シカやクマがたくさんいるから「鹿児島」「熊本」という県名なのかなあ、と子どものころに思っていた。もちろん、地名にはそれぞれ歴史や由来がある
▼鹿児島の名は、桜島の古称、火山を意味する「カグ」、水夫(カコ)が住んでいた、野生の子鹿が多く生息していた-などさまざまな説が。熊本の地名は元々「隈本」だったが、この地に築城した加藤清正が、強そうな「熊本」が城名にふさわしいと改めたそうだ
▼文部科学省は次期学習指導要領で、都道府県名に使われる漢字をすべて小学校の国語で教えることにした。鹿児島の「鹿」、熊本の「熊」、福岡の「岡」、佐賀の「佐」、長崎、宮崎の「崎」、沖縄の「沖」と「縄」などの20字が新たに追加される
▼小学校では社会で47都道府県の名前と位置を教えている。連携して漢字も学び、指導の効果をより高める狙いという。九州の小学生なら、九州・沖縄の県名くらいは漢字で読み書きできた方がいい
▼小学生が習う漢字の数は、1989年に996字から現在の1006字に。4年後の指導要領改定で1026字となる見通しだ。漢字が増えると児童の負担も重くなるのでは、との懸念もある
▼話を戻せば、佐賀は、クスノキの大木が茂っているのを見た日本武尊(やまとたけるのみこと)が「栄(さかえ)の国」と名付けたのが始まりとの伝承も。地名を巡るこんな話も一緒に教えてあげれば、楽しく学べ、地域への理解も深まろう。
と、2016/05/21付 西日本新聞朝刊の春秋です。
記載させていただきました。ありがとうございます。
って、びっくりですよねえ。
「鹿」「熊」「岡」「佐」「崎」「沖」「縄」
小学校で習わないのですね。
九州の県名 小学生はひらがなでしか、書けなんですね。
ほんと、びっくり。
小学校に英語教育は必要ないと、思います。
まず、母国の言葉をしっかり学ぶべきです。
加藤清正が 隈あらため熊にした。
という話。
なんだか ほろりとします。
くまモンが踊っています。
隈を熊にしたんだよ。と。
これは、2015年のYouTube。
くまモンの向こうに、熊本城の勇姿が見えます。
熊本城は、つよく立派でなければなりません。
小学生諸君、くまもとじょうではなく、熊本城と書いてくださいね。
地震で悲惨な姿となった熊本城
再建までに 20年はかかると言われています。
今の小学生が大人になるころ
きっと強い熊本城の姿に修復されていること、信じています。
九州の県名の由来。
熊本県
豊臣秀吉により肥後に封ぜられた加藤清正が「熊本」という文字を使ったといわれています。それ以前は「隈本(くまもと)」と呼ばれていたそうです。
大分県
◆大き田説:「豊後国風土記」には、景行天皇がこの地を訪れた時「広大なる哉、この郡は。よろしく碩田国(おおきた)と名づくべし」とし、これがのちに"大分"と書かれるようになったといわれます。
◆多き田説:実際の大分平野は広大とは言いがたく、むしろ地形は狭く複雑であり、「多き田」→「大分」との見解が最近の定説になっています。
宮崎県
神話の世界に遡りますが、古事記に「竺紫(つくし)の日向の高千穂のくじふる嶺に天降りまさしめき」とあり、天照大神の孫の邇邇藝命(ににぎのみこと)が降り立った国とされています。いわゆる、宮(神宮)のさき(前⇒崎)というのが地名の由来とされています。
鹿児島県
◆鹿児山説:天津日高彦穂々出見尊(山幸彦)が海神(わたつみ)宮に行く際に乗った舟が鹿児山で作られたという説
◆神籠島説:「神籠もる島」という説
◆カゴは崖という意味で、四方が崖に囲まれている桜島は「カゴ島」と謂われ、鹿児島は桜島の古い名であるという説
沖縄県
沖魚場説:沖あいの漁場を意味する「沖(おき)魚(な)場(は)」を由来とする説
沖な場説:沖にある場所、遠い場所を意味する「沖(おき)な場(は)」を由来とする説
長崎県
◆長崎港説:長崎港を開港した長崎勘左衛門純景の姓からとった名前という説。
◆地形説:海岸線が入り組んで岬が長いため「長い崎」と呼ばれていたという説
◆地名説:北條氏が新田義貞の軍勢に鎌倉を襲われて滅ぶと、代々伊豆国田方郡長崎村を領し、その地名を苗字として鎌倉の執権である北條氏の執事をつとめていたことのある長崎氏の一人が九州に流れ長崎湾の奥を領して地侍になったという説
佐賀県
備前国風土記には、クスノキの大木が茂っているのを見た日本武尊(やまとたけるのみこと)が「栄(さかえ)の国」と名付けたのが始まりとの伝承も。後に「佐嘉」に改められ明治維新の時に「佐賀」に統一されました。
福岡県
黒田長政が那珂郡警固村(けごむら)福崎(現在の中央区)に築城した際、地名を出身地近の備前国福岡庄(現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡)という地名を、自分の領地に持ち込んだのが、発端。この備前国の福岡という地名は、1165(永万元)「福岡庄」の名が南都一乗記録に初見されます。「丘のある土地」を佳字で表現した地名です。
佳字とは、漢字の字面が良くない場合に、同じ読みで字面の良い漢字をあてること。
おなら吾郎プロジェクトご賛同ありがとうございます。
▼鹿児島の名は、桜島の古称、火山を意味する「カグ」、水夫(カコ)が住んでいた、野生の子鹿が多く生息していた-などさまざまな説が。熊本の地名は元々「隈本」だったが、この地に築城した加藤清正が、強そうな「熊本」が城名にふさわしいと改めたそうだ
▼文部科学省は次期学習指導要領で、都道府県名に使われる漢字をすべて小学校の国語で教えることにした。鹿児島の「鹿」、熊本の「熊」、福岡の「岡」、佐賀の「佐」、長崎、宮崎の「崎」、沖縄の「沖」と「縄」などの20字が新たに追加される
▼小学校では社会で47都道府県の名前と位置を教えている。連携して漢字も学び、指導の効果をより高める狙いという。九州の小学生なら、九州・沖縄の県名くらいは漢字で読み書きできた方がいい
▼小学生が習う漢字の数は、1989年に996字から現在の1006字に。4年後の指導要領改定で1026字となる見通しだ。漢字が増えると児童の負担も重くなるのでは、との懸念もある
▼話を戻せば、佐賀は、クスノキの大木が茂っているのを見た日本武尊(やまとたけるのみこと)が「栄(さかえ)の国」と名付けたのが始まりとの伝承も。地名を巡るこんな話も一緒に教えてあげれば、楽しく学べ、地域への理解も深まろう。
と、2016/05/21付 西日本新聞朝刊の春秋です。
記載させていただきました。ありがとうございます。
って、びっくりですよねえ。
「鹿」「熊」「岡」「佐」「崎」「沖」「縄」
小学校で習わないのですね。
九州の県名 小学生はひらがなでしか、書けなんですね。
ほんと、びっくり。
小学校に英語教育は必要ないと、思います。
まず、母国の言葉をしっかり学ぶべきです。
加藤清正が 隈あらため熊にした。
という話。
なんだか ほろりとします。
くまモンが踊っています。
隈を熊にしたんだよ。と。
これは、2015年のYouTube。
くまモンの向こうに、熊本城の勇姿が見えます。
熊本城は、つよく立派でなければなりません。
小学生諸君、くまもとじょうではなく、熊本城と書いてくださいね。
地震で悲惨な姿となった熊本城
再建までに 20年はかかると言われています。
今の小学生が大人になるころ
きっと強い熊本城の姿に修復されていること、信じています。
九州の県名の由来。
熊本県
豊臣秀吉により肥後に封ぜられた加藤清正が「熊本」という文字を使ったといわれています。それ以前は「隈本(くまもと)」と呼ばれていたそうです。
大分県
◆大き田説:「豊後国風土記」には、景行天皇がこの地を訪れた時「広大なる哉、この郡は。よろしく碩田国(おおきた)と名づくべし」とし、これがのちに"大分"と書かれるようになったといわれます。
◆多き田説:実際の大分平野は広大とは言いがたく、むしろ地形は狭く複雑であり、「多き田」→「大分」との見解が最近の定説になっています。
宮崎県
神話の世界に遡りますが、古事記に「竺紫(つくし)の日向の高千穂のくじふる嶺に天降りまさしめき」とあり、天照大神の孫の邇邇藝命(ににぎのみこと)が降り立った国とされています。いわゆる、宮(神宮)のさき(前⇒崎)というのが地名の由来とされています。
鹿児島県
◆鹿児山説:天津日高彦穂々出見尊(山幸彦)が海神(わたつみ)宮に行く際に乗った舟が鹿児山で作られたという説
◆神籠島説:「神籠もる島」という説
◆カゴは崖という意味で、四方が崖に囲まれている桜島は「カゴ島」と謂われ、鹿児島は桜島の古い名であるという説
沖縄県
沖魚場説:沖あいの漁場を意味する「沖(おき)魚(な)場(は)」を由来とする説
沖な場説:沖にある場所、遠い場所を意味する「沖(おき)な場(は)」を由来とする説
長崎県
◆長崎港説:長崎港を開港した長崎勘左衛門純景の姓からとった名前という説。
◆地形説:海岸線が入り組んで岬が長いため「長い崎」と呼ばれていたという説
◆地名説:北條氏が新田義貞の軍勢に鎌倉を襲われて滅ぶと、代々伊豆国田方郡長崎村を領し、その地名を苗字として鎌倉の執権である北條氏の執事をつとめていたことのある長崎氏の一人が九州に流れ長崎湾の奥を領して地侍になったという説
佐賀県
備前国風土記には、クスノキの大木が茂っているのを見た日本武尊(やまとたけるのみこと)が「栄(さかえ)の国」と名付けたのが始まりとの伝承も。後に「佐嘉」に改められ明治維新の時に「佐賀」に統一されました。
福岡県
黒田長政が那珂郡警固村(けごむら)福崎(現在の中央区)に築城した際、地名を出身地近の備前国福岡庄(現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡)という地名を、自分の領地に持ち込んだのが、発端。この備前国の福岡という地名は、1165(永万元)「福岡庄」の名が南都一乗記録に初見されます。「丘のある土地」を佳字で表現した地名です。
佳字とは、漢字の字面が良くない場合に、同じ読みで字面の良い漢字をあてること。
おなら吾郎プロジェクトご賛同ありがとうございます。
・・・
県名ひとつとっても奥深いなあと感じました。
自分の名前の難しい漢字は書ける子どもが多いですよね。ある程度の制限は必要ですが、県名や市の名前など習わないとか言わないで、使うべきだと思います。
起源由来が分かれば理解も早い。歴史も同時に学べます。
瓶成の大合併で生まれた地名には、何の起源も由来もありませんね^^
したっけ。
住む家、公共の場所、失業などなど数えたらきりがありません。
熊本城の様子もブログでよく拝見していましたが、完全
復興の20年後と言ったらたぶん私はこの世にいない気がします。
福岡の呼び名ですが、山口、岡山、広島で暮らしていた
兄貴が「博多の方が通りがいい!」と言っていたことが
最近よく思い出されます。
福岡に住んでいる頃は「博多と呼ばれるのより断然福岡がいい!」とずっと思っていましたが
「博多」の方が遠い昔から存在していたことを知るにつけ
「何で博多市にしなかったんだろう!」と最近よう思うようになりました。
早くからたくさんの漢字を覚えさすほうが、日本の小学生の知力を高めることになると思います。
同時に、地名を漢字で覚えさせることも大事なことだと思います。
なんでも”ひらがな”にするから、日本人が相対的に、幼稚になってきているのかも。
九州の地名、勉強させていただきました。知らないことがばかりでした。
さいたまの「さ」,下の部分がつながっていいるんです^^;
離した書体は一般的に無いことがその理由だそうです^^;
ちょっとショックですよね。
九州の名前の由来も、お勉強になりましたぁ。
それぞれの県名もいろんな由来があるんでしょうね。
いつか調べてみようかな・・・。
習った記憶があるのですが…
昔と違うのでしょうか…?
いずれにせよ、名前、地名の由来というのは
興味深いものですね。
セットで覚えるというのは、良いことだと思います。
実際、私も知らない…!
加藤清正公は熊本ではだれ一人知らない人はいませんね。
尊敬する人に加藤清正公と書いている小学生が私の子供の頃数人いましたよ^^
今、熊本城の悲しい姿に心が痛みます。
長い時間がかかったとしても再建してほしいです。
くまモン、最後の片足立ち、必死に踏ん張りましタネ。
この心意気で熊本を盛り上げてください。
そう思って見せていただきました。
ありがとうございます。
熊本の歌なんてあるのですね。
楽しいですね、
皆さん頑張ってほしいですね。