14歳で殺害された少女の物語。
少女が死んでしまうことは、予告編で知っていましたので、なんか
どきどきしながら、少女の姿を追いました。
映画『ラブリーボーン』予告編

・・・ 家族と幸せに暮らしていた14歳の少女、スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は、ある日トウモロコシ畑で何者かに襲われ、殺されてしまう。そしてスージーは天国にたどり着くが、この事件をきっかけに家族は崩壊していく。父(マーク・ウォールバーグ)は犯人探しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛する娘を守れなかった罪悪感に苦しむ。そんな家族の様子を天国から見守るスージーは必死に現世に声をかけ続ける…。
スティーブン・スピルバーグと『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のアカデミー賞(R)受賞監督ピーター・ジャクソン。映画界最高のふたりが初めてタッグを組んだ、2010年最高の感動超大作。原作は、世界30カ国以上で1000万部以上を売り上げ、出版界に一大センセーションを巻き起こした驚異の大ベストセラー。
悲劇を乗り越えた先にある、少女と家族の想いが起こす奇跡に、世界中が涙に包まれる――。
とにかく、スージーが愛らしい。
愛らしいから、よけいせつない。
自分の死を理解しろ。なんて無茶な話です。
人生 始まったばかりで、命を奪われてしまった無念を
スージーは、けど、犯人への復習へとは傾けない。
この物語の心髄は、ここだと思います。
天国への扉は、まだ開けられない。
まだ やり残したことがある。スージーの想いが起こす奇跡。
せつない・・です。
物語の最後、予想もしない映像で、伝えられます・・。
「ラブリーボーン」の意味するところを
私なりに考えました。
「THE LOVELY BONES」かわいらしい骨。
命をなくし、肉体は朽ちても、永遠に・・生きている美しい姿を留めていたい・・・。
この物語は、霊となったスージーの語りで進んでいくわけですが、
全然、おどろおどろしていない。
むしろ、天国。というところが、
メルヘンチック、ファンタジーの世界のように
うっとりするほど、優しく描かれています。
それが、
救い。です。
最後に。。。
悪いことをすれば、必ず『罰』があたります!
間違いありません。