週末から暑さが続いている札幌から、ren.です。
今日は30度を越えて夏日でした。
湿度も高く、窓を開けていると熱い風が入ってくるので、閉めていたほうが涼しい。
EDF4、レンジャー・イージーの終盤にきています。
追い詰められたオペレーターが泣き叫ぶ声に、思わず涙が。
ほんと、このシリーズは通信内容でストーリーを伝えるのがうまいよなぁ。
事前情報で公開されていましたが、今回の新敵・ドラゴン。
なるほど、そういうことだったのかと得心。
動きがいちいちかっこいいので見惚れる……と咥え上げられる(w
さて、昨夜のドイツGP。
バースト問題からゴタゴタありましたが、無事レースが行われました。
スタート後、4周目。
突然止まるマッサ。
ブレーキをかけたらリアホイールがロックした」とのこと。
しかし、その光景はモナコでのサスペンションの突然破損を思い出しました。
車が停まったのが、フェラーリのメインスポンサーであるサンタンデールのマーキングの上だったのは、ちょっとお見事(w
そして9周目に大事件が。
ウェバーがピットで手間取った際、リアホイールを付け直そうとしたのにマシンがスタートしてしまいました。
もちろんリアタイヤは外れ、各チームのボックスを突っ切るように直進。
そして、ちょうど前をスタートしたマシンを撮影していて無防備だったFOMのカメラクルーの背後から激突!
その後の情報によると、クルーの方は肋骨と鎖骨を骨折し、打撲と脳震盪のため、病院に搬送されたようですが、この週末までには退院できるとのこと。
これについてレッドブルは、3万ユーロ(390万円)の罰金が科せられました。
それまで2番手を走行していたウェバーはこのトラブルで再開まで順位を落としましたが、またも堅実な走りで7位入賞と、なんだか引退表明以来、良くも悪くも目立ってます(w
22周目。
マルシャのビアンキのマシンがエンジンブロー。
路肩に止めると火を噴出しました。
無事に自動消火され、ビアンキも脱出できたのですが、停まった場所が悪かった。
ニュルブルクリンク特有の坂道のため、回収前にマシンが無人でバックを始めてしまいます。
コースを横切り、トップ争いのベッテルの前を通り過ぎる、無人のマシン。
しかし、大きな事故には繋がらず、アリアンツの看板を踏み潰して停まりました(w
今回、善戦したのはザウバー。
とくにヒュルケンベルグはポイント権争いを続けて、母国レースで10位入賞の快挙。
色々と経済的な問題を伝え聞くザウバーですが、明るいニュースとなりました。
今回が本当の600戦目(イギリスでは地元だったからセレモニーしたのねw)のウィリアムズ。
特に問題なく、中位以下とはいえなかなかよくは知れていましたが、結局はノーポイント。
マルドナドが15位、ボッタスが16位。
いや、もう今年はとにかく2台完走を続けることだけでも続けよう(w
見ごたえがあったのが、ラスト10周。
トップを走るベッテルの1秒強の位置にグロージャン。
そのすぐ後ろにはグロージャンより速いチームメイトのライコネン。
さらにその後ろにはやはり1秒強の差をつけてアロンソ。
作戦を分けたロータス勢は共倒れを防ぐため、このバトルの最中にポジションを交換させるチームオーダー。
ベッテルvsライコネン、グロージャンvsアロンソのタイム差はそのまま、バトルが続行されます。
今回は2つあったDRSゾーンでは、ベッテルもグロージャンも相手を1秒以内にはギリギリ入れない巧みさ。
私もセクターごとの計測タイムに釘付けになりました。
結果は、バトルの位置そのままゴール。
ベッテルは初の母国優勝。
ロータス勢が2-3フィニッシュ。
アロンソは痛恨の表彰台落ち。
ライコネンとアロンソは作戦上の不備もあったので、そこに間違いがなければ、順位は変わっていたでしょうね。
とても面白いレースでした。
その他の結果はこちらで。
次回は3週間後の月末。
ハンガリーGPです。