ご縁をいただいて、2014 JYJ Japan Dome Tour に参戦した。
実は今回、予習の局面では聴き込んでもあまり身体に入ってこず、最後にはセットリストの力を借りた。恐らくは直前のNHK杯フィギュアスケート観戦でテンションをあげすぎて切り替えがうまくできなかったからだと思う。セットリストを見てしまうと次はどの曲だろうというワクワク感がなくなると思って我慢していたのだがそんなことを誘ってくださった方に言うと、その方は「セットリストがわかっていたほうが落ち着いて聴ける。聴くのに集中できるよ。」と仰る。セットリストのサイトを教えていただき、知らない曲を動画サイトで探しては再生し、前日までには納得いくところまで身体に染み込んできた。そんな予習をしている自分は、何だか期末テスト前の学生のようだった。
席はチケットを見ただけではわからない。入場時に係員にチケットを機械でスキャンしてもらうと席が印字された半券を渡される。
渡された半券に従って席を探そうとするのだが、1塁側とか言われても球場内はコンサートの設営がしてあり、入ったことのないものにはどちらが外野かわからない。場内整理の方に聞いてようやくたどり着いた席は一塁側ステージ近くのとてもいい席でそれだけでテンションがあがった。以降開演まではトイレに行ったり通路をぶらぶらしたりした。比較的早めに会場入りしたのでトイレも混雑前。混んでいた列もあったので場内整理の人が「外野寄りのほうが空いてますよ。」と案内していたけど、外野側がどちらかわからないよ、と内心思った。通路をぶらぶらしながら、「JYJ Japan Dome Tour」と書いたポスターとか立て看板はないかしらと探していた。そういうのがあったら記念撮影して、その前で自分撮りして年賀状用の写真にしようと目論んでいたからだった。ところがそういうものは一切なかった。会場に入る前に外で探してなかったのであると思っていたのに。そして、あわよくば混み合っていないなら見て見たいなと思っていたグッズ販売も、なかった。直前に、販売中止になったのだと聞いた。
いよいよ開演間近になり席に戻ると、私の左隣の席の人はスマホの待ち受け画像がユチョンで、テンション高い会話が聞こえてきた。同行の、誘ってくださった方とその方のお友達は右隣に。ちょうど昨年ジェジュンのコンサートの時と同じメンバーだったので、その方との再会も嬉しかった。お二人は前日も参戦しておられて、私たちの目の前の通路を指して「ここトロッコが通るところだよ。」と教えてくださった。
ライブも中盤から後半に差し掛かった頃、空のトロッコが2台目の前を通り過ぎて、3人のいる中央に向かっていった。こちらから2台・・・。そのまま折り返してくるなら2人を間近に見れるかも、と期待が膨らんだ。いよいよトロッコに3人が乗車し、誰がどちらにくるのか、2台来い来いと願って見ていたのだが、無情にもあちらに2台進んでいった。こちらに来たのは・・・ジェジュンさんのトロッコだ。トロッコから柔らかいカラーボール客席に向かって投げ込んでいく。投げこまれたボールを客は興奮に包まれる中で取り合うのである。きっと私の顔も「キタ―――(゜∀゜)―――― !! 」という表情になっていたはずである。そしていよいよトロッコが近づいてきた。私は左隣の人がするように持っていたペンライトポケットに入れて両手をフリーにし、ボールを取りやすい体勢で準備した。そしてジェジュンがボールを投げる時、なんと私たちの方をしっかり見定めてボールを投げてくれた。ボールは右隣の同行の方が取ったかと思いきや、その方の手からこぼれて違う人のところへいった。その人はボールが取れなかったことを悔やみながらも「確実に、こっちを見て投げてくれたよね。」と言っていたが本当にそうだったと思う。あの「ここに投げるぞ」と言わんばかりの見定めた目線を見たもの。その隣の方によると、その方は緑色の・・・即ちジェジュン色のペンライトを持っておられ、それを探して投げてくれたのでは、とのことだった。だとしたら応援者冥利に尽きるというもの。その時の表情とか今も思い出すだけで眩しさが蘇ってくるが、スポットが当たってる以上に眩しく感じたのはオーラのせいかしら?
そのほかにも私にとってはたくさんの発見があった。ジュンスさんが「空と君とのあいだに」を歌うとセットリストで読んでいたので中島みゆきファンとしてもとても楽しみにしていた。みーさんのロック調に対してしっとりしたアレンジで、歌詞のひとことひとことを丁寧に、圧倒的な声量で歌い上げる歌唱が印象的だった。
ジェジュンさんは、昨年のソロコンサート以来注目していたが、その日は「リハーサルでがんばりすぎて、喉がね・・・」と。それでも持ち前の美声で熱唱する姿に気迫を感じたし、トロッコであんな間近で観れただけでも大興奮だった。
ユチョンさんは、英語に聞き惚れ、立ち姿がとにかく美しかった。Valentineは曲自体もかっこいいのだけれどユチョンさんの英語部分が特に素敵で、血迷って英語の歌を歌ってみたいと思うほどだった。girlの発音なんて超難しいのに楽勝みたいな。立ち姿については大型スクリーンではなくて全身が見える席だったからこそ発見できたもの。面白いトークの時も姿勢が良く崩れずに立っているのが美しかった。
最後の最後のアンコール曲Beginの時、歌いきった直後に後ろを向いて泣くジェジュンさんと、両側から支える2人には、JYJコールをしながら当然私ももらい泣き。涙の意味は・・・など、きっとここで考えるのは違うのだと思った。
かれこれ1週間ちょっと経ったがネットを徘徊しては関連記事や動画を見てしまう。動画があがっていること自体はどうよと思うのだが、この際固いことは言わず「映像の力を借りて」余韻に浸っている次第である。
最後になりましたが、誘ってくださった方、ご一緒してくださった方、ありがとうございました。
実は今回、予習の局面では聴き込んでもあまり身体に入ってこず、最後にはセットリストの力を借りた。恐らくは直前のNHK杯フィギュアスケート観戦でテンションをあげすぎて切り替えがうまくできなかったからだと思う。セットリストを見てしまうと次はどの曲だろうというワクワク感がなくなると思って我慢していたのだがそんなことを誘ってくださった方に言うと、その方は「セットリストがわかっていたほうが落ち着いて聴ける。聴くのに集中できるよ。」と仰る。セットリストのサイトを教えていただき、知らない曲を動画サイトで探しては再生し、前日までには納得いくところまで身体に染み込んできた。そんな予習をしている自分は、何だか期末テスト前の学生のようだった。
席はチケットを見ただけではわからない。入場時に係員にチケットを機械でスキャンしてもらうと席が印字された半券を渡される。
渡された半券に従って席を探そうとするのだが、1塁側とか言われても球場内はコンサートの設営がしてあり、入ったことのないものにはどちらが外野かわからない。場内整理の方に聞いてようやくたどり着いた席は一塁側ステージ近くのとてもいい席でそれだけでテンションがあがった。以降開演まではトイレに行ったり通路をぶらぶらしたりした。比較的早めに会場入りしたのでトイレも混雑前。混んでいた列もあったので場内整理の人が「外野寄りのほうが空いてますよ。」と案内していたけど、外野側がどちらかわからないよ、と内心思った。通路をぶらぶらしながら、「JYJ Japan Dome Tour」と書いたポスターとか立て看板はないかしらと探していた。そういうのがあったら記念撮影して、その前で自分撮りして年賀状用の写真にしようと目論んでいたからだった。ところがそういうものは一切なかった。会場に入る前に外で探してなかったのであると思っていたのに。そして、あわよくば混み合っていないなら見て見たいなと思っていたグッズ販売も、なかった。直前に、販売中止になったのだと聞いた。
いよいよ開演間近になり席に戻ると、私の左隣の席の人はスマホの待ち受け画像がユチョンで、テンション高い会話が聞こえてきた。同行の、誘ってくださった方とその方のお友達は右隣に。ちょうど昨年ジェジュンのコンサートの時と同じメンバーだったので、その方との再会も嬉しかった。お二人は前日も参戦しておられて、私たちの目の前の通路を指して「ここトロッコが通るところだよ。」と教えてくださった。
ライブも中盤から後半に差し掛かった頃、空のトロッコが2台目の前を通り過ぎて、3人のいる中央に向かっていった。こちらから2台・・・。そのまま折り返してくるなら2人を間近に見れるかも、と期待が膨らんだ。いよいよトロッコに3人が乗車し、誰がどちらにくるのか、2台来い来いと願って見ていたのだが、無情にもあちらに2台進んでいった。こちらに来たのは・・・ジェジュンさんのトロッコだ。トロッコから柔らかいカラーボール客席に向かって投げ込んでいく。投げこまれたボールを客は興奮に包まれる中で取り合うのである。きっと私の顔も「キタ―――(゜∀゜)―――― !! 」という表情になっていたはずである。そしていよいよトロッコが近づいてきた。私は左隣の人がするように持っていたペンライトポケットに入れて両手をフリーにし、ボールを取りやすい体勢で準備した。そしてジェジュンがボールを投げる時、なんと私たちの方をしっかり見定めてボールを投げてくれた。ボールは右隣の同行の方が取ったかと思いきや、その方の手からこぼれて違う人のところへいった。その人はボールが取れなかったことを悔やみながらも「確実に、こっちを見て投げてくれたよね。」と言っていたが本当にそうだったと思う。あの「ここに投げるぞ」と言わんばかりの見定めた目線を見たもの。その隣の方によると、その方は緑色の・・・即ちジェジュン色のペンライトを持っておられ、それを探して投げてくれたのでは、とのことだった。だとしたら応援者冥利に尽きるというもの。その時の表情とか今も思い出すだけで眩しさが蘇ってくるが、スポットが当たってる以上に眩しく感じたのはオーラのせいかしら?
そのほかにも私にとってはたくさんの発見があった。ジュンスさんが「空と君とのあいだに」を歌うとセットリストで読んでいたので中島みゆきファンとしてもとても楽しみにしていた。みーさんのロック調に対してしっとりしたアレンジで、歌詞のひとことひとことを丁寧に、圧倒的な声量で歌い上げる歌唱が印象的だった。
ジェジュンさんは、昨年のソロコンサート以来注目していたが、その日は「リハーサルでがんばりすぎて、喉がね・・・」と。それでも持ち前の美声で熱唱する姿に気迫を感じたし、トロッコであんな間近で観れただけでも大興奮だった。
ユチョンさんは、英語に聞き惚れ、立ち姿がとにかく美しかった。Valentineは曲自体もかっこいいのだけれどユチョンさんの英語部分が特に素敵で、血迷って英語の歌を歌ってみたいと思うほどだった。girlの発音なんて超難しいのに楽勝みたいな。立ち姿については大型スクリーンではなくて全身が見える席だったからこそ発見できたもの。面白いトークの時も姿勢が良く崩れずに立っているのが美しかった。
最後の最後のアンコール曲Beginの時、歌いきった直後に後ろを向いて泣くジェジュンさんと、両側から支える2人には、JYJコールをしながら当然私ももらい泣き。涙の意味は・・・など、きっとここで考えるのは違うのだと思った。
かれこれ1週間ちょっと経ったがネットを徘徊しては関連記事や動画を見てしまう。動画があがっていること自体はどうよと思うのだが、この際固いことは言わず「映像の力を借りて」余韻に浸っている次第である。
最後になりましたが、誘ってくださった方、ご一緒してくださった方、ありがとうございました。