No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

京都町内会バンド Springtime Folk Tour 2024 京都公演

2024-05-12 23:00:00 | 音楽
2024年5月12日(日)17:30
場所:モダンタイムス

前も思ったことだが、2時間立奏だけでも大変なのにパワフルな熱唱、演奏、で曲と曲の間には弦をチューニングをしながらMCして、1つ1つがコウペンちゃんではないが「すご〜い」。音楽教室でトランペットを習っていた頃、練習室にギターとベースが置いてあったので、試しに肩にかけてみたところ、想像以上に重くて、あれをずっとぶら下げて演奏するのは肩が凝るどころの騒ぎではないし、ギターを回すパフォーマンスなんて正気の沙汰ではないくらい重く感じたものだった。それはさておき、ライブではアンコール前の最後の曲の終わりに原田さんのアコースティックギターの弦がかっこよく(?)切れ、アンコールは笹野さんのエレキギターを使っての演奏となったのだが、その珍しい光景に目が釘付けになった。目が釘付けといえば今日も有田さんのベース演奏される手の動きばかりみていた。ちょうどガラス張りの調理場でケーキを作る職人さんをみている子供のような気持ちである。笹野さんの天性を感じたのは歌唱やパーカッションは言うまでもないが、蹴上の青紅葉のMCが刺さった。青紅葉の頃は学生時代はクラスが変わったところで馴染んでいけるだろうかとちょっと緊張感がある時期だった・・・という思い出を語られたのだが、バンドメンバーと話していた時のトーンと違う良い話になっているという原田さんに対して全部作り込まれている、歌なんてもっと作り込まれている・・・みたいなことをおっしゃっていたのがウケた。MCでもう1つ特筆すべきは「有田さとこのコーナー」がなくなったことである。恐らくは、MC少なめの有田さんのコーナーだったのだと推測するが、以前見た時いじりのようで少し気になっていたので、大変素晴らしい変更だと思った。
ところで、前回のライブ前に一生懸命振り付けを覚えた「Ice Cream」は今回は練習してこなかったところ、前の方で振り付けがバッチリの方がおられたおかげで真似することができ、楽しく参加することができた。ただ参加されてなかった方も散見され、もしかしたら振り付けがあることとかご存じなくて、疎外感を感じておられたのではないか、と思いつつ、私は楽しんでいることをステージの方に伝えたくて「フー!」と手を挙げて踊っていた。今回は1人参戦でライブを楽しんだが、周りの方ともお話しするでもなく、「打ち上げ」も参加せず、難しいものだと思った次第である。
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SPRING CONCERT

2024-04-28 23:00:00 | 音楽
SPRING CONCERT
2024/4/28(Sun)
ソプラノ 今井順子、ピアノ 吉澤友里絵

開催の数日前に友人に誘われた。ピアニストの吉澤友里絵さんは誘ってくれた友人のピアノの先生である。今日は歌の方との共演であったが1曲だけソロで演奏された。プログラムを見てSchubertのImpromptus d.899 op.90 no.3というタイトルからは思い出せなかったが、曲が始まると知っている曲で嬉しかった。この曲はNo.1から4まであるが全部良い。10年以上前、前述の友人が弾いていてこの曲を知り、2014年には超大御所、マリア・ジョアン・ピリスさんのリサイタルでこの曲を聴いたこともあった。吉澤さんは演奏の前に学生時代にこの曲をレッスンで見てもらおうと習っていた先生に持って行った時のエピソードを話してくださった。そのお話の中で、まだ弾く歳になっていない、普遍的に表現するようにといったアドバイスを受けて、意味を辞典で調べて「普遍的」とはすべてのものに当てはまることを指し、 時代や場所を超えて、変わらずに当てはまる性質や価値観 などに用いられると書かれいたことを紹介してから演奏された。そして聴こえてきたのがこの曲だったので、心の中では「おおおーこの曲か!。」と思いつつ、顔はにんまりしていたと思うので、後ろの方の席で助かった。「普遍的」が表現された音色が全身に染み渡っていく感じであったが、なぜか私の頭の中には、「川の流れのように」という歌謡曲の歌詞が流れていた。
歌手の今井順子さんは歌はもちろんお話の時の声も綺麗でわかりやすくて指導者としてもご活躍なのかな、などと想像した。プログラムの最後に「春の小川」の歌詞が印刷されており、最後は皆さんで一緒に歌いましょう、のコーナーがあった。この日のお客様の年齢層は私より上の方も多数散見されたが、日頃から歌うのが趣味な方々なのか、とても良い声がたくさん聴こえてきた。私も歌ってみたのだが、「春の」の出だしの「は」から声が掠れてダメであった。そして「咲けよ咲けよ」が「酒よ酒よ」に脳内変換されてしまった次第である。
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吹奏楽を聴きながら青春を思い、「夜明け」という合唱曲を知る

2024-03-24 23:00:00 | 音楽
友人にお声がけいただき、龍谷大学附属平安高校・中学校吹奏楽部の第28回定期演奏会を聴いてきた。私が着いた時には既に多くのお客さんが入っていたが、運良く通路側の良い席が1席、奇跡的に空いていた。隣は恐らく高校生。周りは高校生、卒業生、生徒の親、生徒の祖父母・・・と思われる人でぎっしりであった。
ステージは熱演であった。最近の吹奏楽部の定期演奏会とは1部吹奏楽曲、2部創作ミュージカル、最後にマーチングみたいな暗黙のフォーマットがあるのではと感じているが、今回の演奏会は1部、2部はその通りで、3部は中学生ステージ、4部はマーチングであった。中学生ステージは20人足らずの小編成だがしっかり吹けていたし、4部はストーリーのあるアーティスティックな演出で、シンクロナイズドスケーティングのようだった。立奏だけでもしんどいのに、独特のすり足でぶつからないように動き回り、中腰や膝立ちで音程狂わさず吹くのは大変で自分が若かった頃もマーチングは勘弁してと思っていたが、今やマーチングは吹奏楽を聴かない人にも大人気だと聞く。私は1部でするような吹奏楽曲に馴染みがあるが、それだけでは人気が出ないのかもしれない。2部の創作ミュージカルでは通路でダンスを披露してくれた。通路側にいたので熱演の様子がよく見えたが、近くに座っていた生徒さんの祖母風の女性が大変喜んで見ておられたのが印象的だった。友人の息子さんは最初から最後まで大活躍だった。友人によると息子さんは毎日帰宅後も疲れた体に鞭打って打ち合わせしたりして頑張っていたとのこと。これぞ青春である。青春とは、10代後半の限られた時期に頑張った人にだけやってくる宝物なのだと、だいぶ歳いってから気づいた。私はその頃頑張っていなかったので青春はなかったし、今になって頑張っても青春にはならないのである。
ところで最後に歌われた「夜明け」という曲は初めて聴いた。前列には卒業する3年生が並び、中には涙する姿もあった。引退、卒業にぴったりの泣かせる歌詞で、気になって帰宅後検索してみたら、
作詞:北海道旭川商業高校吹奏楽部 平成10年度卒部生一同
作曲:八幡映美(この方もその時の部員の一人)
と知って驚いた。
これまでは、吹奏楽部の演奏会の最後に歌う演出って(自分も経験があるが)どこかしっくりこないというか、なんで吹奏楽部やのに歌で締めるねん、思っていたのだが、この曲であれば吹奏楽部部員が作詞作曲だし、卒業や引退にも合っている、と納得できた次第である。
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2024笹野みちるソロライブ「“原っぱの真ん中で、ひとりで歌ってみる。”」京都公演

2024-03-03 23:00:00 | 音楽
2024年3月2日(土)19:00モダンタイムス

笹野みちるさんのソロライブに初参戦した。昨夏に京都町内会バンドのライブに初参戦し、MCも楽しいライブだったことから、ソロライブもMC多めかと思いきや少なめで、ガチで2時間たっぷり弾き語りで、大いに堪能した。
笹野さんが東京少年でデビューされた頃、私は大学1回生だった。笹野さんは3回生だったのだと思う。同じ大学だったわけだが、キャンパスで見たことはない。1回生の時に入っていたサークルには笹野さんと同じ高校出身の方もおられて、その先輩とはよくお話しした。ある時、先輩がちょっと深刻そうな口調で「最近友達が・・・」「デビューしたんやけど・・・」と切り出し、通常の女子大生ならそこで「え?デビューって芸能人になったってことですか?わあすごい、かっこいい!」とか、ちょっと浮き立つような受け答えをするものだと思うのだが、私はしらけた女子大生だったのでそういう受け答えをせず、その後どんな話だったかは忘れてしまった。数年後、『Coming OUT!』、『泥沼ウォーカー』の著作で出身地や同志社の内部進学者であることを知り、そんな共通点から一方的に親近感を抱いていた。東京少年で活躍されていた頃の曲、その後ソロでも活躍されていた時の曲は知らず、の参戦であった。町内会の時と客層は同じような感じだろうか、とか、全曲スタンディングで拳を突き上げる系だろうかとか、過去にメジャーで活躍されていた人なので決まったペンラの色とか、掛け声(キャンディーズの「蘭ちゃーん」みたいな)とかはあるのか、とか多少の不安はあったものの、心配は無用であった。
発売2日目でソールドアウトはさすがの存在。そして正真正銘のソロライブであった。アンケートの回答にも書いたのだが、豊かな声量で、ギターをかき鳴らしながら、すべての曲を熱唱であった。鋭い歌詞を歌い上げる表現力も見事であった。初めて聞く曲が殆どなのにすごく伝わってきて何曲かは不覚にも涙が出そうになった。東京少年時代やソロ時代の曲も良い曲が多くて聴いてみたくなった。MCの中でライブに向けて練習してたらやりたくなった曲で、、やってみていい?みたいにおっしゃっていたが、すごい練習量に裏付けられた自信と聴衆に披露したいという気持ちがすごく伝わってきて、一緒に行った友達と「笹野さんめっちゃ頑張ったはったなあ。」と感激しながら帰路についた。2時間1人で場を持たせることがどれだけ難しいことか。しかも歌と演奏で。見事に完走された様子を見て、ちょっと自分は何をしているのだろうか、「歳いって声かすれるわ。」とか「ちょっと歩いて息切れするわ。」とか言っている場合ではない、と恥じた。せめてもの罪滅ぼしと思って、最近気に入っている「ブスの美ボディメイク」チャンネルの運動動画くらいはやっておこうと思った次第である。
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『あの日から夢中!』

2023-11-19 21:00:00 | 音楽
友人に誘われて行くことにしたものの、直前にその友人の都合が悪くなり、1人で参戦してきた。行ってきたのはこれである。

『あの日から夢中!』
日時:2023年11月18日(土)
場所:KBSホール 
開場13:00  -マルシェタイム-
ライブ14:00~16:00
弾き語りライブ:豊田勇造、中川五郎、原田博行
休憩16:00~17:00 -マルシェタイム-
ラジオ公開生放送17:00~18:00
ラジオパーソナリティー:円城新子、原田博行
何やら友人は、原田さんから直々にチケットを受け取ったとのことで、直前まで調整をしていたが結局叶わず、せめて1人でも行ってきて・・・と託された。会場まで徒歩圏だし、私は暇人だし、原田さんは9月に聴きに行った京都町内会バンドのメンバーの一人でまた何かあれば聴きに行きたいと思っていたし、それは良いのだが、この案内からはどういう感じのものかわからなかった。

ライブ開始10分前に到着すると、会場は段差のない平な床に椅子が並べられていて、余裕を持って座れる状態だった。すでに原田さんとラジオパーソナリティの円城さんは会場の説明をされていた。せっかくなので前の方に席を取り、開演すると御三方が出てこられたが、原田さんではないお二方の大物感がすぐに感じられた。
まずは中川さん。社会の理不尽さ、反戦、反体制、を圧倒的な声量と明瞭な歌詞で歌い上げられていた。これぞ、ザ・フォーク。刺さり続ける歌詞に涙腺崩壊しそうになりながら全ての歌詞をドキドキしながら聴いた。
続いて豊田さん。ギターがすごかった。ギターが語っていた。演奏するお姿がとてもかっこいい。後のトークで原田さんが「銃の代わりにギターを持って・・・」とおっしゃっていたがその通りであった。お客さんの中には、「もういっぺん」という歌詞に合わせて手を挙げて振り付けしている方が何人もおられて、その楽しそうな様子に心和んだ。
トリは原田さん。若い時に作られた曲から今回のために作られた曲まで披露された。後のトークで豊田さんが原田さんの立ち姿が綺麗でかっこいいね、といったことをおっしゃっていたが同感であった。会場を風船でデコってくれたのは勤務先の高校の生徒さんというトークがあったが、岩倉の生徒さんはこんな先生に習えて純粋に羨ましい。
ラジオの公開生放送も聴きどころ満載で面白かった。昨日作った新曲、と、中川さん、豊田さん、それぞれが披露されたが、豊田さんがこのライブに声をかけてくれた原田さんのことを歌にしておられて、原田さんが涙腺崩壊しておられるようにも見えたが、あんなふうに歌われたら泣けるわな・・・と私も崩壊寸前だった。ポッドキャストにのったら聞き返したい次第である。
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気が済むまで

2023-10-22 21:00:00 | 音楽
普段お刺身って滅多に購入することはないのに、先日お刺身をたくさん食べたくなったので、魚料理が食べれそうなところに行って「お刺身定食」を頼んだ。私が一回で食べるお刺身の量は5切も食べれば満足なのに、この定食は種類いろいろで10切もあった。途中で飽きてきたがお刺身は美味しく完食した。これで気が済んだ。
ところで、宝塚歌劇の俳優さんがマンションから転落死されたという痛ましい事件に関連して旧Twitterを徘徊していたところ、宝塚音楽学校受験対策を教えておられる声楽科のブログが出てきた。私とは相入れない考えを持つ方で、読んでいて悲しく、また悔しかった。そして、そんなふうにして音楽演奏家が作られるならば宝塚歌劇だけでなく音楽演奏会やの音楽系の舞台芸術は見たくなくなってしまった。気が済むまで、ちょっと距離を置こうと思う次第である。
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京都町内会バンド Summertime Folk Tour 2023

2023-09-03 23:00:00 | 音楽
京都町内会バンド Summertime Folk Tour 2023
京都公演
2023年9月2日(土)18時〜
場所:モダンタイムス

前回のライブを配信で見て、次回は生で聴いてみたいと思っていた。今回は売り出し開始後すぐにライブハウスに予約して、結構若い整理番号をもらって、当日は開場10分前から整理番号の順に並んで入れると聞いていたが、10分前に会場に到着すると既に長い列ができていて、要領がわからないままとりあえず並んで入ったが、整理番号順に入れたわけではなかった。とはいえ、比較的良い席を確保し、ライブ中はステージに集中して楽しむことができた。ライブハウスは満席。終わる頃には酸欠気味であったが、それは恐らくみんなそうだったと思うし、ステージで歌って踊っていたバンドの方はもっと酸欠だったかもしれない。
笹野さんは汗だくだった。ここで倒れたら本望と冗談で言っておられたが最後までご無事で何よりだった。有田さんがよく見える席で演奏中の指の動きがかっこよくて気がつけばガン見していた。Bassって触ったこともないけど、ついうっかりBassを弾いてみたいと思うほどだった。MCも楽しかった。原田さんと笹野さんの掛け合いはとりわけ面白かった。京都弁が普通すぎて親近感湧くを通り越していた。笹野さんが原田さんに冗談で選挙の出馬をお勧めし、「政策ないから」と拒否する原田さんに笹野さんが「政策なんて誰もないから」とおっしゃっていて、笑うところであった。面白いMCは他にもたくさんあったが、MCも歌唱も惹きつける力があった。若い頃メジャーで大活躍されていた笹野さんの底力を感じたし、原田さんはミュージシャン以外にも同志社高校の聖書科の先生や俳優など多方面でご活躍されているのも納得だった。そういえば開演前にどこかのテーブルから「原田先生が・・・」と話し声が聞こえてきて、教え子かな、などと勝手に想像した。ライブの最後のほうに原田さんが作った新曲「すべてあなたの前に」を歌う前に、これまで宗教的な言葉を使いたくなかったが、使ってもいいかなと思って作りました、といったようなことをおっしゃっていた。私には心地よい曲で、ハレルヤが繰り返される頃にはストンと腑に落ちる感覚があった。最後の最後のアンコールには、Ice creamの振り付けをされたルミ姉さんが登場し、遠慮がちにステージ端に立たれたものの、立ち姿だけでオーラがあり、感激だった。すごく近い位置で生の踊りを見ることができ、それがカッコ良すぎて一緒に初参戦した友人がダンス始めたいと言い出すほどであった。
開演前に同じテーブルの方と少しお話しした。初期の頃からのファンの方、10年前にライブに来たことがある方、両親に勧められて来たという学生さん、一度来てみたいと思いつつ今日が初めてという笹野さんと推定同世代の私を含めて数人だった。CD購入特典サイン入りポストカードを見て「書いてあるメッセージが1枚1枚違う!」「これ誰の字かな?」とテーブルで見せ合いながら盛り上がった。配信でライブを視聴する良さもあり今後も無くなってほしくないが、場を共有する楽しさはライブならばであると改めて感じた次第である。
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ひとつのピアニズム2 森口綾子ピアノリサイタル

2023-07-01 23:00:00 | 音楽
2023年06月27日(火)19:00
豊中市立文化芸術センター 小ホール
ピアノ: 森口綾子

練習曲集op.25全曲
舟唄
スケルツォ第3番
英雄ポロネーズ
幻想曲

ピアノのリサイタルで、これほどまでに心の中で声援を送ることもない。前半の12Étude Op.25は、フィギュアスケートで次のジャンプの成功を祈るような気持ちで鑑賞。1曲目から、12曲引き切る気迫が伝わってきた。35分一本勝負を見事に制してまとめあげる力も素晴らしい。確か6曲目が終わった後、お腹のあたりに手を当てて大きく深呼吸しておられたようにも見えたが、その後も難所をどんどんクリアしていく演奏だった。自分的にも寝落ち1秒もなし。とにかく心の中で声援を送っていた。

前半も知っている曲が多かったが後半は全て知っている曲で楽しかった。英雄ポロネーズを聞くと、昔「赤いシリーズ」と呼ばれていたドラマを思い出す。小学校低学年だったし普通は起きていない時間帯のドラマだし内容は全く覚えていないのだが、曲が壮大でかっこいいがちょっと怖いような印象だった。ネットの時代なので「赤いシリーズ 英雄ポロネーズ」で検索すると『赤い激流』という作品とわかった。ところがWikipediaに書かれているあらすじを読んでもまったく覚えがない。それにたしか・・・義手の女性が手で手袋を取るシーンがあったっけ?と思い、これまたネット検索すると、こちらはスチュワーデス物語であった。でも義手の女性はピアニストだったのに事故で両手を失ったという設定だったはず・・・とさらにWikipediaを読むと、スチュワーデス物語で流れていたのはÉtude Op.25-11と書かれていた。そうだったのか、とあらためて昨日の演奏会での11番を思い出し、この演奏会をきっかけに長年の勘違いを正した次第である。
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京都町内会バンドのライブをツイキャスで鑑賞

2023-02-12 23:00:00 | 音楽
一度聴いてみたいと思っていたところ、家から徒歩圏でライブがあると知ったのはライブ当日。よく見ると、ツイキャスで配信もあるとのことだったので、購入して鑑賞した。聴いた瞬間、この方々、上手いわ・・・とプロの方に失礼な感想を思ってしまうほど、歌もMCも上手かった。歌詞がクリアに聞こえてくるのが素晴らしい。MCも面白い。楽屋ネタや内輪ネタや常連ネタがなく、、、あったのかもしれないが一見でも楽しめた。同世代で、同じ大学出身とのことで、もしかしたらどこかですれ違ったことあるかもしれないに、なんか差ついてるな、などと思ったり。ライブは期間限定でアーカイブが残っているので、期間まで、何度も楽しんでしまいそうと思う次第である。
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『校歌を唄おう♪コンサート』2022年12月18日(日)

2023-01-02 23:00:00 | 音楽

新聞で催しを知った『校歌を唄おう♪コンサート』向日市教育150年記念学校展 関連事業、向日市育ちとして面白そうと思い、昨年乙訓内の中学で教師していた友人と一緒に行ってみた。

会場には校歌を作詞した方も何人かこられていて、当時のエピソードを話してくださったのだが、向陽小学校の作詞者は当時は京都市で理科の先生で現在82歳とおっしゃっる男性の方だったが、声も良く、話にもまとまりがあり、82とは思えない若々しさだった。

会場では校歌が印刷されたプログラムが配られ、有志の合唱団(シニア世代中心の8名くらいの団)が歌ってくださるのだが、小学校の校歌は第2、第3、第4、第6の最後の歌詞は「われら第○向陽校」という歌詞だったのは驚きだった。また寺中の校歌を作ったと紹介された方は、本格的な声楽家のような歌声だと思っていたら、ネットで名前を検索するとプロの方のようでそれも驚きだった。

会場には向日市長も来られていた。2校と西ノ岡中の出身ということで司会者から前に出て来るように呼ばれ、歌とエピソードを披露するシーンがあった。それはよかったのだが、エピソードで違和感を感じたところがあった。第2向陽小学校の校歌について、自分の時と今とは節回しが違うので、直してもらいました、と良いことをしたかのように言っておられたことだった。市長と同世代か年上の観客からは市長に賛同する反応が見て取れたが、これを最近の卒業生が聞いたらどう思うだろうか。親しんできた校歌が権威ある市長に否定され、悲しく思うのではないか。「歌は世につれ世は歌につれ」で両方認めた上で「今日は私の小学生だった時の節回しで歌います。」ではだめだったのか、と。

中学時代の恩師との再会もあった。私が入っていた吹奏楽部の顧問の先生が来られていたのだ。中学時代にはほとんどお話したことはなかったがここはお声がけするしかないと思い、お話しにいった。先生は当初この演奏会の伴奏を依頼されていたがご多忙になったため断らなければならなくなった、とおっしゃていたが、コンサート中は伴奏用の楽譜を見ながら音楽の教師らしいハリのある美しい声で歌っておられた。

最後は現役の向陽高校の合唱部の方の高校の校歌斉唱と、アンコール曲2曲(振り付け付き)の熱演もあり、心和んだ。

演奏会が終わり、改めて先生にご挨拶に行った。私が勝中一期生だったといったら、先生はその一年前に別の学校から赴任してきて、校名変更ですごくもめてるのが不思議だった、とおっしゃっていた。あの校名騒ぎは、在学中から違和感を感じていたのでそれが聞けただけで価値があったと思った次第である。

 





 

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