
③マイナンバーと預貯金口座とのひも付けをした人に7,500円分――で、
合計最大2万円です。
ここで問題になったのが、「既にマイナンバーカードを作っていて、保険証の手続きも、口座との紐づけもしている人は、何ももらえないの?」ということでした。率先してやった人が不利益を被るのはおかしいという疑問で、もっともですよね。
ただ、申し込んだ人は分かると思いますが、手続きが結構面倒です。
クレジットカードやICカード、スマホ決済など、ポイントを受け取る方法を登録して、しかも即5,000円分もらえるわけではなく、電子決済で合計2万円分のチャージや買い物をすれば、5,000円分のポイントがもらえる仕組みです。
1万円しか使わなければ、半分の2,500円分しかポイントは付きません。まだ決定ではありませんが、おそらく今回も同じ仕組みになるはずで、パソコンやスマホを持っていない人や操作が苦手な人は、手続きに苦労することになると思います。
次に保険証としての利用ですが、これも今年3月から利用登録が始まっているので、既に登録した人もいますが、こちらはこれから登録する人と同じく、新規登録者の扱いになるはずです。
しかもどうやら、買い物やチャージで使った分の還元ではなく、登録した電子決済システムに直接7,500円分のポイントが付与される見込みです。マイナンバーカードを保険証として使うメリットは、転職したり、引っ越して住所が変わったりしても、変わらずに保険証として使えること、服用した薬や検診の情報が簡単に確認できることなどです。
ただ、その便利さは医療機関側のシステムが整うことが前提ですが、全国の病院や薬局でマイナンバーカードに対応するシステムを導入しているのはまだ7%ほどにとどまっています。
最後に預貯金口座とのひも付けですが、実はこれは3年前から始まっていて、カードを作っていなくても手続きできるので、既に登録している人も少なくありません。
国は、金融機関側には3年前から預貯金口座のマイナンバー管理を義務付けています。ただ、利用者、国民の側には抵抗感が強くて義務化されていないので、金融機関が利用者にマイナンバーとのひも付けを求めるのは、まだ口座開設の際などごく一部にとどまっています。
ですから、国はこれを進めたくて、既にマイナンバーカードを持っている人も、これから作る人も、この機会に預貯金口座とマイナンバーをひも付けたら、7,500円分のポイントをあげますよ、というわけです。
3つはそれぞれ別の制度ですから、どれを選ぶか、あるいはどれも選ばないかは、私たちの自由。例えば、口座とのひも付けは嫌だと思う人は、その他2つだけ申請するという選択もあります。
ただ、多くの人が一番知りたいであろう「申請はいつから始まって、ポイントはいつからもらえるの」といったことなど、詳細はこれからです。
ひとつ確実なのは、どのポイントを申し込むにしても、マイナンバーカードは必要なので、まだカードを持っていない方は、手元に届くまで1か月はかかりますから、カードの申請手続きは早めにやっておいたほうがいいでしょう。
今回のポイント付与で、まだ4割弱にとどまっているマイナンバーカードの普及率がどのくらい上がるのか、そこも注目です。