今年は前売り券まで買って見る気満々でしたが、日曜日は午前雨で観戦を諦めてしまった(その後昼過ぎから試合は開始された)ため、結局2012/10/27(土)の1日しか観れずのジュニアテニスでした。
HP OPENで女子を満喫したので、ジュニアは男子を沢山観戦しました。
●男子シングルスSF
Nick KYRGIOS(AUS)[1] def. Borna CORIC(CRO)[4] 7-6,6-2
Nick KYRGIOS(AUS)
Borna CORIC(CRO)
KYRGIOS選手は長身でビックサーバーでポイントが早く決まれば分があるけれどラリー戦になるとパワーで押せるが大味なところが見受けられました。CORIC選手はそれに比べたら背は低いけど良いサーブもあるし、ネットプレイやドロップショットなども積極的にトライしていました。しかしセカンドセットになるとKYRGIOS選手のサーブがバンバンと決まり素早く終わってしまいました。
KYRGIOS選手は結構早い段階から「カモン」の雄叫び(がなり声ふう)を連発。このタイミングで言わなくてもというところでもカモン。審判にもあれこれ言って、一緒の友人は「よくない言葉言ったんちゃう?」と言っていましたが、私の耳ではヒアリングできませんでした。
CORIC選手は雄叫びは多少あるけど執拗ではなかったし、コートマナーはよかったです。何より、多彩な技を出してくれるので見ていて楽しいし、また外見がなんとも「少年」っぽかったこともあり、ここで負けたらもったいないなという気持ちから緩やかに応援しつつの観戦でした。後で調べたら16歳とのこと。多くのクロアチア人よろしく、これから背が伸びればもっとビックサーブが生まれるかも、と楽しみです。
●女子シングルスSF
Karin KENNEL(SUI)[4] def. Ayaka OKUNO(JPN)[11] 6-3,6-4
Karin KENNEL(SUI)
Ayaka OKUNO(JPN)
始めの3ゲームだけ見ました。
奥野彩加選手の「Come on!」が「カモン」ではなく、素晴らしい英語の発音とイントネーションなのが印象的だったのですが、大阪出身、アメリカ育ち(リンクは昨年のもの)とのことで納得しました。
●男子シングルスSF
Kaichi UCHIDA(JPN) [2] def. Seong Chan HONG(KOR) 6-3,6-1
Kaichi UCHIDA(JPN)
Seong Chan HONG(KOR)
昨年もここで内田くんを観ましたが、今年は全米ジュニアベスト4の自信がみなぎっているように見えました。素晴らしい勝利でした。大阪産業大学付属高校とは知っていましたが、これを書くにあたってネットで検索してみると大阪府交野市出身とのこと。交野市には友人も住んでいるしぐっと親近感がわきました。
スコアだけみると内田くんの圧勝ですが、HONG選手のリターン力は素晴らしかったです。ちなみにそのHONG選手も見るからに「少年」の御顔立ちだったので後で確認すると15歳、15歳って、中3か高1なわけで、まだまだ伸びる可能性がいっぱいありそうで、これからが楽しみです。
先に見た試合と比べて、この2選手は雄叫びとかはなく、コートマナーも両選手ともよかったです。
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●女子ダブルスF
Mami ADACHI(JPN),Hikari YAMAMOTO(JPN) def. Harriet DART(GBR),Katy DUNNE(GBR) 3-6,7-5, [10-8]
Mami ADACHI(JPN),Hikari YAMAMOTO(JPN)
Katy DUNNE(GBR),Harriet DART(GBR)
接戦でしたが、最後は日本ペアの勝利でした。
足立 真美さんは昨年もダブルス優勝。若い人に「経験の差」というのはちょっと違和感があるのですが、最後はその経験の差だったのかなとも思いました。足立選手があまり声を出さないのに対して山本ひかり選手は足立選手のポイントにも「カモン」を連発して鼓舞。イギリスペアは最初は笑顔が絶えなかったのですが終盤になってくるとDART選手もちょっと険しい表情になってきて山本選手に負けじと「Come on!」で鼓舞しましたが僅差の敗戦。DUNNE選手は敗戦後椅子に戻りタオルで顔を覆ってしまいました。後ろから見ていたのですが、泣いておられたのかもしれません。
スピーチで足立選手は2連覇がかかっていたことと前の試合のJapanOpenJr.で山本選手と優勝していたので連続優勝を公言していたことでプレッシャーがあったけど勝利できて嬉しい、とスピーチも堂々としていました。山本選手は自分が子供の頃この大会を見に来ていてウォズニアッキ選手にサインをもらった思い出を述べ、今こちら側に立っていることが本当に嬉しいと、最後は涙声でした。
日本人ペアの優勝で、スピーチはもちろん日本語。イギリスペアは手持無沙汰で何だかちょっと寂しそう。通訳がいたはずなので、概要だけでも訳してあげたら良いのに・・・と思ったのですが、業務範囲外だったのでしょうか?残念です。
また、表彰式でもらうものですが、今回は、両ペアにメダル(1人ずつ)、と、優勝者にカップ、それだけでした。友人と私は「準優勝にも何か小さいお皿とかあったよね?」とか「何か小さい記念品もあったよね。」と話していたところ、記念品は表彰式が終わってからひっそりと両ペアに渡しに来ていました。でも、準優勝のお皿は最後まで出てきませんでした。何かありませんでしたっけ?
●男子ダブルスF
Borna CORIC(CRO),Alexander SENDEGEYA(GBR)[8] def. Omar JASIKA(AUS), Nick KYRGIOS(AUS) 3-6 7-6(6) [10-4]
Alexander SENDEGEYA(GBR),Borna CORIC(CRO)
Nick KYRGIOS(AUS),Omar JASIKA(AUS)
1セットめはシングルス同様、KYRGIOS選手のサーブが決まりまくり、あっさり終了したのですが、その後CORIC、SENDEGEYAペアがだんだんKYRGIOS選手のサーブにタイミングが合ってきてボールのやり取りが続くと、ネットプレイはCORIC、SENDEGEYAペアが上手。セカンドのタイブレを取ると、ファイナルセットのスーパータイブレもその勢いそのままに勝利しました。
メモを取りながら見ていたわけでもないのでどのタイミングかは定かではないのですが、確かセカンドセットの終盤でKYRGIOS選手がフラストレーションを表現するかのように強くボールを打ち場外ホームランで警告1。その後、スーパータイブレで豪州ペアから4-8の大事なところで今度はJASIKA選手が少し弱めに客席方向へボールを打ちそれが多少フレームショット気味だったせいか思いがけず高く上がって客席にホームランになってしまい警告2でポイントが相手に渡り4-9に。JASIKA選手抗議するも当然通らず、そのままCORIC、SENDEGEYAペアの勝利となりました。
私はその後所用のためコートを後にしたのですが、表彰式まで見届けた友人から思いがけないメールが・・・。
「オージーチームの小さい方行方不明。。」
さらにしばらくして
「結局コーチが代理でメダルかけてもらい記念撮影まで...」
かなり珍事件。
JASIKA選手は合わす顔がなかったのかもしれません。でもKYRGIOS選手とあわせて1点ずつだし、お互いさま、というわけにはいかなかったのか、どうなのか・・・。
CORIC、SENDEGEYAペアを緩やかに応援しながらの観戦だったので勝利は嬉しかったのですが、その表彰式の報告を聞いて、ちょっと気持ちがもやもやとしてしまった次第です。
これで、今シーズンの生テニス観戦は終わりです。
HP OPENで女子を満喫したので、ジュニアは男子を沢山観戦しました。
●男子シングルスSF
Nick KYRGIOS(AUS)[1] def. Borna CORIC(CRO)[4] 7-6,6-2
Nick KYRGIOS(AUS)
Borna CORIC(CRO)
KYRGIOS選手は長身でビックサーバーでポイントが早く決まれば分があるけれどラリー戦になるとパワーで押せるが大味なところが見受けられました。CORIC選手はそれに比べたら背は低いけど良いサーブもあるし、ネットプレイやドロップショットなども積極的にトライしていました。しかしセカンドセットになるとKYRGIOS選手のサーブがバンバンと決まり素早く終わってしまいました。
KYRGIOS選手は結構早い段階から「カモン」の雄叫び(がなり声ふう)を連発。このタイミングで言わなくてもというところでもカモン。審判にもあれこれ言って、一緒の友人は「よくない言葉言ったんちゃう?」と言っていましたが、私の耳ではヒアリングできませんでした。
CORIC選手は雄叫びは多少あるけど執拗ではなかったし、コートマナーはよかったです。何より、多彩な技を出してくれるので見ていて楽しいし、また外見がなんとも「少年」っぽかったこともあり、ここで負けたらもったいないなという気持ちから緩やかに応援しつつの観戦でした。後で調べたら16歳とのこと。多くのクロアチア人よろしく、これから背が伸びればもっとビックサーブが生まれるかも、と楽しみです。
●女子シングルスSF
Karin KENNEL(SUI)[4] def. Ayaka OKUNO(JPN)[11] 6-3,6-4
Karin KENNEL(SUI)
Ayaka OKUNO(JPN)
始めの3ゲームだけ見ました。
奥野彩加選手の「Come on!」が「カモン」ではなく、素晴らしい英語の発音とイントネーションなのが印象的だったのですが、大阪出身、アメリカ育ち(リンクは昨年のもの)とのことで納得しました。
●男子シングルスSF
Kaichi UCHIDA(JPN) [2] def. Seong Chan HONG(KOR) 6-3,6-1
Kaichi UCHIDA(JPN)
Seong Chan HONG(KOR)
昨年もここで内田くんを観ましたが、今年は全米ジュニアベスト4の自信がみなぎっているように見えました。素晴らしい勝利でした。大阪産業大学付属高校とは知っていましたが、これを書くにあたってネットで検索してみると大阪府交野市出身とのこと。交野市には友人も住んでいるしぐっと親近感がわきました。
スコアだけみると内田くんの圧勝ですが、HONG選手のリターン力は素晴らしかったです。ちなみにそのHONG選手も見るからに「少年」の御顔立ちだったので後で確認すると15歳、15歳って、中3か高1なわけで、まだまだ伸びる可能性がいっぱいありそうで、これからが楽しみです。
先に見た試合と比べて、この2選手は雄叫びとかはなく、コートマナーも両選手ともよかったです。
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●女子ダブルスF
Mami ADACHI(JPN),Hikari YAMAMOTO(JPN) def. Harriet DART(GBR),Katy DUNNE(GBR) 3-6,7-5, [10-8]
Mami ADACHI(JPN),Hikari YAMAMOTO(JPN)
Katy DUNNE(GBR),Harriet DART(GBR)
接戦でしたが、最後は日本ペアの勝利でした。
足立 真美さんは昨年もダブルス優勝。若い人に「経験の差」というのはちょっと違和感があるのですが、最後はその経験の差だったのかなとも思いました。足立選手があまり声を出さないのに対して山本ひかり選手は足立選手のポイントにも「カモン」を連発して鼓舞。イギリスペアは最初は笑顔が絶えなかったのですが終盤になってくるとDART選手もちょっと険しい表情になってきて山本選手に負けじと「Come on!」で鼓舞しましたが僅差の敗戦。DUNNE選手は敗戦後椅子に戻りタオルで顔を覆ってしまいました。後ろから見ていたのですが、泣いておられたのかもしれません。
スピーチで足立選手は2連覇がかかっていたことと前の試合のJapanOpenJr.で山本選手と優勝していたので連続優勝を公言していたことでプレッシャーがあったけど勝利できて嬉しい、とスピーチも堂々としていました。山本選手は自分が子供の頃この大会を見に来ていてウォズニアッキ選手にサインをもらった思い出を述べ、今こちら側に立っていることが本当に嬉しいと、最後は涙声でした。
日本人ペアの優勝で、スピーチはもちろん日本語。イギリスペアは手持無沙汰で何だかちょっと寂しそう。通訳がいたはずなので、概要だけでも訳してあげたら良いのに・・・と思ったのですが、業務範囲外だったのでしょうか?残念です。
また、表彰式でもらうものですが、今回は、両ペアにメダル(1人ずつ)、と、優勝者にカップ、それだけでした。友人と私は「準優勝にも何か小さいお皿とかあったよね?」とか「何か小さい記念品もあったよね。」と話していたところ、記念品は表彰式が終わってからひっそりと両ペアに渡しに来ていました。でも、準優勝のお皿は最後まで出てきませんでした。何かありませんでしたっけ?
●男子ダブルスF
Borna CORIC(CRO),Alexander SENDEGEYA(GBR)[8] def. Omar JASIKA(AUS), Nick KYRGIOS(AUS) 3-6 7-6(6) [10-4]
Alexander SENDEGEYA(GBR),Borna CORIC(CRO)
Nick KYRGIOS(AUS),Omar JASIKA(AUS)
1セットめはシングルス同様、KYRGIOS選手のサーブが決まりまくり、あっさり終了したのですが、その後CORIC、SENDEGEYAペアがだんだんKYRGIOS選手のサーブにタイミングが合ってきてボールのやり取りが続くと、ネットプレイはCORIC、SENDEGEYAペアが上手。セカンドのタイブレを取ると、ファイナルセットのスーパータイブレもその勢いそのままに勝利しました。
メモを取りながら見ていたわけでもないのでどのタイミングかは定かではないのですが、確かセカンドセットの終盤でKYRGIOS選手がフラストレーションを表現するかのように強くボールを打ち場外ホームランで警告1。その後、スーパータイブレで豪州ペアから4-8の大事なところで今度はJASIKA選手が少し弱めに客席方向へボールを打ちそれが多少フレームショット気味だったせいか思いがけず高く上がって客席にホームランになってしまい警告2でポイントが相手に渡り4-9に。JASIKA選手抗議するも当然通らず、そのままCORIC、SENDEGEYAペアの勝利となりました。
私はその後所用のためコートを後にしたのですが、表彰式まで見届けた友人から思いがけないメールが・・・。
「オージーチームの小さい方行方不明。。」
さらにしばらくして
「結局コーチが代理でメダルかけてもらい記念撮影まで...」
かなり珍事件。
JASIKA選手は合わす顔がなかったのかもしれません。でもKYRGIOS選手とあわせて1点ずつだし、お互いさま、というわけにはいかなかったのか、どうなのか・・・。
CORIC、SENDEGEYAペアを緩やかに応援しながらの観戦だったので勝利は嬉しかったのですが、その表彰式の報告を聞いて、ちょっと気持ちがもやもやとしてしまった次第です。
これで、今シーズンの生テニス観戦は終わりです。