「デジ絵の文法」を観て、シャープペンの色つき芯を買ってきたら、0.7mmだったren.です。うーん、ケアレスミス。
● 「怪物さん」 西川魯介/バースコミックス
そういえば立烏帽子先輩ってアホ毛キャラなのか(w
魯介さんの漫画は、民俗学や妖怪話、クトゥルフ神話が好きで、80~90年代のカルトコミックやSF、WW2ネタに明るく、ショタに嫌悪感がないエロい方には個人的に強くお勧め。
この「怪物さん」はいくつかの作品にまたがって描かれてきた、学園オカルト邪神ポンチ絵withうすらばかシリーズ(?)の完結編。
シリーズ初作となったのは、「セトの花嫁」(ワニマガジンコミックス「初恋電動ファイト」収録)。
当時('99年)から魯介さんは積極的にショタを描いています。
「セトの花嫁」より
この子(雑役=オッド・ジョブ)もシリーズではレギュラーで、もちろん「怪物さん」にも登場。
……って
魯介さん、あんたもか!?(w
「女装少年が好物でノウ」(作中台詞より)
今回登場のショタな妖怪は……
☆ バター小僧
☆ ペド河童
なお、ここまででお分かりかもしれませんが、この漫画(というか魯介漫画のほとんど)は当然のようにエロシーンのある漫画です。しかも、ショタエロ率高し。
しかし、コミックスには成人向け表記がありませんので、お子様でも普通に書店でご購入いただ……かないようにご注意ください(w
元々は新創刊されるはずだった雑誌(出版されず)用に描かれた物で、その後webで公開されたものだそうですよ。
さて、シリーズとしてですが、なかなかに驚愕のラストでした。
しかし、個人的には「へなちょこヴェアヴォルフ」(「初恋・・・」収録)から「なつめヴルダラーク!」(角川コミックス・エースより単独刊行)の間に、立烏帽子先輩と朧谷の間に何があったのかが知りたいところ。
「へなちょこ・・・」だけに登場し、以降はカラスでしか姿をあらわさない黒瓜先輩も気になります。名前からして、黄金の夜明け団(ゴールデン・ドーン)の「666」、アレイスター・クローリーにちなんでいるのでしょうから、魔術師なんでしょうけれど。カラスは使い魔でしょうね。
シリーズとしては一応完結したのかもしれませんが、そうした外伝や続編を楽しみにしたいと思います。