No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

石山寺訪問

2024-09-22 17:30:00 | その他


大河ドラマ「光る君へ」の影響で石山寺を訪れる人が増えているとは聞いていたが、かくいう私の友人も8月の末に石山寺に行きたいと遠方からやってくることになった。折角だし私も一緒に行くことにしたのだが何の予備知識もなかったところ、近所の友人が、石山寺の座主さんの講演会&ランチ会があると調べてくれて、すぐ予約を入れてくれた。
そんなわけで3人で石山寺の座主さんの講演会&ランチ会、翌日に石山寺訪問、という日程で行ってみることになった。
恥ずかしながら私はその時まで「座主(ざす)」という言葉を知らなかったし、座主とは大きな寺の一番偉い住職さんを指すことも知らなかったし、石山寺の座主さんが女性であることも知らなかったし、石山寺初の女性座主さんであることも知らなかった。
講演会は予習なしでも楽しめる内容だった。石山寺の説明はもちろん、石山寺所蔵の宝物の絵巻の解説があったり、紫式部と夫との歌のやりとりの解説があったりしたのだが、ゆっくりとした優しい口調でわかりやすく、何よりお話しが上手な方であった。講演会が終わり、質疑応答の時間があり、誰も手を挙げなかったので、司会の方が2つ質問された。メモをとっていなかったので詳細は忘れたのだが、困難なことに直面した時に「委ねてみることではないかと思う」といったやりとりがあり、それがとても印象に残った。
次の日、朝早くから石山寺に向かった。朝早かったので入った時は人がまばらであったが、その分ゆっくりと巡ることができた。前日に講演会で聞いたことが目の前にあるという臨場感がすごかった。極め付けは、本堂の拝観の時であった。本堂の内陣に入らせてもらったところ、ちょうど座主さんがメインの席の大きな座布団にお座りになり祈っておられるところだった。確かに前日講演会で見た方が、本当に祈っておられるところに遭遇したことに驚き、ずっとその様子を見ていた。ふと、前日に「委ねてみることではないかと思う」とおっしゃっていたことを思い出し、今も何かに?仏さんに?委ねておられるのだろうか、と思うと、気のせいかもしれないが後光がさしているようだった。

写真は【ホテル日航プリンセス京都】開業20周年記念 特別企画『源氏物語ゆかりの大本山石山寺 鷲尾龍華座主講演会とフランス料理特別ランチ』のお料理
【メニュー】
・海の幸と夏野菜のゼリー寄せ “十二単” ~十五夜の思い出~
・鮎のコンフィグラッセ 福井米 “華越前” リゾット 吉野葛コンソメ餡 ~紫式部が暮らした越前に思いを馳せ~
・真鯛と道明寺粉ヴァプール 青紫蘇の香り 椿餅仕立て ~鰯を鯛に~
・近江鴨の炭火焼き 夏の京都・地野菜とジュー・ソースで ~平安時代から継承される四種器とともに~
・バゲット 豆腐パン
・夏の蜜柑コンフィチュール クレープ包み 唐菓子のように ~いにしえを偲んで~
・紅茶

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地蔵盆に関するアンケート

2024-09-15 23:00:00 | その他
2年前町内会長をした時、地蔵盆を簡素化したものに舵を切った。コロナ3年目という理由もあったが、従前の地蔵盆は町内会役員の負担が大きすぎると感じ、誰がやっても負担の少ないものに変えていきたいという思いがあった。昨年、今年、と簡素化バージョンを踏襲されたところ、今年になって数名の方から「今後の地蔵盆は従前のような形式で開催しないのか」と問い合わせが入ったらしく、地蔵盆に関するアンケートが届いた。アンケートは従前の形式に戻した方がよいかなど何個か質問があり、別紙にご意見欄がついていたので思いの丈を真面目に書いてみた次第である。
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Everlasting33 MAO ASADA ICE SHOW 映画館でも堪能

2024-09-08 20:00:00 | スケート観戦
生で観た時と違って全体を俯瞰することができるカメラアングルが良い。カメラは、上から、氷上スレスレから、真正面から、通路から、など。演者の顔の表情や衣装がよく見えるのも良い。海賊の山本 恭廉さんの腹筋や柴田嶺さんの筋肉が見えるのも良い。生で見た時はSeishiroさんのフロアダンスがドライアイスの煙でよく見えなかったのだが、それもよく見えた。ゴットファーザーの演目で座っている田村岳斗さんドアップも映像ならばでは。俳優ではなくスケーターであれほどのドアップが決まるのは岳斗さんだけではないか。エアリアルは生で見た時の方が恐怖を感じたが、何度見ても恐怖は恐怖であった。今井遥さんと中村優さんのロミジュリは、生で見た時はその後結婚することは当然知らなかったのだが、プログラム読んでお互い信頼しあっていることが感じられると思っていたらご結婚のご報告。それを聞いた後に映像で見るロミジュリは余計にドキドキしたのだった。ドキドキといえば小林レオニー百音さんに見栄を切られるところがよく見えたのも良い。
映画館で一番辛かったのは声出しや拍手ができなかったこと。声はともかく、拍手はしたかった。何度指でエアー拍手をしたことか。もし、声出しあり拍手OKの上映会があればもう一度行きたいなどと思っている次第である。
なお、上映開始2日目に行ったら、記念品のクリアファイルをいただいた。
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「生活習慣病・療養計画書」

2024-09-01 22:00:00 | その他
骨粗鬆症の検査を受けているクリニックでは骨密度以外に定期的に血液検査もされる。私は元来LDLコレステロールが基準より少し高めだが、体重は基準値以下で、それ以外の所見もないため、会社の健康診断では要観察程度で収まっていた。このクリニックでも当初はそれほど重要視はされていなかったのだが、先日の診察で先生から「生活習慣病・療養計画書」の説明を受けた。今年の6月より高血圧症、高脂血症(脂質異常症)、糖尿病の3つに該当する人は、国からの指示で、「生活習慣病・療養計画書」にサインすることに同意しなければ診察が受けられないとのことである。気になって帰宅後ネット検索すると、これまでの管理料より高い「生活習慣病管理料」が加算されるとのこと。医療費明細書をみると「生活習慣病管理料2 333点」が計上されていた。
骨を調べようと骨粗鬆症の検査に行っただけなのに、脂質異常症の診断が下り、国の管理下におかれた上に、生活習慣病管理料2まで加算されてしまった。やっぱり医者など行くものではないと言うことかと、かなりがっかりである。
先生の指示で1日200cc豆乳を飲んでコレステロール値が下がるか人体実験することになった。豆乳に含まれるイソフラボンの摂取目当てである。豆乳売り場でパッケージのイソフラボン含有量を確認する生活が始まった。私のコレステロール値が高いのは遺伝と思われ、小柄で細身の親もいろいろ試したがコレステロールは下がらなかったので期待はしていないが、飽きるまでは豆乳生活をしてみようと思っている次第である。
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