敷き詰められた砂利氷に、山形産、難波経由、種と柄付きサクランボの頭が刺さりまくっている。
傍らには、紙の器で押すべしとつを備える給水器と、厚めのビニール袋で覆われた、現代の生ゴミ入れ箱がある。
表面の触感はこちら、で四・五糎大の正方形を含む六角形の舟を形成している。
紙はもっと薄く、重ね置かれてはいない。
使い捨てである、透明プラスチックのサジが、箸立てに刺さっている。
サクランボを給水器から出る氷水が入る紙の器でお洗いになり、種と柄を紙の箱に・・・・・・生ゴミ入れ箱、黄色と緑の間の色に箱ごと、お捨てになって下さい。
厚さ〇・九粍で容量は約九十リットル、共に金星製
塩サイダー味なる、口の中ですぐ溶ける飴玉が堅い紙で包まれ、銀の小皿の上に一つずつ置かれている。
これは定期的来訪航路にあったフランス船籍に乗る、難波への到着物だった。
金星人の一、御降臨先、フランスの菓子工房製。
甘いサイダー味である、柔らかい飴が堅い紙で包まれ、スーパーの卵を覆う台紙が如くの物流対応機能を誇る段ボール系の皿、四角に置かれている。
辺は一・五糎で斜め角度。
フランスの菓子工房製。
皿は難波製。
これらの皿や、イクラネギトロが乗る軽銀製の皿は、通路と角、双方を否定する言語衝動、人間側沸かせ領域との、眼球表面上への乱入視野に、置かれていた。
小学校の、机の上に、十九皿。
午後二時から三時半の間、一階について、二カ所から四カ所、稀に五カ所に。
無料自販機は一階について、一カ所から三カ所置かれていた。
階段を上がって正面、や開閉可能ヒサシがある、つまりは窓の傍に。
窓は縦一・一米、横三・四米が、床から一・四米の高さより。
ガラスは、無い。
四十糎ほど、外への距離、壁が有る。
飴の皿、イクラネギトロ、カニ鍋が空になる早さは、通行人と出会うごとに、ぱらほら、だった。
一方、集団と遭遇したら、速攻で消えていたのも事実だった。