希望屋 ~ren_ka ci=set~

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ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 3

2013年02月06日 20時15分20秒 | └ニンジャスレイヤー

晴れ渡った札幌から、ren.です。
雪祭り見物には、もってこいの一日だったでしょう。
つどーむ会場なら、午前中には丘珠駐屯地からOH-1・ニンジャの離陸も見られたはず(w

午後からは、ソロモン諸島で起きた地震による津波のニュース。
それを蹴ってまで、都内の降雪状況をだらだらと報じるのは、全国放送としてはどうかと思いましたね。
東京ローカルだけでやってくださいな。

 

さて今日は、色々あって読了が遅れたこちら。

● 「ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 3」 エンターブレイン
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/74/7975526cbe015a49fb3e9183e249c857.jpg?random=c5db42cb46176d30949b0fa16ffbbad1

ナンシー=サン、色っぽい。
しかし、噂に聞いていたフブキ=サンの容赦ないエロ描写には負けた(w

今巻収録のエピソードは、ニンジャスレイヤー自身よりも、ニンジャ事件に巻き込まれる一般人の描写に凝ったものが多いですね。
こういう部分が詳しく描かれると、世界観に深みが増します。

企業による卑怯なクローンヤクザの入札に断固として立ち向かうノボセら評議員。
娘を失った厭世観から架空の宗教の狂信者となったアンドウ、デッカーとしての正義と信条を強く抱くシンゴ。
任侠としての矜持と誇りを捨てないヤマヒロ、ニンジャと化した弟たちを見捨てられないタロ。
けだるい学生生活からの脱却のために社会運動へと身を投じるナラキ。
恵まれない生活から逃げ出すためにウキヨエ作家として身を立てようとするアガタ。

マッポーといわれる世界の中で、それぞれが見えない明日へと這い進み、暗闇の中でなにかを掴み取る姿と、敵討ちのために全てを捨てようと苦悩するニンジャスレイヤーの姿の対比が、この荒唐無稽な物語の中にリアルを感じさせる一因となっていると思います。

今巻ではヤモト=サンの出番はありませんでしたが、こちらも人気キャラクターであるヤクザ天狗の活躍エピソードである「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」が収録されています。
全てにおいて正体不明、それでいて強い!かっこいい!わけがわからない!ヤッター!(w
彼の活躍エピソードが今後語られるかは、誰も知らない。

個人的に笑ったところ。
「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」で街の風景として、ソメン・ヌードル屋台でのデッガーと屋台シェフの会話に、映画「ブレードランナー」冒頭の有名なセリフが紛れ込んでいることでいたこと。
やっぱりサイバーパンク作品として、オマージュしたくなるんだろうなぁ。

コメント (2)
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