No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

メモ:中力粉パン

2015-02-22 23:15:06 | 自作料理
中力粉を1kgお値打ち価格で購入したので、早速ホームベーカリーでパンを焼いてみました。

早く食べたいと思って「早焼きコース」で強力粉を中力粉に変えて焼いてみたところ・・・見事に膨らみませんでした。

中力粉  280g
バター  10g
砂糖   大2
スキムミルク 6g
塩    5g
冷水   200ml
ドライイースト 小1(2.8g)

蒸しパンの皮だけ硬いみたいな食感。味も微妙です。


過去にパン焼きマニア(っていうか、ドライイーストをどこまで減らせるかマニア)だった友人より「長時間発酵にしてないだけでは?」とごもっともなご指摘を受け、一番発酵時間の長いフランスパンコースで焼きましたら、釜伸びもしてこれならパンといってもよさそうです。

中力粉  280g
塩    5g
冷水   210ml
ドライイースト  小3/4(2.1g)

ノンオイルパンにしたのであっさりとした味になりました。
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「作って食べてお国を知ろう!~ネパール編~」

2015-02-17 19:36:33 | 自作料理
先日、市の生涯学習財団主催のネパール料理教室に行ってきました。家のポストに入る「しみんだより」でこの教室を知り、応募してみると応募多数で、厳正なる抽選の結果当選したとのこと。初の公民館デビューとなりました。
実は「しみんだより」はじっくり読んだことがありませんでした。「しみんだより」とは、果物の皮などのゴミを包むための「紙」でした。この講座を見つけた時もいつものようにゴミを包んでいたところふと目に止まったのがきっかけでした。

講師は上本町にあるネパール料理店・ゴルカバザールの店主さんとコックさんでした。

作ったもの

・骨付きチキンのカリー
・ほうれん草・ドライ(ほうれん草のスパイス炒め)
・タルカリ(ドライ野菜カリー)
・アチャル(アルアチャル いものピクルス)・・・デモンストレーションのみ
・ダル(講師が準備)
・白米(公民館が準備)
・チャイ(講師が準備)

講座は、受講生が講師テーブルを取り囲み、まず講師がデモンストレーションを見せ、班ごとに実習して・・・、という流れ。
私の班は、皆さん手際がとても良くて素早く完成。後になって「タルカリに倍量のクミンシードを入れてしまった。」、そのために「ほうれん草の炒め物用のクミンシードが無くなった(講師に申し出、急遽メティで代用)、それとは別に倍量のバターを使ってしまった。」とか発覚しましたが、味は美味しくできていました。分量を間違えたことを言い訳するとすれば、スパイスはあらかた袋に分けてテーブルに準備されていましたが、1つの料理で袋ごと使い切るスパイスと、計量して使うスパイスが、同じように袋に入っていたためだったと思います。

盛り付けのお皿はお店から持ってきてくださりました。


手食についてのレクチャー、デモンストレーションもありました。

お料理を温め直すよう指示があった際に、手食の際は熱いので熱々にしないのですか?と質問したところ「いいえ、熱々です。」との回答。手は熱くないのかと尋ねると「子供の時から慣れていて手の皮が厚くなってるんで大丈夫です。でも日本に来てから手で食べる機会が少なくなってちょっと手の皮が薄くなってきたのか熱く感じることも。」とのこと。
4人班であとの3名の方はいずれも子育て真っ只中の若いママさんで、私が一番年長者でした。班の皆さんはスプーンで一口二口食べた後、「手食にチャレンジしてみます!」と開始されたので、私も手食に切り替えました。すると講師の方がテーブルに回ってこられて指の使い方を丁寧に教えてくださいました。班の方の「手づかみ食べって感じかな?彼ら(自分のお子さん)の気持ちにちょっと近づけたかな?」などと言いながら食べ進めておられるのがとても印象的でした。その方々は皆さん「託児所ありだったから参加できた。託児所ありをまずチェックするんです。」ともおっしゃっていました。そういう発想がまったくなく、考えも及ばなかった自分がちょっと恥ずかしい気がしつつも、良い班にも恵まれて、講師の方の話も楽しくて、帰りの徒歩30分の道すがらも爽やかに感じるほどでした。

次の日早速タルカリを復習して、思いの外美味しくできたと思えた次第です。
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『料亭 本 せきぐち』で純関西風すきやき

2015-02-02 20:46:53 | 美食【レストラン】
お正月も終わったある日、友人が「牛肉食べたい」と言い出しました。日頃は野菜中心、炭水化物無し、脂分極めて少なめ、動物性たんぱく質も良質なものを少し、という食生活の友人です。失敗できない牛肉…と考え、「この機会に、本 せきぐち へ行ってみない?。」と切り出すと、極めて乗り気だったので、思い立ったが吉日と行ってみることにしました。
実は私たちは、本 せきぐちの娘さんとテニス観戦が縁の友人で、予てよりいつか行ってみたいと思っていたのです。早速その友人に連絡し、予約を入れていただき、その友人も同席してくれることになりました。

再会を喜びあい、通してくださったお部屋は、3人で丁度よい広さの和室でした。

上品でベテランの仲居さんが焼いてくださいました。友人も繁忙期には仲居さんをするそうですが、「仕事のいろはを教えてもらった」方とのこと。

手際良く焼く仲居さんに見惚れて写真も撮っていなかったけど覚えている限りで書くと、まず牛脂鉄鍋に行き渡らせたら、ザラメを菜箸でパラパラ…と鉄鍋にいれて溶かし、その後お肉だけを焼いて、薄い色の醤油で味をつけ…だったかしら??

1枚目は、卵でどうぞ、と勧めてくださいました。

美味しい!
甘さも思っていたより随分控え目、辛さも良い感じで、卵にとても合いました。すきやきを卵でいただいて初めて心から美味しいと思いました。

その後、子供の時に家で食べていたすき焼きはなんだったんだろうという話になりました。恥を忍んで「家では、上白糖を大さじでドバドバ入れていた。」、「ビールや熱燗の残りを入れていた。」と話すと、「ビールは牛肉が柔らかくなるからと言って入れはるお客さんはいらっしゃいます。止めはしませんけど。」と仲居さん談。

1枚目を堪能した後は、野菜と一緒に。そこで写真撮影させて欲しいと申し出ると、「それだったら赤いのがないとね。」と人参をあしらってくださいました。

2枚目以降は、卵もしくは山芋をお出汁でのばしたつけだれか、お好みでとのこと。山芋のほうは霜降りが多いお肉に合うとのことでした。ちょっと味を変えたくなった時にも良い感じです。

喋って食べて飲んで…。(*^^*)

この日はビールもいただいていて最後の方はかなりお腹いっぱいになっていましたが、追加のお肉、そしてうどんまで、一つ残さず美味しくいただきました。鉄鍋の中には役目を終えた牛脂だけ。仲居さんに「気持ちがいいです。」と言っていただきました。

老舗の料亭ゆえ頻繁に来られる店ではありませんが、遠方からの来客や、何かの記念日にはまた訪れてみたい、特に、遠方のテニス観戦友だちとは共通の友人でもあるし、是非行ってみたいと思いました。

ところで仲居さんに「毎年テニス観戦でお世話になっているんですよ。」と話すと「今年は錦織も出てきたし盛り上がっているのと違いますか?。」と言われて、咄嗟に返事ができなかった我々。私に限って言えば報道の過熱ぶりとは裏腹に、応援してないわけではないんだけどあの報道の過熱ぶりには違和感があってどう言おうか、と思っていたところ、肉を食べたい友人が「靭で見た時はまだ小学生で…。その頃からすごい注目度が高くて人だかりができるほどだったんです。で、その頃から見ていたからか、今の錦織くんの活躍を見て、ああ大きならはったな、立派にならはったな、みたいな目で見てしまうんですよ。」と、うまいこと言ってくれ「おかん目線よね。」、「そうそう。」と話が続いた。そしてその後は、出会った頃の話や友人の海外旅行武勇伝も飛び出して大盛りあがり。サフィン、モヤ、フェレーロ、ヒューイット、など以前に活躍していた選手の話を肴に、夢のような楽しい夜は更けていきました。
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