午後の国物語 REMIX+

本を売ってきたren.です。
昨日間違って買ってしまった本に、何冊かプラスして。
とりあえず、間違った分は回収できました(w


で、そのなけなしの銭を持って、コーチャンフォーへ。
近所に売っていない「ヴァリアブルウィッチ 2巻」がほしかったのですが、在庫なしorz
代わりにこれを見つけて買ってきました。

 ● 「午後の国物語 REMIX+」 冨士宏　リュウコミックススペシャル
　　
元々はナムコの広報誌「NG」に連載されていた漫画。
作者はご存知「ワルキューレの伝説」「バベルの塔」などのキャラデザをした冨士宏さん。
一言でいえば、オーガニック・サイバーパンク。
「ブレードランナー」とは違う形で描かれた、退廃的未来像です。
一見するとほのぼのしてますけれどね。

今回でなんと、3度目の単行本化。
'02年発刊のまんがの森コミックス版「午後の国REMIX」から追加されたのは10ページ。
それ以外は何も変更はありません。
しかも、紙質が悪い……。
まあ、「REMIX」は2000円、「REMIX+」は1000円ですから仕方がないか。

ぶっちゃけ、しっかり読むのは、追加分だけなんですけどね。
それでも買わなきゃいられないのが、ファンの信条。
たった10ページのために1000円出しちゃう。
どんなに明日から、財政がきつくなろうとも(w

でも、本当は連載が止まっているwebコミックス版「グレイスサイド」が少しでも収録されているかもと、期待しながら買ったんですけれどねぇ。
背表紙もグレイスだし。
一応「REMIX+」の追記として、冨士さんと「ペンギンデザインファクトリー」の市万田さんのコメントが載ってますが。
映像化なんかより、まずは原作コミックスとして完結させてくれよ(w

正直な話、「午後の国」を何度も復刊するくらいなら、一緒に「迷廊館のチャナ」を出してくれ、と。
「城物語」もまさかの単行本化されましたし、あとは「チャナ」だけなんだよー。
ぜひいつか、完結まで書き下ろして一冊にまとめてほしい作品です。