No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

これって失語症?

2011-09-29 21:23:46 | その他
友人は、職場で書くものを借りたくなった時「書くもの」とか「えんぴつ」とか「ペン」とか、そういう言葉が出ずに、書くしぐさを身振り手振りでしながら口からは「ああああうううう・・・」だったのだそうです。これって失語症でしょうか?
何やら、その直前に職場で嫌なめにあったとか。聞いてみると、郵便物を配る際、その郵便物が「田中一郎」さんのだった。ところがこの部署には「田中」さんが2名いた。片方の「田中」さんに「田中一郎さんですか?」と聞いた。「ぼくと違うよ、あっちやで。」とここまでは普通の会話。そこに飛びこむ1匹の女。20代で自分はイケているオーラを出し、事あるごとに友人にからむこの女はその会話の中にうおおおおおおおーーーと飛び行って「ゴラー田中さんに聞いてどうするんのよ!」と。当の田中さんもびっくり。友人はその後「こわいこわい」と震えが止まらなかったそうです。で、その後「書くもの」が出てこなかった。
友人の職場には、そいつだけではなく他にも多数の害悪がいる。その害悪の話は最近は聞いてはいないが、前述の女が強烈すぎるせいで、他がおさまったわけではないらしい。
失語症とWeb検索すると脳機能障害だそうです。
このイタイ女はこのように人の脳を損傷させても全く罪には問われない。そう思うと悔しくて悔しくて。友人は、体調悪くなる方が悪いと思っているみたいですが、体調不良は人災が原因だと思うのです。
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オレンジのサヴァラン(ローソン:ウチカフェスイーツ)

2011-09-29 00:30:25 | 美食【菓子】
売り出し初日の昨日張り切って近所のローソンに行ったところサヴァランのサの字もなかった、なんて言っていたところ、今日別のローソンで見つけたという友人が持ってきてくれました。
ムジカさんの紅茶を入れていただいてみました。

まずパッケージ。作られた工場は「オイシス はりま工場」とあります。容器を開けると丁寧に薄皮や白いところまで剥かれたオレンジがさわやかにのっています。丁寧な手作業を思わせるオレンジ。クリームも型崩れせず、期待が膨らみます。
香りはお酒(オレンジリキュール)。お酒は沢山かかっているそうです。
ケーキはカップに入っていましたが、食べる際にはカップからお皿に出してみました。するとカップのほうにもお酒が少しこぼれていました。ほほ~なんて感心していたところ、もってきてくれた友人が自分用デザートのかき氷にかけようとするではありませんか。
「あかん!STOP!」
友人は慢性膵炎(お酒は良くない。)そしてアルコールアレルギー(注射の前にアルコールで腕を拭かれるだけで腫れあがる。)なので思わずそれを奪い、サヴァランの上からかけました。ああ、危なかった・・・。
さて、気を取り直して、緊張の一口め。「・・・んん。」
思いのほか、ぽそっとしています。違う角度からさらに一口、また一口・・・。どうやら私の食べたサヴァランについて言えば、ぽそっとしているところとしっかり染みているところがあるようです。中にクリームが入っていますが、そのあたりはしっかり染みているけど、生地だけの部分は結構ぽそっと「パン」の食感です。その頃、上にのっていたオレンジを食べましたら、オレンジは生フルーツなのでお口がさっぱり。これは良いと思いました。その後は、ぽそっとエリアとしっとりエリアを交互にいただきました。上のクリームはぽそっとにもしっとりにも合う味。安物のスイーツにありがちな口の中で油膜が張るような後口の残るクリームではなく、いいクリーム。食べ終わって思うのは、甘さも私には程良く、サイズが大きかった割にはすっきりといただけました。変な話、コンビニの生菓子って自分から食べたくって食べたくせに食後には「あ~あ、食べちゃった」みたいな残念な気持ちがわいてくるものもあるのですが、このお菓子についてはそんな気持ちは一切なし。楽しくいただきました。
ただ、食後に「次は○○さん(ケーキ屋さんの名称)のサヴァランが食べたい。」と思ったのも事実で、今、私の頭の中には、近々にどこでサヴァラン買おうか、などと考えたりもしています。
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東レPPOテレビ観戦

2011-09-27 00:21:37 | テニス観戦
今日、もっとも観たいと思っていたカードをLiveでテレビ観戦しました。
2nd Rd.
Maria Sharapova d Tamarine Tanasugarn 6-2 7-5

ツイッターにもつぶやきましたが、この2人といえば、2003年のTokyoTier3で2人でダブルス組んで優勝したことをまず思い出します。世間ではメディアの露出のせいでシャラポワブームが来ていて注目が集まっていた頃。私の周りに座っていた男子高校生風の子たちはシャラポワにキャーキャー言って盛り上がっていたのですが、途中からタマリンの巧さが光り男子の反応も一転。主審の「タナスガーン」のコールが聴きとりにくかったせいか男子は「あの田中さん、ウマいウマイ。すげーよタナカさーん!」となんて盛り上がり始めて面白かった。マリアさん、その時16歳。良いテニスを沢山見せてくれたけど、巧さというのではなかったっけ。修造にも、足が長くてもつれちゃわないの?なんて言われていたっけ。
でもその後どんどん巧さが増して、グランドスラム3つを含む大きなタイトルを沢山取って、逆にワイドショウがシャラポワシャラポワと言わなくなって落ち着いてきたと思います。マリアさんは、ずっとテニスに真剣に取り組んでいてその孤独そうな様子が心配になるくらいですが、あの、構えの前に作る握りこぶしを観るとつい応援したくなるのです。
一方タマリンは、これまたいろんな思い出のある選手です。コーチなしで回っておられるのしょうか、それがいつものことなのかはわからないのですが、練習コートで誰かを探しては練習、終わったらまた練習。練習中は笑顔が絶えない、ボールがそれたらSorry,sorry・・・。試合では堅実なテニスが印象的で、その巧さゆえかついつい応援してしまう。
と、長い前置きですが、私的には観る前から盛り上がってしまうカードでした。

試合が始まってまず思ったのは、タマリンのサーブがすごく良くなっていました。ワイドのサーブが、角度もスピードも増したように見えました。エースもとっていたと思います。オープンスタンスからのフォアと体重を目いっぱいのせて打つバックのダウン・ザ・ラインがすばらしかったです。2ndセットは攻めなければならないポイントで何本も決まり、これはもしかしたら逆転もあるかも、と思うときもありました。しかしマリアさんは堅実なテニスでした。ミスをしても2本連続でしなかった(するのが少なかった)のが、勝因だったかなと思いました。2nd、タマリンの良いポイントがあっても、その後しっかり自分からサーブで、ラリーで、もぎ取りに行っていました。そして、構えの前にはやはり握りこぶしがありました。
スコア以上に見ごたえのある試合でした。また応援したいと思いました。
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お金より大切なもの

2011-09-26 23:43:27 | その他
昨日「NHK・Eテレ特集  原発事故への道程 後編 そして“安全”は神話になった」というテレビ番組を観ました。大変良い内容でした。番組では「伊方原発訴訟」について考察し、最高裁まで争ったこの結末は、住民側の訴えがあっても耳を貸さなくてOKで原発を作るのは国の裁量でやってもよいという判決が出たとか言っていたように思います。私は恥ずかしながらこの訴訟をこの番組で知りました。何と言う判決だ、と恐ろしい気持ちになりました。
その番組では、反対住民側の代表だった人のインタビューもありました。録画を見返していないので一言一句は忘れましたが、原発を反対する立場で訴えてきたことについてインタビュアに聴かれて「お金よりも大切なものがあるからです。」と答え、インタビュアがすかさず「それは、何ですか?」と聴いたときのこと。「それは・・・それは、それは、命ですよ。」と振り絞るように言っていた人がありました。
「お金よりも大切なものは命」という、一般的には当たり前とも思えることを、ここまで言いにくそうに振り絞るようにして答えておられたのを聴いて、番組を観た後もずっとそれがひっかかっていました。もしも私がその過疎の村に居て、そこから出られなかったとして、そこで何とか生活して行かなければならなくて、他所に行ったら働き口がなくて、身寄りもなく金銭的にも頼る人がいないとしたらしたら・・・。他の地区に住む友人たちは「お金よりも大切なものは命だよ。」と言うかもしれませんが、果たしてそのような状況下でその人の言うことを聴けるだろうか。仮に聴いたとして、じゃ、生活はどうなるのか、とか考えたり、一般的に命を脅かすような劣悪な職場があったとして、自分には働き口がそこしかなくて・・・あとは前述のとおりだとした時、私は正しい行動が出来るだろうかと。
番組で「お金よりも大切なものは命」と振り絞って言った人は、ぶれていなかったと思います。でもぶれない行動をした代償に払った多大な苦悩や苦労ゆえ、振り絞るような言葉となって出たのかもとも思いました。
私は幸いにも今はそのような状況になく葛藤も少なく健康に過ごしています。そして、前述のような葛藤のある状況の人を前にしたら、やはり「お金よりも大切なものは命だよ。」と言ってしまうと思います。ただそれは、命があればあとは何とかなるでしょ的な軽い気持ちで言うわけではないし、ましてや誰かれにでも言うものではありません。今までもそのつもりでしたが、昨日の番組を観てからその言葉の重みをより感じています。良いものは良い、悪いものは悪い、ぶれてはいけない、周りに流されず正しい判断をしなければならない、でもそれに伴う苦悩にはどう答えたらよいのか、今も分からずにいる次第です。
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温かい拍手

2011-09-26 01:35:36 | 音楽
9月も最終週ですが、今月は1週飛んだように感じます。恐らく、2週目に高校の部活の演奏会に出演したという行事があり、その時の体験が予想以上に刺激的でその1週間が意識の中で飛んだのかもしれません。久しぶりに自分が演奏するために楽譜を読んで楽器を口にしたこと、懐かしい友人や先輩、先生方にお会いして、近況を報告しあったこと・・・。字で書いてしまえばちょっと同窓会に行ったくらいのことで何を大げさなと思われるかたもあるかもしれませんが、毎日家と会社の往復しかしておらず会社でも大きな変化のない時間を長年過ごしてきていたからか、私にとっては大きな経験となりました。
何度か、演奏会はどうだったとか、いろんな話をしてああだったとか、細部を書こうと思ったのですが、ついにまとめられませんでした。ただ今回特筆すべきとしては、演奏後に拍手をいただいて初めて感激したということでした。現役のころ、人前でこうして演奏して演奏後拍手をいただくということは、まあ決まったことというか「起立、気をつけ、礼。」みたいなものだと思っていました。今回1曲目が終わって、ワーっと拍手が来て「え?。何、この温かい拍手は?。」みたいな何と言ったらよいかわからないような気持ちになるのは初めてだったのです。拍手からお心、お気持ちが伝わってきたというか、説明はうまくできません。ただ、感激しました。お客さまの多くは現役部員の中学・高校生の親や親戚や祖父母の方と思うのですが、卒業して集まった私たちに何をご覧になったのでしょうか。卒業生の演奏は、もちろん現役部員の演奏に比べたらまとまっていませんし、私に限って言えば予想以上に散々でした。しかし拍手をいただいたときに、もしかしたら何かが伝わって、それが聴いてくださった方の気持ちを和ませるような要素があったのかな、と。ちょうど現役部員の親世代は私と同じくらいの世代、だとしたら、卒業後20年以上も経つのにこうやって集まっている私たちに何かご自身の思いが重なっての拍手だったのかなと思ったりもしました。
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どこかもわからず、音も出ず

2011-09-09 01:22:02 | 音楽
ここ2週間、電車では楽譜を見ながら曲を聴いています。最近楽譜を見ることはあっても、それは友人がピアノで弾いているドビュッシーやラヴェルの、それも結構な大曲の楽譜を興味本位で覗き見している程度だったのですが、今回は、まがりなりにも自分で演奏するために楽譜を見ています。ホルンの楽譜は音の数も木管楽器に比べたら少ないし、ピアノみたいに両手はないし、通常ヘ音記号も出てきませんので、たいして難しくはないはずです。しかし・・・。先日の合奏練習では曲の途中で楽譜を見落としてしまい、置いていかれてしまった。それはまるで、出来心で3カ月だけ習いに行ったフランス語のクラスで、先生は日本語スピーカーのフランス人であったにも拘わらず、今どこをやっているのか、問題なのか説明なのかすらわからず、自分が当てられていることにも気付かずだった時と同じような気分でした。置いていかれるだけならまだしも、音が出ません。同世代の仲間は、ずっと吹いてないんだから仕方ないよ、と励ましてくれますが、それにしても出なさすぎます。確かに高校卒業後はずっと吹いていません。でも5年前、同じような状況で出たときはもうちょっと出たはずだったのに、今回はそれも出ません。in Fで書かれたホルンの楽譜で、ド~ド、(B♭のソ~ソ)なんてとても心地よく吹ける音域のはずなのに、下のドからレ、ミ、ファ・・・ここどまり。音は出ないわ、どこやってるかわからないわ、で、いったい私は何をしているのだろうか、ここにいても良いのだろうか。若い世代がちらとこっちを向くだけで、あ、間違ったんだろうか、下手な音を吹くなという視線なんだろうか、とか。挙句の果てには、どこかからマウスピースが飛んできて「こんなんやったら吹くな」と言われるんじゃないか・・・とか、思ってみたり。そう言われたら「はい、吹きません。」じゃ大人げないので「申し訳ございません。練習では音を出してみていますが、本番では口パクでしますので、どうかお許しいただけますでしょうか。」とでもいうのかとか、私の悪い習性で想定問答まで考えてみたりしています。でも電車で楽譜を見る闇練のおかげでやっと何回かに一度は、楽譜が最後まで目で追えるようになりました。今週末、高校の部活の演奏会にOB・OGバンドで出ますが演奏はもうあきらめましたので邪魔にならぬよう出る音を数個だけ吹くように努めよう、そして、本来の目的である、現役の時お世話になった先生にお会いして元気な姿をお見せできればと思っています。
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