後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

ついに注文してしまいました

2012年10月28日 | Weblog

「となりのツキノワグマ」という少し高い本
Amazonで注文したがまだ手に入っていない
動機は2つ
①クマ仙人さまから熊のお肉をおすそ分け頂いたから
 http://samidare.jp/jo7uuc2/
②ABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」に
 宮崎学さんが出演していて話を聞いてしまったから

宮崎学さんのホームページを発見
http://fireside-essay.jp/miyazaki/tsukinowaguma/138.html
(まだ良く読んでいない…ので、ラジオで聞いたお話を書く)
(ちょっと写真を拝借)


日本に生息する野生動物の代表格は4種類
シカ、サル、イノシシそしてクマ
最初の3種類は増え続けて
農業等に深刻な害を与えていることが知られている
ではクマは? というと
多くの人が「絶滅しかかっている」と思い込んでいる

宮崎学さんは言う
シカ、サル、イノシシが増えて
なぜクマだけ減る理由があると言うのか!
確実にクマは増えている!



宮崎学さんはもう何十年も
西日本に9つ定点カメラを置き
個別識別するために手製の秘薬「クマクール」でおびき寄せ
手作りの装置「マタミール」で雌雄の識別まで観察している
(人間相手ならたちまち御用だ!)

外国産の木材輸入で日本の林業は衰退している
間伐、枝打ち、下草刈りなどが行われないため
「森が荒廃している」というのは
森を経済的側面だけで見た言い方
動物の側からいえば「森は豊かになっている」

『クマは森のハイエナだ』と宮崎さんは言う
クマは何を食べるのか?
蜂蜜や鮭だけ食べているわけではない
本州に住むクマのほとんどは鮭は食べられない

ドングリ、タケノコ、クリ、ヤマブドウ、ノイチゴ
春はヤマザクラ、秋にはクルミなど四季に応じた植物が主食
それだけではない アリや動物の死体も食べる
(先日のNHKでは知床のヒグマがかなりの距離を泳いで
 死んだオットセイを銜えて岸に持ってきていた)

人間が死人の埋葬を土葬から火葬にしたのも
クマがそれこそ熊手で掘り返して食べたからだと
宮崎学さんは考える

クマの胆汁は強烈な消化効果を持っている
「熊の胆(くまのい)」は漢方薬でありアイヌの人たちの薬である

クマに襲われないための方法も
世間で流布されている方法ではダメだとのこと
クマが発する気が分らなくなってしまうので
ラジオや鈴等の人工的な音は良くないとのこと
生の人の声、「ホーホー」との掛け声が一番

まだまだ面白い話を朝からラジオで聞いたが
本が届いたら更にしっかり読んで楽しもう

熊の肉を食べるには長時間の煮込みが必要
土曜も仕事、日曜も入学試験の下働き(駅で誘導係)
残念ながらまだ食べていない







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