雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

関西州

2008-08-24 04:30:07 | 大阪維新の会、橋下徹氏
道州制の議論は聞かれるが、そんなことが本当に現実になるのだろうか。
などと、のんびりと思っていたら、
大阪の橋下さんが府庁の移転問題との具体的な課題と絡ませて関西州の問題を取り上げたものだから俄然賑やかになってきた。

道州制で、関西州を調べてみたら、近畿2府4県ではなく、それに徳島も三重も福井も含まれているのである。

そんな広大な地域の中で、神戸や京都は反対しても大きな流れとしての州都は大阪だろうから、
今回のWTCビルが立地としてどうかと言うと、今の府庁に比べて非常にいい立地であると思う。


現地を視察した、橋下知事は 『大阪再生の光は見えた。もう決まり』と大乗り気のようである。
1.大阪府庁のWTC移転
2.伊丹空港問題
3.淀川左岸線延伸部の整備という3つの問題を絡ませたとか。

全体構想としては、賛成である。
こういう具体的な問題が出ることによって、道州制の議論も進展するだろう。

橋下さんが挙げた3つの課題のうち、1と3はいいと思う。
2の伊丹空港問題は、反対も多いのではないだろうか。

非常に難しい問題で、素人がわかる話ではないのだが、
それを承知で私見を言うなら、伊丹は残したほうがいいと思う。


今、問題となっている関西空港は、これは国際線が主体である。
ここの経営管理の問題はあくまでも国際対策として、世界を相手に考えるべきである。
現実に国内線の経営に掛かる比重が大きいのだとは思うが、これはあくまでも2次的対策であるはずだ。

これに対して、今の伊丹はあくまでも国内腺である。
国内の移動に関して、乗客が関空よりは伊丹を選ぶのはよく解る。
逆に言えば、それだけ立地がいいのである。
今仮に伊丹ー羽田で東京を往来している人たちが、伊丹をなくしたからといって関空にいくとはとても思えない。みんな新幹線に行ってしまうだろう。

別に、空港が3つは多いとも思えない。
ロス近郊の空港の数を見ても、そんなものである。
関西州が徳島や福井も地域構想に入っているのなら、余計に伊丹は必要だと思ってしまう。
関空はいかにも立地として遠すぎる。


それはそれとして、府庁の移転も大阪市との連携も是非進めて欲しい課題である。
何よりも、道州制というような大きな課題を思い出させてくれたし、マスコミにも今後 『関西州』 という言葉はたびたび登場するだろう。

日本の政治が面白くなりそうな課題であると思う。
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