■ 2004/11/5(金)つづき
3.ペア(フリー)&表彰式
女子シングルショートプログラムで集中していたせいか、ペアの第一グループの時は不覚にも寝ていました。Eva-Maria FITZE / Rico REX 組さん、Julia BELOGLAZOVA / Andrei BEKH 組さん、Marina AGANINA / Artem KNYAZEV 組さんには何の恨みもありません。ごめんなさい。次の機会には必ず見ます!
第二グループには日本出身の女子2名が登場。
● Natalia SHESTAKOVA / Pavel LEBEDEV 組
忘れました・・・。ちゃんと見ていたのに。ごめん・・・。
● Utako WAKAMATSU / Jean-Sebastien FECTEAU 組
むむ、何やら、和服?と思ったら演技に入る前のポーズでは2人が氷上に正座して丁寧なお辞儀・・・。会場は大ウケ!。私も声を出して笑ってしまいましたよ。あれって詩子ちゃんが「正座してお辞儀しようよ。きっとウケるから。」って言い出したんだろうか?それだったら面白すぎます。最後の決めポーズもよかったです。ジャン・セバスチャンはなかなか顔が覚えられません。すみません。ちなみに曲はラストエンペラーでした。
● Rena INOUE / John BALDWIN, jr. 組
良い演技でした!感激しました。2人とも嬉しそうでした。さすが全米チャンピオンです。
その後、休憩になり、詩子ちゃんは客席で年配か中年の(?)男女に囲まれて談笑。親とか親戚とかか?あるいは熱烈ファンか?フェクトーさんも近くでその様子を見たり、サインに応じたりしていました。(っていう様子を双眼鏡を使ってじっと見る私は変態ですか?)
それにしても若松さん、井上さんは過去には日本代表としても大会に出ておられたということはよく知られていますが、そこから心機一転、海を越えてその国の市民権をとり別の国の代表として活躍・・・と思うと、ここまでの過程でどれほどの苦労があったのだろうと思わざるを得ません。
最終組は、レベルが違う!
● Dorota ZAGORSKA / Mariusz SIUDEK 組
ベテランの味とはこういう味か?危険技もたくさんみせてくれました。特に「おお!」と思ったのが女性を股抜きしてから頭の上にリフトする技です。私は股抜きショットならぬ「股抜きリフト」と勝手に呼んでいます。
● Qing PANG / Jian TONG 組
ペアには数々の危険な離れ技があるが、中国名物はなんといっても「投げるのの高さ」だと思います。実際ツイストして投げるのも、高~い!!。大迫力です。スロージャンプも軽くさっと投げると、高い放物線を描いてこれまた大迫力。しかしこの日はパンちゃんに少しミスが。演技後も心ここにあらずで悔しそうな表情といったように見えました。トンくんが声をかけてもプイ。優勝が狙える位置でしたので、余計に悔しかったのでしょうね。
ところで私事ですが、今までトンくんについて「ちょっと・・・」だったのです。しかしこの観戦でこの思いも払拭。むしろ応援したい選手になってしまいました。リンクサイドでは「プイ」のパンちゃんのかわりにファンへハグなどして応えていましたし、「プイ」のパンちゃんにめげずに声をかけていたように見えましたし。(ただ、ここでもし「おまえのせいや」とか言ってたら目も当てられませんが、トンくんの表情からはそんな風には見えませんでした。)
● Maria PETROVA / Alexei TIKHONOV 組
去年と同じ演目であったが、この演目が好きなのでナマで見れてとてもラッキーでした。特に目を見張ったのが2人並んで同時にジャンプをする演技で、多くの組が、2人の位置が結構離れていたりあるいはジャンプのタイミングがばらついたりするのに、この組は2人の距離も離れずに着地のタイミングも「ぴた」っとあっていました。最後少しふらっとしたようにも見えたが、問題なし。すばらしい演技でした。
ティホノフさんは本当にファンサービスをたくさんしてくれる人でした。表彰式が終わってからもファンからのカメラにポーズを作っていましたし、リンクにあがってからも応えていました。その背景には、以前日本代表としてペア競技をしておられたとのことなので、そのときから応援しておられるファンの方があるのかもしれません。
終わったら、既に21時前でした・・・。