こんなに文句を言われて耐えるのは大変だと思う。
それに耐えて、初志貫徹するのはもっと大変である。
個別の市長村がその補助金や、廃止候補の施設がその存続を訴えたいのは当然であるとは思うが、
より大きな見地での大阪に対する、或いは行政の『発想や行き方に』に対してどう思っているのだろうか。
あのニュースを見て、府民からの反応はその殆どが橋下さんに味方したようである。
府民たちは個別問題よりはより大きな流れの変更に賛意を示しているのだと思う。
そういう意味で末端は良く見ていると思う。
今の大阪の方向は、誰が見ても従来の行政を改革しようという意気込みが感じられる。
『従来の行政のやり方』はどう考えてもおかしい。
『裏金』一つを見ても、その対応の仕方を見ても、普通ではないのである。
そんな状況を、改革しようとせずに『ただ困る、困る』では末端は納得しないのだと思う。
橋下さんの涙は、自分の言葉に対する感涙であることは誰が見ても明らかである。
いろんな発言をした市長たち、発言の内容があまりにもお粗末である。
あんなことでは小学生のいじめ問題など言えないのではないか。
典型的な『いじめの構造』である。
少なくとも首長である。反論でももっと次元の高いところからのものであって欲しい。
府民がこんなに多く賛意を示すのに、市町村長の中に賛同者がいなかったのは何故だろう。
その辺が不思議である。