No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

ひとつのピアニズム 森口綾子ピアノリサイタル

2022-09-25 22:00:00 | 音楽

ひとつのピアニズム
森口綾子ピアノリサイタル
2022年9月21日(水) 
開演18:30(開場18:00)
豊中市立文化芸術センター小ホール

Chopin:12 Études Op.10
4 Ballades

オールショパンプログラム、しかも綾子さんの、というわけで、チケット購入した時から楽しみにしていたリサイタルでした。会社は有休を取り、開演と同時くらいに到着し、いい席を確保して聴くぞ、と思い余裕の会場入りだったのですが、長蛇の列になっていました。私の2人前の人は当日券を求めていたし、注目の高さが窺えました。
席は、上手側の端の、3列目(1、2列目は使用禁止になっていたので実質一番前)を確保。鍵盤の見えない側なのでピアノの演奏会の時は人気がない側とされていますが、グランドピアノの音が間近に来る場所で、顔の表情もよく見え、前にお客さんがいないことで集中して聴ける、と、先日の牛田智大さんの時に実感したためです。
ご自身も最初の4曲は大変緊張したとおっしゃっていましたが、それが聴いていてわかるくらいのところもありました。頑張れ〜頑張れ〜と念を送っていたのですが、きっと念を送ったのは私だけではなかったはず、というくらい、会場全体で応援しているといった空気を感じました。4曲目の後は、ノッテこられて、いつものかっこいい弾きっぷりが素敵でした。綾子さんの演奏の魅力は圧倒的な迫力、テンポを上げるところはとことん上げて明確な音で弾きこなされるテクニック、その分、ピアニシモやゆっくりテンポのところが生きて、かっこいい演奏になっているのではないかとの持論です。バラードもとても浸って聴いていましたがバラ4が終わりに近づいてきた時は、「ああ〜終わる〜。」みたいな感覚でした。
アンコール1曲目は、ご本人よりリベンジしたいとおっしゃった上でのエチュード4曲目。1回目弾き直しの後、2回目で難所(?)をクリアされ、その後はノリノリでキメて、これまたかっこよかったです。その後もアンコールで2曲弾いてくださいました。綾子さんのショパン、また聴きたいと思った次第です。

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ハイアール 無水かきまぜ自動調理器 JJT-R10A を購入

2022-09-18 23:00:00 | 自作料理

古い炊飯器を捨てた後、しばらくは普通の鍋でガス火で炊きつつ、次の炊飯器をどうするか検討していました。普通の鍋でも美味しく炊けるけど、フッ素樹脂加工でないとご飯粒を最後の一粒まで取れないので、フッ素樹脂加工の炊飯鍋でも新調しようかと思っていました。また、ガス火の火加減はタイマーをかけて手で調節していましたが、できれば自動で火加減してくれる熱源がよいと思っていました。そこで、自動炊飯モードがあるIHクッキングヒーターに、フッ素樹脂加工の炊飯鍋にしようとほぼ決めかけていたところ、最後の最後で全く違うものを買ってしまいました。
炊飯目的での購入ですが、いろいろ自動で料理が作れるようで、かき混ぜ機能もあるとのことで、面白そうと思ってでした。
今までの炊飯器が5合炊きで圧力IHだったので大きい、重い、内蓋ステンレス製、内鍋も分厚い、、、とハイスペックだったせいか、初めてこの自動調理器を開けた時は、小さくて内蓋も薄く、内鍋も軽く、とにかく今までの炊飯器とは真逆に思えました。

 





現時点で良いと思うのは、なんと言っても軽いこと、また、内蓋のパッキンの外しやすさ、洗いやすさ、まぜスティックの取り外しがしやすい、、、などです。
購入後、まず白米を炊飯しました。問題ありません。料理はレシピブックに書かれているものをいくつかしました。私にとっては少し濃いめの味付けでしたので、そこを加減すれば問題なさそうです。とりあえず当面はレシピ通りにしてみて、分量や調味料を加減して様子を見たいと思います。
 
かぼちゃの煮物。無水調理。レシピ通り250gで作ったけどもう少し分量増やせないか、味付けはもう少し薄くてもよいかと感じました。


牛肉としめじの煮物。まぜスティック使用。好きな味だったので、味はもう少し薄めにしてみたい。
 
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牛田智大 ピアノ・リサイタル2022〜ドイツ・ロマン派の夕〜

2022-09-11 22:00:00 | 音楽
牛田智大 ピアノ・リサイタル2022〜ドイツ・ロマン派の夕〜
2022年9月8日(木)19:00
京都コンサートホール 大ホール

J.Sバッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲「主よ、われ汝に呼ばわる」BWV639
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 op.post.120,D.664
シューマン:ピアノ・ソナタ 第1番 嬰へ短調 op.11
ブラームス:ピアノ・ソナタ 第3番 へ短調 op.5

今回のチケットは5月に牛田さんのコンチェルトを聴いた時に入手したチラシですぐに手配した。そのおかげで、なんと2列目。舞台上手側だったので手は見えないが、足のペダルの動きはよく見える席だった。舞台からすぐだったので音が直接的にびんびんと伝わってきて、それだけでも大満足だった。
曲は全部知らない曲だったので、コンサート前にYouTubeで1回ずつ聴いてから行ったのだが、予習不足すぎた。コンサートは予習した分だけ楽しめる。K-POPであってもセットリストの順番に聴き込んでから行った方がいいのに、クラシックならなおのことである。反省点である。

牛田さんの演奏の魅力は、以前も書いているが、所作に癖がなく繊細な音は特に染み渡るところだと思っているのだが、今回は力強い部分がとてもかっこよく、だからこそ繊細なところはより染み渡って感激であった。アンコール曲は特にじわっときた。


お客様は圧倒的に女性が多かった。しかも我々アラフィフからそれ以降の(笑)。プログラムのプロフィール欄に「人気実力とも、若手を代表するピアニスト」とあるが、その通りである。会場ではオリジナル切手シートも売られていて、すごいと思った次第である。




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宝塚歌劇のライブ配信で千秋楽を楽しむ

2022-09-04 23:00:00 | 宝塚

6月に宝塚大劇場で見た演目の東京の千秋楽がライブ配信があると知り、課金した。私が鑑賞した後、東京公演はコロナの影響で多くの日が中止になり、再開の日が千秋楽とのことだった。そのせいか、始まる時の客席の拍手だけで待ちに待った感が伝わってきた。最初から最後まで、再開の喜びが溢れていて、画面で見ていても何度も心打たれた。

劇場で一度見たものをなぜライブ配信で見るのか、と聞かれそうだが、生で見たからこそ2度3度見たくなる。ライブ配信はカメラワークも良く、俳優さんの細かい演技や顔の表情もよく見えて、劇場では気づかなかったところにも気付けたりするのがよい。

千秋楽は、幕が降りた後に、退団俳優さんのご挨拶があり、それも配信で流してくれるのはありがたい。そして退団ではなく「卒業」とおっしゃっていたと思う。組長という肩書きがあることも知った。その組長さんが退団する俳優さんが書かれた思い出の朗読、退団される俳優をお一人ずつ呼びその方が大階段から降りてきてご挨拶、退団する俳優さんは袴姿だった。さらにトップスターの方からのご挨拶、一旦幕が降りて再び幕が開き、舞台にはトップスターの方と退団者だけになっていて、さらにご挨拶、そこの頃はちょっと緊張感も解けて笑いもあった。再び俳優さん全員登場し、ご挨拶し幕がおり、最後の最後には幕が降りた状態で舞台上手からトップスターさんが最後のご挨拶をされていた。その間、大きな大きな羽はずっと背負ったままで。トップスターさんは配信やライブビューイングで見ている人に対してもメッセージをくださって、思わず画面に手を振ったのはきっと私だけではないはずだ。そんなトップスターさんのお人柄の柔らかさ、温かさが伝わってきて、気持ちがほこほこした次第である。

ライブ配信
9月4日(日)13:30~花組 東京宝塚劇場公演 千秋楽
ミュージカル『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~』
ショー グルーヴ『Fashionable Empire』

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