私の常識知らず事例はいくらでもあるが、つい最近まで「きゃりーぱみゅぱみゅ」さんのことを実在の人とは知らずボーカロイドと思っていた。最近その人の発言がTwitterで話題になっていた。ハッシュタグ付きで「検察庁法改正案に抗議します」と発言したことで沢山の批判を浴び、ファン同士での喧嘩も発生し、その状況を見かねて投稿を削除した、、、とのことだった。その批判の中には政治評論家が、あなた歌手だから知らんと思うけど世間の噂に騙されずに歌を頑張ってください、的なものもあると読み、失礼な物言いに気分が悪かった。本人はもっと気分が悪かったことを思うと居た堪れなくなり「きゃりーぱみゅぱみゅ」さんを応援するには何をすれば良いかを考えた。Twitter上で応援メッセ書く？批判を書いた評論家に噛み付く？いずれもしっくりこなかった。ふと、この人、歌手なのね、じゃあ、歌、１曲、買ってみてはどうかと思い立ち、255円課金して最新の作品を買ってみた。のっけから電子音がピコピコして楽しい曲だった。歌詞がぐっとくるとか、そういうのではないが、最後まで聞いてもしつこくない。この曲を練習して、いつかカラオケに行ける時代が来たら隠し球にレパートリーに持っておいてその曲を入れたらさらに応援になるのかも、などと夢想しながら、ささやかに応援したことを自己満足する次第である。
５月は母の日、６月は父の日、ということで、SNSにはそれにまつわる投稿がたくさん散見される。子供さんのおられる方は小さなプレゼントに心のこもったメッセージカードを受け取っていたり、自身の高齢の親を思いやったり、と温かい空気に包まれる。
でも私にはこの空気が馴染めない。家族と言えば泣く子も黙るみたいな強制的な感じが受け付けないのが原因なのはわかっているが、どうやらそれだけではない。子供の頃を思い返してみて思い当たる点があった。母も父もいる家庭に育ったが、母の日、父の日を祝ったことがないのだ。小学１年の図工の時間に、母の日のためにインスタントコーヒーの空き瓶に粘土を貼った花瓶を、父の日のために粘土で灰皿を作らされた。それを家に持って帰って渡すと、いらないと言われた。母は花を飾らないし、父は気に入った灰皿があった。それに図工作品は不出来で私からみてもごみだった。そんなやりとりがあった何年か後、母からの提案で、５月の母の日と６月の父の日は、６月の私の誕生日で相殺、即ちプレゼントなしにしよう、ということになった。私には「ソウサイ」という言葉がカッコよく響き、合理的でとてもいい考えと思って受け入れた。中学生になった頃から誕生日に少し現金をもらうようになったが、母の日、父の日は祝ったことがない。
そんな人間が大人になり、特に不自由は感じず過ごしていたと思っていたところ、時々とても困ることが出てきた。誰かにプレゼントを選ぶことができないのだ。困り果てて、「プレゼント選び」というキーワードにネット検索してみたりして、かなり早いうちから心の準備をしてプレゼントを準備している。それくらい苦手だ。得意な友人は「大丈夫、何でも喜んでくれるよ」とか言ってくれるが、ごみみたいな図工作品じゃ喜ばれないでしょ。ふと、母の日、父の日、自分の誕生日で相殺していた過去を思い出した。もしあの時、相殺ではなく、プレゼントを贈りあっていたらと。もしかして、母の日、父の日、にプレゼントを選ぶというのは、人間の成長に必要な過程ではないか。正しい時期にそれを経験しておかないと、あとで面倒になるよ、と、どこかに残したほうがよいかと思い、書く次第である。
こんな時なので、うがい薬を使ってみようと思いました。３種類とも、ポピドンヨード1ml中70mg（有効ヨウ素7mg）、と多分書かれています。
例・明治の
細かい字が見えにくい年頃になってきました。なお、イソジンは売り切れでした。
以下、個人の感想です。
対決１：味
ケンエーは甘い。薬っぽいのは明治。喉や下に味が残るが一本終わる頃にはこの薬っぽさがよいとも感じる。ハピコムは薄味。
対決２：コップ
一番しっかりしているのはハピコム。ふちの口当たりもよい。ケンエーはぺらっとしている。明治は普通。
対決３：ふた
一番閉めやすいのはハピコム。明治もまあまあ閉めやすい。ケンエーはパチっと閉めにくいし、時には液が飛んで返り血ならぬ返り薬をあびる。
なお、有効成分がセチルピリジニウム塩化合物水和物CPC配合のも買ってみています。水色の透き通った液体です。ポピドンヨードもいいけど、洗面台が結構着色するので、次はこれを使おうと思っている次第です。
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