No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

メモ:尾てい骨骨折のその後(2)

2008-06-22 00:06:35 | その他
あの日から5週間経ちました。
もう、日常生活では、殆ど忘れて過ごせるようになりました。くしゃみしても痛むことはないし、仰向けにも問題なくなれます。
むしろ、以前は無造作にしていたようなこと、例えば「クッションのある椅子に勢いよく座る」とか、そういうことがなくなりました。電車の椅子なども、必ず、左手をついておそるおそる座っています。電車の椅子では背もたれにどっかりと座らなくなった、というのも変わったところかもしれません。
歩く速さも以前にほぼ戻りました。走る機会はあまりないけれど、恐らく問題ないとおもいます。テニススクールを8月から再開することにしているけれど、7月からでよかったかもしれません。
時々、思い出したように「じーん」と痛んだり、違和感があったりするけれど、それは今後慣れ親しんでいくしかないのかなと思っています。
再びレントゲンを撮るつもりはありませんが、骨はもう殆どくっついているのではないかと思います。ご心配をおかけしました。
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第17回 ABC新人コンサートを観戦

2008-06-16 00:35:27 | 音楽
■日時:2008.6.14(土)18:00~21:00
■場所:ザ・シンフォニーホール

今年は、3月のオーディションを観戦できなかった分、今日は聴くぞと意気込んでいました。

以下、演奏順に、印象など。

◎ピアノ/堀田哲夫
曲目:メンデルスゾーン/厳格なる変奏曲 ニ短調 op.54
ショスタコーヴィチ/24の前奏曲とフーガ op.87 より 第15番 変ニ長調

トップバッターというのは、どこの世界でも緊張するものだ、といわんばかりの面持ちで登場されました。私、メンデルスゾーンの曲は、「交響曲イタリア」と「エレジー」しか知らないのですが、細かい音がパラパラパラ・・・美しいこの曲も気に入り、早速友人にいつか弾いてねとお願いしました。堀田さんで印象に残ったのはペダルの踏み方でした。踵をあげて上から「パコッ」と乗っているように踏むお姿が他の奏者には見られない感じで斬新でした。悪いのか良いのかは、わかりません。

◎ヴァイオリン/青谷友香里
曲目:ミルスタイン/パガニーニアーナ変奏曲
イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ 第6番 ホ長調 op.27-6

上半身が黒、スカートが白のドレスで登場。目線の配り方やお辞儀など落ち着いていて・・・と思ったのですが、曲の最初のほうは、やはり緊張いっぱいのように感じました。フィギュアスケートでもおなじみのパガニーニの曲の部分が出てきて、楽しく聴きました。しかし、曲の途中に、偶然なのか何なのかはわからないのですが、残念なことが重なりました。子どもがぐずって親と離席、そのほかにも、数名が離席、そして極めつけは、一番シーンとする演奏者にとっては緊張感がいっぱいの局面での、男性が、あくびともげっぷとも取れるようなヘンな声をあげる・・・などなど。しかし青谷さんは、そんな聴衆にもめげずに、むしろ集中力をぐいっと高めて演奏を続行され、聴くほうも引きこまれていきました。演奏後、私だけがそんな風に感じたのかと思っていたら、友人もそう言っていました。その精神力の強さに感激し、感動しました。

◎ピアノ/川原慎太郎
曲目:ラフマニノフ/楽興の時 op.16 より 第1番~第4番

にこやかな表情で登場し、演奏も落ち着き払っておられるように感じました。演奏も堂々と、まとまりもあり、私も素晴らしいと思いましたし、曲の終わりには「ブラボー」もでました。プログラムに目をやり、合点がいきました。この、ザ・シンフォニーホールで、過去にソリストとしてオーケストラと共演されたことがあるとのことでした。これは!?かなり有利だったのでは?というか、もう既にこのホールでソリスト経験があるのに、なぜオーディション?と不思議な気がしました。

◎ヴァイオリン/鈴木 舞
曲目:イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番 op.27-2

白い細身のドレスで登場。演奏も表現をよくされているようでステキでした。この方はテレビで見たことありました。神尾真由子さんが優勝したチャイコフスキーコンクールのドキュメンタリーで見たのでした。そのコンクールでも鈴木さんは最年少ということもあり話題の方で、確か本戦一回戦敗退ではなかったと思います。で、ここでも疑問がわきました。なぜ、それほどまでの経験を持つ鈴木さんがここに?って。さらに後でプログラムを読み返して気付いたのですが、師事しておられる先生が、審査委員にいらっしゃるというのも驚きました。(あの、不透明なフィギュアスケートの採点でさえ、教え子がいるときにはジャッジに入らないと思います。)この日の鈴木さんの演奏は耳に染み渡るように素晴らしかったと思いますし、このことで鈴木さんの演奏をどうのこうのというものではありませんが、ただ、ただ、不思議に感じました。

◎ヴァイオリン/福田ひろみ (ピアノ/河地恵理子)
曲目:ショーソン/詩曲 op.25

白いふんわりしたドレスで登場。表情が変わることはなく、しっかりと弾いておられるように思いました。私、この曲は、たまたま前日何回か聴いたのが初めてでしたので楽譜がどうなっているか知りませんが、おそらく、ほぼ、ミスタッチなしで弾いておられたのではないかと思うほど、正確にしっかりと弾いておられるように思いました。プログラムを見ると、中3とのことですので、今後もっと表現力がついてこられたら、凄いプレーヤーになられるのではないか、と思ったりしました。

◎ピアノ/久保千尋
曲目:ラフマニノフ/ピアノソナタ 第2番 op.36 (1931年版)
鮮やかな緑色のドレスで登場。外国のオペラ歌手のような大きな身体で、迫力のある劇的な演奏と感じました。何より、表現したいことがあふれ出ているようで、聴き入るというか、見入ってしまうと言うか、もっといろいろ語って語って、と思っているうちに曲が終わってしまった、というくらい熱演で、たたみかけてきました。「ブラボー」も出ました。

審査の間に、昨年と同様、井上圭子さんによるオルガン演奏がありました。

審査発表の際、審査委員長の伊藤京子さんから「自分の音をよく聴くように」とのアドバイスがありました。どのようにでも取れるこのアドバイスの真意はいったい何だったのかと、私も考えました。

審査結果は、たまたまかもしれませんが、私が「なぜ?」と思った2人でした。「経験」が明暗を分けたのかな、と思えるような印象でした。
・ピアノ部門:川原慎太郎 さん
・ヴァイオリン部門:鈴木 舞 さん

審査発表の後は、悲喜こもごもになるものですが、やはりここでも青谷さんは、凜とした立ち振る舞いで、仲間に拍手を送っておられたように見えました。

この6人の方たち、次はどこで聴けるのだろうか?また探す楽しみが増えました。
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2008全仏男子決勝を見た。

2008-06-09 01:53:33 | テニス観戦
結果は以下の通り。
Men's Singles - Finals
Rafael Nadal (ESP)[2] def Roger Federer (SUI)[1] 6-1 6-3 6-0

途中第二セットはまるまる見れませんでした。つまり、ロジャーさんがゲームを取ったのは1ゲームだけしか見れませんでした。ラファさんの強さとは、と考えたとき、相手が誰とかラウンドが1回戦とか決勝とか関係なく、どのショットも100%の力で攻撃していくところだと思います。昨年も思ったように思います。ラファさん、今日は本当に素晴らしかったです。
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2008全仏女子決勝を見た。

2008-06-08 03:05:25 | テニス観戦
結果は以下の通り。
Women's Singles - Finals
Ana Ivanovic (SRB)[2] def Dinara Safina (RUS)[13] 6-4 6-3

スコア以上に接戦で、見応えがありました。ディナラさんのほうが全体的には劣勢の時間が多かったかもしれませんが、魅力的なショットはむしろ多かったのではないかと思います。一方アナさんは第一セットは取りましたが、少しミスが増えた局面もありました。やはりまだスロースターターなのかも、と思ったりしました。
第二セットのアナさんから4-2の第七ゲームがもっとも見所があったとおもいます。ディナラさんからのサービスゲームでデュース7回の末、最後はディナラさんがサービスキープをしたときは、3rのシャラポア戦、4rのデメ戦のときのような大逆転が始まるのかもと緊張しましたが、3度目はありませんでした。第九ゲームのアナさんのショットはまるで吹き矢のように鋭く、私が女王だといわんばかりの貫禄すら感じました。 セルビア語のカモンにあたる言葉かもしれない「アイネ!」というようなかけ声とガッツポーズが増えました。一方のディナラさんはロシア人特有の身振り手振りと自分のコーチの方を見て独り言を言う回数が増えていき、最後の2ポイントくらいは既に泣きに入ってしまったようにも見えました。
表彰式の途中でテレビ解説の神尾米さんが、「2人とも、すぐに自分の陣営に行きたいみたいですね」というようなことを言っていました。本当に気の毒なくらい行きたそうに見えました。特にディナラさんは表彰式はもちこたえたけれど、すぐに泣きに行きたかったのではというように見えました。
ファイナリストのスピーチでは、両者ともちゃんと相手を見ながらたたえていて、立派でした。
表彰式のプレゼンテータはJustine Heninさんでした。この大会の直前に衝撃の引退宣言をして、もう表舞台には出てこないのだろうと思っていました。テレビの実況者が「再三のスピーチ依頼は断っていたようだが、プレゼンテータだけは受けたようです。」とか言っていました。白いパンツに白いカットソー、ジャケットは朱色というかアナのテニスウエアと同じような赤、お化粧は薄く、髪型は後ろで束ねただけ、といった出で立ちで登場しました。引退して何かから解き放たれたのか、現役時代には余り見られなかったような笑顔で選手を祝福していて素敵でしたが、出で立ちについては服装はともかく、髪とお化粧くらいせっかくの晴れ舞台なんだから、と思いました。気持ちはわからないでもないけど、私と一緒におしゃれ教室にいったほうがよいかもしれません。
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メモ:尾てい骨骨折のその後

2008-06-07 00:17:32 | その他
あれから明日で3週間・・・。
怪我をした直後は、本当に「2~3週間で痛みがとれるのか」と懐疑的でしたが、日に日に痛みのことを忘れていっています。まったく違和感がないかというと、まだちょっとありますが、経過をまとめておこうと思います。

怪我~1週間め:ひやひやしながらの動き。歩みも遅く、座っていても立っていても痛みのことが忘れられず。くしゃみをすると痛くて復帰に時間がかかるのでできるだけ我慢した。
1週間~2週間め:仰向けには寝られず、背もたれにももたれたくないが、ふと、痛みのことを忘れて動いている時があった。
2週間~3週間め:自分から進んでではないが、仰向けに寝られるようになった。くしゃみをしてもそれほどではなくなった。歩く速さも、以前ほどではないが戻ってきた。若干残る痛みや違和感は、今後は一生付きあっていくのかも。。。

まあ、回復期こそ「油断大敵怪我一生」なので注意します。
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