No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

全仏テニス女子シングルス2回戦より

2009-05-31 17:52:32 | テニス観戦
Women's Singles - 2nd Rnd.
Elena Dementieva (RUS)[4] def Jelena Dokic (AUS) 2-6 4-3 Ret.

楽しみに録画しましたら、ドキちゃんがリードしながらRet.していました。友人が、日本語のニュースでも写真入り記事が出ていて、デメがドキを「泣かないで」となだめていたというので、そのお姿が見たいというのもありました。
試合は、第一セットの終わりから、最後まで、の収録でした。2人の打ち合いには、しのぐ球が一切なく、ばこばことラリーをし続けるものですが、特にドキちゃんの配球がよく、ドキちゃんに何も起こらなければ勝っていたのではという印象でした。

問題の場面は第三ゲームに、デメのアウトボールを見送った後、突然、後ろを向き、ラケットを杖にしながら背中を丸めて腰をおさえ、既に泣きながら椅子に戻りました。転倒やバランスを崩したというふうではなかったので、キツネにつままれたようでした。

それでもドキは、メディカルタイムアウト後、続行して、いい球は打っていたのですが、第7ゲーム、自身のサービスゲームをブレイクされた時点で棄権を告げに行きました。

椅子に戻って泣きに行くドキちゃんを、デメはラケットを持ったままで追い、背中に手をやって何か声をかけているようでした。デメも成長して・・・というか、優しいところもあるのだな、と心打たれました。

デメの成長といえば、サーブが普通になっていました。あの、右斜め上にトスアップして横から切るような謎のセカンドサーブはありません。トスアップから打つところまでは完ぺきです。あとは入れば。ま、3回戦ではサミー(Samantha Stosur )に負けていましたが、新聞のお写真から、サミーが素晴らしかったのだと思います。
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2009/05/02プリンスアイスワールド横浜公演を観た

2009-05-16 02:17:56 | スケート観戦
久しぶりの生スケート観戦。今回は伊藤みどりさんがスペシャルゲストで出演されるということで、同い年の女性として応援したいという気持ちもありました。また、選手生活からは引退された太田由希奈さんを久しぶりに観られるという期待もありました。それでも本当に行くかどうかは相当悩んだのですが、公式HPのプリンスアイスワールドチームのメンバーに坂頂みなみさんと関徳武さんの名前を観て、これは行かなければならない、と1人、チケットを取りました。

観戦したのは夕方の部。お客さんの入りは満席というわけではありませんでしたが、良い席はほとんど埋まっていました。私は今回は安い席での観戦ですが、新横浜スケートセンターは座席数が少ないのでアリーナ席でなくても選手がとてもよく見えます。私の席は割と前の列の調度中央当たりで、演技全体がよく見える良い席でした。

今回一番印象に残ったのは、プリンスアイスワールドチームの演技でした。シンクロナイズドスケーティングの技をたくさん取りいれて、団体の演技としてとても迫力があり、純粋に感激しました。
期待していた伊藤みどりさんは、出てこられる前に客席に来られていた山田満知子先生が紹介され、リンクに登場したみどりさんは「もう、先生っ!」みたいな少し照れた様子で、全力投球で演技をされていたように思いました。演技の中で2Aが1Aになったとか、私にとってはもうこの際どうでもよく、ただただ、全力で演技されるみどりさんに見とれていましたが、演技が終わってみどりさんは「(2A失敗して)ごめんね」みたいな様子で挨拶されて、きっと本人は悔しかったのではないか、と想像しました。
太田由希奈さんも素晴らしかった。プロ1年目とは思えないようなオーラがありました。アヴェマリア(後から友人に聞いたところカッチーニのアヴェマリアなのだそうです。)でした。
アイスワールドチームの演技の中で、社交ダンス風な場面があり、1人すごく膝の使い方がすごくアイスダンスっぽいな、と思ってふと観たら、坂頂みなみさんでした。
膝と言えば、着氷の時とても膝が柔らかい男性があり、見たことのある方だなと思っていたのですが、フィナーレの時に中田誠人さんだとわかり、おおおっと1人盛り上がっていました。関徳武さんはだいぶ前の全日本で2回しか見たこと無かったのに印象深い選手の1人でしたが、この日も長身が栄えるダイナミックなジャンプが印象的でした。
この日は、上記の方以外にも荒川静香さん、本田武史さん、村主章枝さん、中野友加里さん、武田奈也さんなど大物が一堂に会して、見所がたくさんありました。そのせいか、座長:八木沼純子さんの印象が少し薄く感じました。しかし、アイスワールドチームは以前数年前に観たときよりも格段によかったと思いました。もしかしたら、大物効果でレベルが上がっていっているのかも、と感じました。
隣の席は、1人で観戦に来られた若い女性でした。体育会フィギュアスケート部の人が来ているようなジャンパーとスーツを着用しておられたので、選手の方かな、どこの方だろう、などと想像していました。休憩の時、ジャンパーに書いてある大学のマークが見え、それが三角3つだったので、これは話かけなければ、と思い、勇気を出して「同志社の方ですか?」と切り出したところ、「同志社女子なんです。」とおっしゃる。私も卒業生であることや、スケートのことをお聴きしたところ、選手としてはOB1年目ではあるがこの日は試合の応援に東京へ来ていたので、そのついでに由希奈ちゃんが出るとあって見に来られたこと、シンクロの選手で、あのアイスガールズ2007で「京都大学京娘」のメンバーとして、演技されていたとのこと。また、かつて醍醐で練習されていたらしく、醍醐スケートさよならアイスショウ(こんなタイトルではなかったと思うが)では、北村明子さんの応援隊としてお揃いのうちわを持って応援しておられたとのこと。「私、その醍醐のショウ、明子ちゃん応援隊の真後ろにいましたよ。」なんてお話ししたりして、横浜でありながら、関西弁で大いに盛り上がり、終演後はガールズトークに花を咲かせました。
その方とも話していたのですが、期待以上に楽しくてみどころたっぷりのアイスショウでした。
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