「私、茶色の手なんですよ。」
と、陶芸教室の先生。
ほほう~そうなんだ。
先生、いつも土で手、茶色だもんな。
「けど、姉は緑の手なんですよ。」
え?なんですと?
確か、お姉さまは、絵などを描いてらっしゃる芸術家さんだ。
ほほう~そういう人のことは、緑の手というのか。
と、勝手に解釈していると
「私が植物を育てるとすぐ枯らしてしまうけど、姉は綺麗に育てるんです。」
ひえ~?
な、な、なんと、なんと、
植物を上手に育てる人は 『 緑の手 』 を持った人と呼び、
反対に、すぐ枯らしてしまう人は 『 茶色の手 』 を持った人と呼ぶらしい。
この歳になって、この言葉は初耳ですぞ。
そうなんだあ。
では、我が家は
さしずめ、主人は『緑の手』、私は『茶色の手』かな。
教室で、お仲間さんが
みなさんへ。と、先日「苔玉」をこしらえてきてくださいました。
さっそく、ろばの背中に(下方の苔がかくれてしまってもうしわけないのですが。)
『茶色の手』の私は
ちゃっかり、『緑の手』の主人に世話をしてもらうことにした。
えへへ。
ロバさんの背中で、すくすく育っておくれ。