青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

上京堀川うえいあはね北小大門町奥入リ朧月見夜百三十一

1583年05月15日 00時00分00秒 | 投稿


この透明度の氷が

この大きさで山積みされている。

この鯛が、上に三糎、下に四糎太い。
高さ四十糎もの透明な氷の山の上に、大きな、凍ってはいない鯛が、腹の底を置き、立っているかに見える。
背びれの始まり辺りに、透明な化学繊維の紐が計四本向かっている。
四本の、殆ど印象群は、斜め下を角度に選んでいる。
三百六十度の分割に当たっているそれぞれが描く角度は、互いに全く無関知、非幾何描画中。
鯛を見る者は、浮力の根源を・・・
追わず。
紐なら、視認が可能であるが、判明する吊りの先、鯛の独立、を支え続ける数学的物理諸元に関する吟味を、追う気にはならず。
背びれに刺さる、透明な糸と、腹の下、透明度が高い氷の山の相関を、ねおは作為にて配剤していた。
透明な糸が、鯛を吊るか、浮かしめ中か、不明との、指調査により汚してはならぬ溶けた飴評定は、下方に満ちる氷が滑らせ続ける。
滑り事実が在るが故に、指調査果断決意は、形成されず続け。
滑りの方向とは、氷の透明度を、今ここですぐさま、精密測定は能わずとの、自己四肢と顕微鏡との間の距離観念が、一義的にお決めになる。
肉体呼吸の方ではなく、精神抑揚の方が、顕微鏡との距離観念のご決定に仕えるべく、自ら参じゆく。
ところで、かくなる成文を沸かしめ得る組織の構成力を自覚する者は、一たび、要り用事態を察知すれば、すぐさま、馳せ参じるべき也との務めを深く認める筈。
吊り糸が、世にお在りになろうとする推移姫への、全霊なるお仕えごとを、当然にお相手致すべく。
かくなる成文を沸かしめしと思われる組織の構成力を放ちしとの自覚を帯びるべき者が自己との、恐れがある場合は、吊り糸群が形成する、無作為角度がまとう印象を、自己の頭頂部に、何をしてでも、渦巻かしめすべき。
それが、人の立ち居振る舞い也。
疑うなかれ。
緻密理性具現物の周辺に立ったなら、との仮定を選択を選ぶ前に、浮かばすなかれ。
人様のワラジの裏に、透明度、完全なる氷をお据えす、との影なる配剤を選びし組織に身を置きしかどうか、との疑いを自己が浴びるならば、完全に、人として振る舞うべし。
人の足の裏、影を縫う理性の術の尖り具合を、自己にとっての、陽ひ、なる人の捉えに、混入せし、絶命に値する大罪を容易に犯すなかれ。
鯛が独立せしは、ねおの五階、七階まで吹き抜けたる手すりが囲む舞台の中央だった。
手すりは黒檀製で、明建築の意匠を明らかに認めている。


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