No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

Fed Cup ロシア優勝!

2004-11-30 00:54:35 | テニス観戦
おめでとう~。

ロシアチームキャプテンのShamil TARPISCHEVさん、采配大当たり!!
フランスチームキャプテンのGuy FORGETさん、今回は残念でした。

いつもフォルジェさんの采配には、フェド杯でもデ杯でも「ほお・・・はあ~」というような人を惑わすようなところがあり、それでいてしっかり勝つという印象があります。「ギ・マジック」とでもいうのでしょうか?今回はアメリーとマリー抜きという圧倒的不利の状況で、2勝は私は予想外でした。もっともゴロビンは伸び盛り、デシーはああ見えて(?)トップ10を食うテニスを見せることも多いし、ロワだって粘る粘る・・・だし、マリオンだけはテレビでも見たことないので印象ないのですが、とてもポテンシャルの高いチームだと思います。

一方ロシアチームは・・・。タルピスチェフ(?)さんもまた、デ杯、フェド杯を征したキャプテンとなったのはよかったのですが・・・。記事は読んでなくて写真しか見てないのですが、なんだかあまりチームに元気がないような。2日めの第一シングルス対決でナスチャが勝利してきた時のロシアチームの写真と、第二シングルスでゴロビンが勝利してきたときのフランスチームの写真を見比べるとそういう気がしました。写真だし、たまたま、そういう瞬間というのはあるのでしょうが。
・違い1:勝者への祝福
ロシアチームは「まあ、よかったわね。」くらいの祝福に見えますし、フランスチームは「やったー、よかったよお!!」くらいな祝福に見えます。
・違い2:欠席者の様子
フランスチームを祝福する人の輪の中に、マリーさまがいらっしゃるように見えます。ロシアチームを祝福する人の輪の中に、デメは当然居てません。まあ、マリーさまはメンバーに選出されながら欠場、かたやデメは選ばれなかったんだから、来る理由もないのですが。
・似ている点?:おすまし姿
ロシアチームでは、スベたん、今回は調子でなかったようですが、フェド杯掲げるときもなんだかむっつりスベたん・・・。さあさあ、ちょっとは笑って笑って~・・・って、笑えないよね、スベたん悔しいんだね・・・。
フランスチームのベンチの様子を捉えた写真、マリー、ナタリー、エミリーは立ち上がっての大声援。あの~マリオンさーん。座っておすまししている場合ですか??
あ、マリオンとスベたんって、2001年の大阪スーパージュニアに来た2人ですね。2人とも、SFで負けてるし!!こんなところでも「おすまし」な2人には共通点が?!

話が大変それましたが、まあ、ある数枚の写真見て、勝手なことを想像しているだけでございます。
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最近のテニス雑記

2004-11-28 23:55:25 | テニス観戦
ATP TENNIS MASTERS CUPも終わって、すっかりオフシーズンモード・・・ってフェドカップ決勝思いっきりやってますけど。

・Fed Cup Final:試合は最終試合のダブルスにもつれています。(現在試合中)ロシアは予定していたリホツェワ・ズボナレワではなくミスキナ・ズボナレワでした。この采配、意外でした。私はリホツェワ・クズネツォワでくると思っていましたので。おそらくスベたんがシングルスで2敗でしたのでスベたんダブルス案が却下されて、その却下とともにリホさんも起用せず、シングルスで2勝のナスチャが出てきたのでは、と、勝手な想像をしています。ナスチャのシングルス2勝はさすがです。こういうところがデメさんとは違うのか?って、土俵にも上がってないデメのことをこういうふうに言ってはいけませんね。

・Fed CupのSemiFinalの時、ロシアチームを舞台にしたゴシップ話(?)が載っていました。「マリア・シャラポワがチームに入るなら、あたしはフェドやめとくわ。だって、あの子のお父さん、ありえない!」というやつ。ロシアチームのコーチ(?)のラリサ・ネーランドさんとナスチャがそういっていました。ラリサといえば、一時期(?)リナ・クラスノルツカヤさんのコーチしていたと聞いたことありますが、一体どんな人なんだろうねえ。で、当のマリアはフェドに出たいんだろうかねえ・・・。
・WOWOWをつけたら、テニス番組をしていた。そういえば、WOWOWからのメルマガにそういうことが書いてあったと思い出した。杉山さん、浅越さんをゲストに迎え、WOWOWテニス番組チーム(ダバディ、進藤さん、遠藤さん、柳さん)が出ていた。どうやらWOWOW無料の時間帯で、加入者を増やす番組宣伝が主旨の番組だった。見るつもりなかったのに、ついつい見てしまった。
一番傑作だったのがロジャー・フェデラーさんの全米後のインタビュー。字幕に「私はロジャー・フェデラーです」と出ているのだが、その名前のところがピンク色になっている。「ん?そうか、このテレビ局、ずっと「ロジェ・フェデレ」と表記していたからか。」と思っていたのだが、インタビューが終わってからスタジオにカメラが切り替わり「本人がそうおっしゃっているので、今後はWOWOWではロジャー・フェデラーとお伝えしまーす。」と言うではないか!!!あははは・・・ひひひ・・・。
最後に不安に感じたのが、この番組を見て加入者増えたのかというと、きっと増えなかったんだろうなと。この番組、テニス観戦おたくとしては、今年の復習になったし、ゲストもナマ出演でそれはそれでよかったけど、この番組をみて「お!テニス観たい!!」って思った人っているかな。うーん、いないだろうなあ・・・。
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Judge Scores の魔力

2004-11-28 23:22:24 | スケート観戦
・・・と、題名は 『フィギュアスケートの魔力』をぱくってみました。

さて、私が勝手に「採点御仕様書」と読んでいるこの書類、かなり面白い。じっと見てしまって時間があっという間に経ってしまうという魔の書類です。(私おかしいか?)

今日はグランプリシリーズ中国杯の放映があったので、手元に「採点御仕様書」を用意し、それを見ながら放映を観ました。私はスケートのジャンプの種類については殆ど見分けられないのですが、この書類にはジャンプやスピンなどの技1つ1つが明記されていて「次はこれか」と思いながら見ることができるので、そういう意味ではいいと思います。今日はさらに『フィギュアスケートの魔力』の巻末のフィギュアスケート用語集のジャンプのページを開きながら見ました。「採点御仕様書」、本、画面・・・に追われながら見ていたのですがいつものテレビ観戦より集中してみることができました。今日は特にルッツジャンプに注目してみました。今までは「斜めに滑ってきて画面に背中が映されてかなり待たされてからフェンスに近づいてきたときに飛ぶ」というように理解していましたが、踏み切り足のエッジの向きを見なければいけないのですね。あとは・・・またの機会に。
「採点御仕様書」第一マークが「技に対しての加点、減点」とすれば、表現の5要素が第ニマークなのでしょうか。私は、どういうことをした人が6点を超えられるのか、ということが興味深いです。なぜならNHK杯で「この人、ジャンプやスピンのミスもなかったし良かった!」って思った人が、意外にこの第二マークが低くて「うーむ」という思いをしたからです。これについてはまだまだ何回も観る必要がありそうです。
賛否両論のあるこの「新採点方式」ですが、せっかくですので楽しんでみようと思います。ただ、あまりにコンピュータまかせの採点方式ですので、マシントラブルとか電気系統のトラブルなどがあった場合、試合は中止になってしまうのでしょうか?代替案、あるよねえ・・・。
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グランプリファイナル出場者確定!

2004-11-28 22:18:22 | スケート観戦
このページを探していたのよ~。
isuのページからはうまくたどれず、他サイト様のリンクを参考に上へ上へとたどって行ったらたどりつきました。これを見るまでは自分でRace To Grand Prix Finalを作らんとあかんか、と思っていましたので。

グランプリシリーズロシア杯の結果が出ると、いよいよグランプリファイナルの出場者が決まるということで、この週末はOnline ResultsのページをF5しながら見ていました。

日本女子3人娘出場決定!おめでとう~。
って、3人娘って誰よ?というくらい日本は混戦ですね。今回は荒川さん、安藤さん、恩田さんです。

私は最近オンちゃんのファンページを読んでいたのですが、本人がグランプリファイナル出場権獲得をずっと待ちつづけている様子が書かれていて、そのお姿につい心動かされてしまっていたのでした。ああいうお姿を見て、応援しないでいれますでしょうか?(いや、応援せずにはいられない。)本当に決まってよかった、と私も嬉しかったです。ファンページに書き込んでいるある方が「4年連続出場」と書いておられましたが、これって何気にすごいことだと改めて思いました。さあ、中国でもがんばれ~!!
しーちゃんも美姫ちゃんも堂々の出場権獲得!本当によかった。がんばれ~!!

最後に、スルツカヤさん復活かなり嬉しいです。私がフィギュアスケート観戦に引き込まれたきっかけは、ソルトレイク五輪のスルツカヤさんでしたから。去年体調不良と聞いたときは、スケートはともかく元気に生活してほしいと思いましたが、難しいといわれる復帰の年にトップでグランプリファイナルの出場権獲得とは!こちらもまた、嬉しいです。
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ATP MASTERS CUP Final

2004-11-23 10:24:36 | テニス観戦
最後まで雨にたたられていたようですが、何とか終了。しかし最後はBest Of 5setsではなく3setsになっていたところをみると、本当に無理やり終わらせたという感があります。試合時間は1時間7分。
Roger Federer def. Lleyton Hewitt 6-3, 6-2
ダブルスは5setsでやったんだから、シングルスでも5setsでしてほしかったねえ。そしたら一昨年のデ杯みたいなレイトン大逆転劇があったかも・・・などと妄想。いや、3セットめしたら全米のときみたいに6-0かもしれないけど、まあそれはそうとしても・・・。私としては、「個人的な事情で精神的に辛かった時期によくここまで・・・」と感慨すらありましたが、本人はやはり勝ちたかったでしょうね・・・。
ロジャーさんにしたら、一昨年のデ杯の大逆転負けがなかったら、ここまでレイトンさんに対して勝ちつづけてないような気もします。あの試合から生まれ変わったんだと思います。とにかくおめでとうございます。
チェアマンの家具屋さん、お疲れさまでした。去年はアメリカ国旗をデザインしたトレーナーばかり着て、アメリカ人選手ばかりバックアップしていたのが映し出されていましたが、今年は「ATP TENNIS MASTERS CUP」と書かれたトレーナー(←かなりベタといえばベタ)を着て、アメリカ人以外の選手にも拍手を送っていた姿が映し出されていました。すばらしい切り替え力!この人はさすが商売人、同じ過ちはしないんだ、と思いました。来年は上海だからどこがチェアマンになるのでしょう?
試合は昨日は録画とれていないので今日の再放送でみる予定です。
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『フィギュアスケートの魔力』を読んだ

2004-11-23 10:05:09 | スケート観戦
『フィギュアスケートの魔力』梅田 香子 (著), 今川 知子 (著)

フィギュアスケート2004-2005シーズンが始まって、そろそろ観戦モードに入ろういうタイミングにあわせるように発売されたこの本。なかなか戦略的なタイミングで「売るぞ」という意気込みを感じる。

ここ数年、フィギュアスケートの日本女子シングルトップ選手を扱った本がこれまでも出版されていた。例えば・・・。
・『日本女子フィギュアスケートオフィシャル応援ブック―最も強く最も美しいスケーターたちの競演 ブルーガイド・グラフィック』実業之日本社 (編さん)
・『little wings―新世代の女子フィギュアスケーター8人の素顔』 Little Wings編集部
・『Stay Gold―フィギュアスケート編‐松岡修造のがんばれニッポン!』松岡 修造 (著)
ここにあげた本は、選手へのインタビューが主な内容であった。はじめの2冊は選手のオフ・オンの写真も満載で、読んで、観て、楽しめる本、だったと思うし、『Stay Gold―・・・』は修造さんが元テニスプレーヤーということもあり、テニス観戦とフィギュアスケート観戦とを楽しんでいるものとしては読みどころ満載であった。

と、いった本の「後発」として出版されたこの本。それも文春新書である。新書というだけで意味も無く「お堅い」印象であるが、読んでみた。

ほぼ、一気読み。

フィギュアスケートの歴史、アメリカの「お稽古」フィギュアスケート事情、日本女子トップ選手の紹介(談話と交えて)、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」収録裏話、元スケーター今川知子の半生、往年の伝説スケーター、今後日本のフィギュアスケート界で予測できる影の部分、用語集(ジャンプ連続写真を添えて)

と、まあ、1冊に盛り込みすぎの感はあるが、読み応えのある本であった。
例えばいままでの本はインタビューをどーんと載せて「写真も見ながら、あとは読み手でご自由に楽しんでね。」って感じだったが、この本ははっきりしたメッセージがあったと思う。

私が感じたメッセージ:
今、女子シングルがジャパニーズパワーハウスになり、日本で有名選手がクローズアップされると、見る側も俄かファンが増えてきた。その俄かファンにフィギュアの魅力をもっと知ってもらいたい、同時に抱えている問題(練習環境の悪さ、リンクの閉鎖、活動資金の問題・・・)を提示し、一緒に考えましょう。そして、今後もフィギュアスケートを盛り上げていきましょう。

日本でスポーツをするとはどういうことなのだろう。例えばテニスも大会は減るわ、スポンサーは去るわ、ですが、安泰と思い込んでいたプロ野球もあのざま。スケートはアマチュアスポーツなので契約とかスポンサーとかどういう風なのかはあまり分からないが、続けていくのは本当に難しいと感じる。うーむどうしたものか・・・。
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第73回 全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会(2)

2004-11-22 00:00:00 | 2004全日本ジュニアフィギュア
■ 競技など印象に残った点

1.アイスダンス
今年は2組が登場。やってるほうとしては2組でも競えるほうがよいかもね。新横浜プリンスFSCとセント星ヶ丘FSCの対決。ダンスの技術とかはわかりませんが新横のカップルのほうがよりアイスダンスらしい感じがしました。それが順位にあらわれたのかもしれません。しかし私は星ケ丘のカップルの初々しさといつも笑顔のダンスに心が和みました。

2.男子シングル
・織田くん優勝おめでとう:ショートの「スーパーマリオブラザース」はいい選曲だと思いました。外国でも人気のゲームらしいし、これは絶対うける!と思ったからです。表現も、コミカルなところや笑うところもたくさんあって、素敵なプログラムだと思いました。その分、高い表現力が要求されるのかもしれませんね。フリーは織田くんの高い表現力にひきこまれました。衣装は・・・他サイト様で見たのですが、ジェフリー・バトルさんのなのですか?きっとバトルさんも喜んでいることでしょう。
・南里くん準優勝おめでとう:横断幕に「笑顔炸裂」と書いてありましたが、本当にそうですね。って、顔ばかりみていたわけではありません。ジャンプや滑りも素敵でした。野辺山で見たエキシビション、もう一度みたいです。全日本ジュニアでもエキシビあったらよいのに・・・。
・岸本くん3位おめでとう:心が洗われるようなジャンプでした。トリプルアクセルより大きなジャンプに見えました。表現も力強くていいと思いました。
・小塚くん素敵でした:演技すべてにおいて自信に溢れていて、素敵でした。きっとたくさん練習をしてきた成果なのでしょう。
・大上くんよかったです:去年も出ておられたのに、覚えていません。(すみません。)でも今年は覚えました。もう忘れません。また応援します。有川先生とがんばれ~!
・柴田くん復帰:去年演技中に転倒し棄権になってしまってから心配でしたが、今年は元気な姿を見れて良かったです。もちろん柴田くん独特の柔らかい演技や美しいビールマンスピンも健在でした。

3.女子シングル
・真央ちゃん優勝おめでとう:ショートもフリーも完璧に見えました。あまりにすばらしくて感激しました。フリーのトリプルアクセル美しかったです。全体的に滑りにオーラがありました。
・舞ちゃん準優勝おめでとう:オーラといえば舞ちゃんも。真央ちゃんの完璧な演技のあとでプレッシャーのかかる中、強い心で演技する姿に心打たれました。
・亜紀ちゃん3位おめでとう:特にフリーの演技印象的でした。東洋的な曲なのでしょうか?とてもあっていると思いました。演技後の笑顔と涙も素敵でした。
・明子ちゃん存在感たっぷり!:ショート、フリーとも存在感のある表現に引き込まれました。フリーの演技で決めポーズ(これじゃどこのことか全然分からないですね)が素敵でした。
・桃ちゃんすばらしかったです:特にフリーは自信がみなぎっていたように見えました。そして、私は気付かなかったのですが、見ていた人によるとスピンで難しい逆回転があったのでしょうか?今度はよく見たいと思います。

ここにはあげなかった選手も印象に残る演技がたくさんありました。

スケートの大会で特に思うのは、同僚が熱心に声援を送っていることです。たとえそれがお互い微妙な順位であったとしてもです。「ライバルが失敗してくれたほうが自分は上位にいけるかもしれないのに」と私なんかは思ってしまうのですが、選手たちは同僚の演技に「ガンバ!ガンバ!」の大声援なのです。それはもしかしたら、自分も同僚もすごくハードな練習をしてきていて、それを本番で出し切りたいという気持ちは自分のことでも同僚のことでも同じ、という純粋な思いがあるからかな、と想像したりします。今まで私はそこまで一生懸命何かしたことないし、同僚が自分と同じ目標に向かって一生懸命何かしているところを見ることもなかったし、そのせいか私にとって学生時代でも今でも同僚を恥ずかしげも無く応援する姿は想像もつかないというありさまだ。だからちっぽけなところで人の失敗を望んだり望まれたり、あるいは足の引っ張りあいして人の失敗を笑うこすっからい人間になってしまうではないかと思います。この歳になって私は、心の美しい人間になるということについて、がんばっているジュニア選手から教えてもらったような気がします。
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第73回 全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会(1)

2004-11-22 00:00:00 | 2004全日本ジュニアフィギュア
■ この大会について
開催日:2004/11/20(Sat.)~2004/11/21(Sun.)
プログラムによると、この大会は
JOCジュニアオリンピックカップ
第73回 全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会
兼 2005年世界ジュニア選手権大会第3次選考会
だそうだ。
とはいってもJOCのサイトに行っても何が書いてあるわけではなかった。実際かなり探してみたのだが私の探し方が悪いのかジュニアオリンピックとか、そういう文字は見当たらない。
また「兼 2005年世界ジュニア選手権大会第3次選考会」というのがなんとも玉虫色なタイトルである。一発勝負を避けて「選考会」としているのであろうが。まあ一発勝負でもし大アップセットがあったらちょっと・・・ということかあるいは今までの活躍もみますよ、ということなのだろうか。

■ チケットの謎
今回は、宿泊を伴わない観戦なので、宿や交通機関をおさえる必要はなかった。問題はチケットである。確か去年京都アクアリーナで開催されたときは無料だった。今年はどうか?その日が近づくと日本スケート連盟のページを毎日見ていたのだが載っていない。その頃、他サイト様では「前売り券情報」なるものが出回っていた。え?しかし探しても見つからない。じゃあ、昨年と同じように無料か?
果たしていってみると、無料ではなかった。当日券は2000円であった。
やっぱり必要やん、チケット!!それならもっとおおっぴらに言ってくれれば前売り(買える所で売っていたのなら)買ったのに。で、会場に行くといい場所は結構詰まっているが、空席が多かった。っていうか客席は殆ど関係者?関係者以外で見に来ている人って私らだけか?まあそれはともかくとして今フィギュアスケート話題性いっぱいなんだからもっと宣伝すれば席も埋まったのに・・・。それにしてもなぜチケットのことをおおっびらにしなかったのでしょうね、スケ連さん。(メールで聞いてみようか・・・)

■ 日本製?新採点システム
ジャッジ席側のそこそこのところに席を取り、ジャッジ席を見ると、何やら新しそうな端末が並んでいた。そうか、新採点方式ね。NHK杯のときも双眼鏡を使って画面を見ていたのだが、それとは違う感じであった。新採点システム、噂によると1セットうん千万円だそうですが、日本の国内戦で使用するのはもう少し簡易なものか?それともフィギュア界をリードするためにNHK杯で見たよりも高級品か?で、どこがこのシステムを受注したんだろう?・・・などと妄想。

■ 大阪プールについて
昼間は屋根から太陽が入ってきて(この書き方じゃ誤解を生みそうだがなんと書いてよいか分からない)リンクが明るくていいです。観客席の椅子も薄いクッション付き、床もじゅうたんがひいてあるし、寒いは寒いが、まあこんなもんかと。つまり、京都アクアリーナは寒すぎ。名古屋レインボーはあったかすぎ。まあ、京都アクアリーナはその分リンクに近い感じがするし、名古屋レインボーはあったかいから軽装でこれるしいいのですが。
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AIG Japan Open 2004(3)

2004-11-21 00:00:00 | 2004JapanOpen観戦記
■2004/10/10 Sun.

無理やり起きると、雨は降っていなかった。

この日の朝も、朝食ブッフェで食べ溜めし、ホテルをチェックアウト後急ぎ足で会場に向かうと、女子ダブルス決勝がはじまっていた。センターコートの屋根は開いていた。

●試合1:女子ダブルス決勝
Shinobu Asagoe(JPN) / Katarina Srebotnik(SLO) def.
Jennifer Hopkins(USA) / Mashona Washington(USA) 6-1,6-4
2ndセットから見たが、なかなか競っていて気が抜けないゲーム。前日からマショナに大注目していたのだが、ここではしのぶ&カタリーナペアがいいかな、などと思いながらの観戦。カタリーナさんの巧さが炸裂!!特にトップスピンログがすばらしかった。こんなに巧いのね、カタ!!!そうよね巧いのよね、ツアー最終戦出ていたんだしね・・・。
勝利の瞬間、しのぶとカタは祝福しあっていたのだが、なぜかカタはいつの間にか裸足。(え?)するとカタはリストバンドと靴を片方ずつ客席に投げ入れ始めた。男だったら、服も脱いだだろうね・・・。(私の近い席で片方の靴が奪い合いされていたが奪い合いに勝った人は今ごろその靴をどうしているんだろうか?結構醜く奪い合いしていたんだから、捨てていたら許さんぞ。)
表彰式で、関係者席にしのぶのコーチの谷川先生が見えたのだが、その横にいたのはもしかしてティナ・クリジャン??おお!ティナ来ていたのですね。何度も双眼鏡で見たのだが、ティナといえばティナだし、違うといわれれば違うという感じの女性だった。カタが勝利者インタビューで「My coach・・・」と言ってそっちを見ていたような気がしたからやはりティナかな?
しのぶは勝利者インタビューでお母さんに感謝の意を述べていたのが印象的でした。関係者席から少しはなれたところで言われたお母さんはちょっと驚いて固まっておられるように見えました。

●試合2:男子シングルス決勝
Jiri Novak(CZE) def. Taylor Dent(USA) 5-7,6-1,6-3
1stセットは競りましたが、2ndからは早かったです。私が感じたターニングポイントとしては、2ndセットのはじめのほうに、ベースラインのきわどい球がノヴァークに不利な判定になったときでした。ノヴァークはまず主審にクレームをつけて当然覆らず、次にその判定を下したラインズマンに向き直り、こわい顔(本当にこわい顔!たまたまよく見える席でした。)でチェコ語とおぼしき言葉で激しく悪態をつきながらポケットのボールとボールパーソンからもらったボールをコートに投げつけました。そこからだったように思いました。勝利の瞬間、あお向けになって喜ぶイルカさん・・・印象的でした。
テイラーはサーブ&ボレーが武器ですが、途中から調子が出ずに終了してしまいました。ボレーミスの後、ボールを高く打ち上げる動作が多くなりました。試合途中で、さっき女子ダブルス決勝を戦っていたマショナとジェニファーが到着し、ジェニファーがマショナに相談のうえ、ちょっと口パクで練習(?)した後、ジェニファーが流れるように、しかしはっきりと「Come on Taylor,come on!」と声援を送っていましたが、果たしてテイラーに聞こえたでしょうか?それを見た私はコート上そっちのけで、マショナとジェニファーの様子ばかり観る始末。ああ、ジェニファー可愛すぎます。って変態か私。ジェニファーはその声援の後も熱心に拍手したりしていたのですが、テイラーの調子は最後まで戻らず。ジェニファーも終盤は「もう、見てられへんわ!」と言わんばかりにマショナとガールズトークをしているようでした。テイラー、次はがんばれ。

●試合3:男子ダブルス決勝
Jared Palmer(USA) / Pavel Vizner(CZE) def.
Jiri Novak(CZE) / Petr Pala(CZE) 5-1 ret.
シングルス決勝後、最短の45分のレスト後にはじまったのだが、最後はあっけない幕切れ。5-1になったところで雨が降り、屋根を締めることになった。やっと閉まって真っ暗になったところへ、棄権のお知らせが・・・。ノヴァークがシングルス決勝途中で腹筋を痛めたとの放送が入りました。
表彰式も微妙な表情の4人。表彰式が終わるとヴィズネルはノヴァークを気遣いすぐにコートを後にしましたが、あとの人、特にパルマーさんはかなり長いことサインに応じていました。せっかく残ってくれたのに申し訳ない、という気持ちからでしょうか?私も「コートを走る3人のチェコ人たち」を見たかったのですが、怪我は無理はしないほうがよいのでしかたありません。

というわけで、殆ど席から動けなかった今年の有明でした。
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AIG Japan Open 2004(2)

2004-11-21 00:00:00 | 2004JapanOpen観戦記
■2004/10/9 Sat.

前日は終電ではなかったものの深夜のチェックインでもうふらふら~。前日は始発で出てきて殆ど飲まず食わず。しかし有明での食事事情はあまりよくないのでそれは予想していたことであった。(今年は東京ではやりの「ネオ屋台」がたくさん出ていたらしいが、雨だったので一度もいかなかった。)なので深夜にルームサービスがいただけるホテルにしておいて正解であった。

朝も、できるだけ朝食ブッフェで食べ溜めしておく勢いでできるだけ食べておいて・・・なんてやっていたら、試合開始に間に合わなかった。もっとも昨日からの疲れで動きが散漫になっていたからであるが。

そしてその日も・・・当然雨。昼からは台風が直撃する予報であった。
しかし会場は、凄い人であった。

まず、シャラポワさんの前座に女子ダブルス準決勝があった。しかしこの前座が私にとっては今年の有明のハイライトの1つ。なぜなら、応援したい選手があっちにも、こっちにも・・・。

●試合1:Shinobu Asagoe(JPN) / Katarina Srebotnik(SLO) def.
Bryanne Stewart(AUS) / Samantha Stosur(AUS) 4-6,7-6(4),7-5

途中から入ったら、え?女子ダブルス?
ちょっとちょっとちょっと~!!!
一体どう応援しろと言うの?!私の心は分裂状態で「しのぶがんばれ!」「カター!!」「Goサミー!」「Let's go ブリエンヌーー!!」とぼそぼそ言っていました。しのぶ・カタのペアは2人ともシングルスでは1回戦負けだったので、ダブルスで振り切って欲しいし、しかし、サミーとブリエンヌだって!!そもそもしのぶ、サミー、ブリエンヌは2年前の岐阜50Kメンバー。「ああ、あの時は50Kで砂入人工芝コートだったけど、今日はティア3だけどいちおうツアーだしサーフェスだってたそがれ砂入人工芝じゃないわよ」なんて思ってたかは知らんけど、とても感慨深い面子の対戦。そんな中カタリーナはこの大会かあるいは東レPPOでの常連で、ダブルスではティナ・クリジャンさん(現コーチ?)と組んで年末最終戦にまででた実力者。その実力者が今日はしのぶと組んでいる。とにかく、どっちにも勝ってほしいので、一人勝手に悶えながら見ておりました。試合は大接戦で見ごたえありました。
ちなみに、ブリエンヌだけラケットに塗りが無いのよね・・・。ラケットは去年ウィルソンの赤いやつ。あれ?これって塗りが無いところまでフィッシャーさんと同じ?もしや共用?・・・な、わけない!絶対ない!!それにブルエンヌの靴下はのびてなかったしね。(一部意味明瞭)

●試合2:女子シングルス・決勝
Maria Sharapova(RUS) def. Mashona Washington(USA) 6-1,6-1

本日のメインイベント!お客さまの多くはこれを見にきた、というのもあって会場の人は多かったです。で、今日も通路のところに4列くらい人垣ができ、階段のところまで人が溢れていました。私は自分の席に座っていたが、マリアさんもマショナさんも見えませーん。今日も通路にあふれた多くのお客さまはマリアのお姿をカメラにおさめていました。
しかしお客さまだけではありません。報道カメラマンだってマリア、マリア、マリア・・・。試合が始まり、報道カメラマンは適当な場所に陣取るのですがマリアのチェンジコートとともに移動するカメラもありましたし、移動はしなくてもカメラのレンズは遠いほうのマリアの方を向いていました。
試合も、カメラのレンズの向きと同じように(?)一方的な展開。マリアが完璧なテニスで1stを6-0であっさり取り、2ndも一方的な展開に。たまりかねて私は「マショナーー!!!」と心の叫びを声に出してしまうほどでした。2ndセットの終盤に気迫でマショナがゲームを取り、「ウアアアーー!!」とも聞こえるマショナの雄叫びが会場に響いたとき、会場には大拍手が起こった(★)が、この1ゲームだけという結果でした。
私はマリアには何の恨みもなく、むしろ応援しているくらいなのに、去年も今年もこの有明の女子決勝戦で去年はアニコ(カプロス)に、今年はマショナに声を出して声援を送ってしまいました。
マリアは1試合ごとに進化している様子で、この試合も完璧だったと思います。
表彰式では今までお疲れ顔のマリアがやっとにっこりした顔になっていましたが、私は髪をおろしてよい姿勢で振る舞い、もらったばかりの小さな準優勝のプレートを見つめているマショナが印象的でした。
なお、★の部分について後日新聞かJTAメールマガジンか、出所は忘れたのですが「マリアをもっと長い時間みていたいから大拍手が起こった」といった意味の文が掲載されていましたが、会場に居た私としては、そういうふうには思えませんでした。あの拍手の多くはマショナの気迫溢れるプレイに対して、沸き起こったものだと思います。

●試合3:Taylor Dent(USA) def. Bohdan Ulihrach(CZE) 4-6,6-4,6-1
賑やかだった女子決勝が終了し、台風も接近していたので幾分お客さまは減ったがそれでも毎年の有明のことを思ったらお客さまはまだまだ多い。でも私はこの試合のことをあまり覚えていなくて。ぼんやり「オールチェコファイナルになるかオールオージーファイナルになるか・・・いや、違う!テイラーはアメリカ人!!テイラーのお父さんが豪州人!!!」などと考え事をしているうちに終わっていました。

●試合4:Jiri Novak(CZE) def. Lleyton Hewitt(AUS) 6-4,4-6,6-1
イルカさん祭り、この日も続行中・・・。レイトンはもしかしたら日頃しないようなミスがこの日は少し多めだったのかもしれません。
第3セットの途中に雨漏りのため中断し、レイトンにとっては恵みの雨になるか・・・と思われましたが雨よりも、イルカ祭りのほうが威勢が良かったんでしょう。それにしてもノヴァークさん、テレビで見るより柔らかいプレイでした。

●試合5:Jennifer Hopkins(USA) / Mashona Washington(USA) def.
Rika Fujiwara(JPN) / Saori Obata(JPN) 6-3,6-2
USAペア:おお!マショナ再び!!&ジェニファーの顔を覚えるプロジェクト。プレイもよかったです。
日本ペア:さおりさん、元気なさそうに見えました。りかちゃんの「カモン!」もそれにつられてか、勢いなさそうでした。心配です。

この頃から、会場で交通情報がアナウンスされるようになりました。私は土地感がないのであまりわからないが不通の区間もあるようでした。そして、お客さんはだんだん減っていきました。前のほうの席が開放され、近い席に移動しました。

●試合6:Jiri Novak(CZE) / Petr Pala(CZE) def.
Jarkko Nieminen (FIN)/ Graydon Oliver(USA) 7-6(3),3-6,6-3
本当なら男子ダブルスはアウトコートのはずだった。しかし雨のためセンターでするしかなくなったので、こんなに遅い時間にスタート。リアルスコアボードのサイトによると、この試合の始まったのは19:41、終わったのは21:45。
試合は気のせいか、チェコペアはパーラが基本的にはがんばり、ノヴァークはサーブとどうしてものところだけ打ち、あまり動いていないように見えました。明日のシングルス決勝のために温存していたのかもしれません。
ニエミネンさんとオリバーさんは、赤いシャツであわせて若さとパワーが売りみたいなパワーダブルスでした。同時に2人の顔を覚えるプロジェクトでもありました。

●試合7:Jared Palmer(USA) / Pavel Vizner(CZE) def.
Yves Allegro(SUI) / Michael Kohlmann(GER) 7-6(3),6(5)-7,7-5
この試合が始まったのが21:46。さらにお客さんは減っていました。私も少しはなれたところに泊まっていたので終電には乗ろうと思っていました。結局最後まで見れず、2ndセットの終盤で出てきてしまいました。終わったのは0:28だそうです。
印象的だったのは、入場してきたときのパルマー・ヴィズネルペアの表情。「え、まだお客さん残ってるの?!」みたいな戸惑った表情でしたが少し嬉しそうにも見えました。もしかしたら、ダブルスだし、どこの国でもほとんどお客さんいないし、今日もそんなもんか、と思って入ってきたのかもしれません。やっぱりお客さんいたほうが気持ちも盛り上がるものね。
その、パルマー・ヴィズネルペアは毎回サインプレーでしたが、実に息が合っていました。野球のピッチャーとキャッチャーのように、合意するまでサインを出しつづけていたのが印象的でした。

この日は終電・・・。ホテルではまたルームサービスで深夜メニューのお世話になりました。多少高いけど、お昼は抜いているし、それに暖かいものが食べられるのは本当にありがたかった。
で、明日起きられるんかいな・・・。
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