週末から断続的に雨模様の札幌から、ren.です。
今年は蝦夷梅雨もなく、雨自体が少なかったので、ここでまとめて降ってくれてもいいかも。
さて、F1ハンガリーGP。
まずはうれしい出来事から。
それは……
ウィリアムズ、今期初ポイント!!
マルドナドが15番手スタートから調子よく、ピットでも大きなトラブルもなく、無事に10位入賞。
いやぁ、もう今年は完走を続けてくれればと思っていたところでした(w
これで、とりあえずマルシャ・ケータハムラインから脱出。
ボッタスは残念ながら、マシントラブルでリタイヤ。
ここまで完走を続けていただけに、本人もがっかりの様子。
まあ、こんなこともあるさ。
さてレースは、予選でスーパーラップを見せたハミルトンがPP。
その後ろにベッテルという、また先頭がダントツになりそうな気配がありましたが、意外なほど上位に差があらわれない、大きな順位変動はピットタイミングだけで、それもすぐに取り戻すような緊張感のある展開を繰り返しました。
先頭グループの重石試金石となってしまったのはバトン。
やはりうまくペースをつかめない彼が、"ドライビングスクール"を作ってしまうことに。
ピットアウト後のベッテルもそこにつかまりましたし、大きなターニングポイントを作りました。
さらに、グロージャンに接触されて、修正音入りのラジオが聞こえるシーンもありました(w
まあ、多くの人がグロージャンに対して「またか」と思ったでしょうが。
そのグロージャンは、この接触について、レース後に20秒のタイム加算ペナルティが下されました。
また、同じ場面で広報に位置していたマッサに対して、コースをショートカットして順位を上げたという裁定が下され、レース中にドライブスルーペナルティ。
本人は「バトンに対しては悪かったけど、マッサに対してはやむ終えないインシデント」と納得いかない模様。
なお、それでも6位入賞の結果を残しました。
敢闘したのはライコネン。
6番手スタートから2ストップ作戦で2番手につけ、ベッテルの追撃を傷ついたタイヤで抑え続けます。
本人曰く「ベッテルが仕掛けてきた場所は、抜くのが難しいポイントだったから大丈夫だった」とのこと。
さすがのクレバーさです。
安易に3位のポイントを取りにいかないベッテルも、相変わらずの熱さですが(w
というわけで、表彰台はハミルトン、ライコネン、ベッテル。
ハミルトンはメルセデス移籍後、初の優勝。
表彰台インタビュアーは、相変わらず好々爺然なマーティン・ブランドルでした。
その他の結果はこちらで。
F1恒例、1ヶ月の夏休み。
次回は8月末のベルギーGP。
私にとって、今年のこの1ヶ月は長く感じそうだ。