らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

寄生虫についての知見を述べよ

2008年01月18日 | 身体
で、寄生虫についてですがね…。

以下、おれは専門家ではないので、聞きかじりですよ。
(あくまでもシロウトのタワゴトなので、詳しくは各自でちゃんと調べてね)

本来、宿主とちゃんと共生している寄生虫は 「あまり悪さはしない」 のだそうです。

たとえば 「ヒトの回虫」。
ヒトの寄生虫としてポピュラーなもので、
とりたてて悪さはしない、らしい。(件の先生による。あくまでも、ヒトの回虫ね)
しかるに、小学生のときに「虫下し」をかけられたのは、
GHQが「生ヤサイ」を食うゆえの、おぞ気 が発祥みたいですよ。

でこの「ヒトの回虫」。
更には「よい寄生虫」かもしれず、
「アレルギー」の抑制にかかわっている、かもなあ、とのこと。(件の先生による)
冷静に考えると、宿主を苦しめると、寄生虫にも不利益だもんね。
だから、そのような特性が進化した可能性(宿主・寄生虫ともに)は、否定できないと思う。


では「悪い寄生虫」とは何かというと、
「本来、他の生物を宿主としているものが、間違えてヒトに寄生してしまったとき」に、
そいつが「悪い寄生虫」になるのだ。
宿主と、おりあっていないので、
虫は殺されそうになって暴れる→宿主にとっては悪さとなる、わけですね。

たとえば「アニサキス」。
こいつらの最終宿主はくじら等の海の哺乳類なのね。
(だから、くじらにはさほど悪さはしない)
こやつ、タマゴ→中間宿主→最終宿主とすすむんだが、
この中間宿主に、イカ、サバ、なんかが該当する。
だから、「ホタルイカのおどり食い」をすると、かなりキケンなのだ。
胃を食い破られて、七転八倒のクルシミだそうな。


さて、ほとんどの寄生虫は、宿主に食われると一度肝臓にいくのだ。

たとえばヒトの回虫の卵をヒトが飲むと、
腸内で幼虫に孵り、
あなおそろしや、腸管から血管、リンパ管にもぐりこみ、
一度肝臓を通って
血管、リンパ管中を全身ぐるぐるしたあげく(どひえ)、
なぜか肺にいき、
今度は痰にまざって飲み込まれ(うわー)、
再び腸内にもどって親虫になるの。
こんなことされても、宿主のヒトにはほとんど何の害もないらしいのだ。
そこまで、共生しているんだねえ。

ってことは、
肝臓は寄生虫の「巣窟」みたいなもの、なんだね。


だから「レバ刺しだけは、食べません」なのだそうです、よ。


以来、おれはレバ刺しはやめたのだ。
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10 コメント

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Unknown (るな)
2008-01-18 00:19:36
おひさしゅうございます、るなです。
寄生虫についてそんなに詳しい訳ではないです
けど、僕も同じように認識してましたよ。

きっちり衛生管理されたレバなら生食しても
安全なのかもしれませんが、心配な場合は
火を通すか一度冷凍するしかないですねー。
冷凍すると寄生虫の細胞膜が破壊されるので、
駆除できるのだと言う話です。

僕は悪食ですが寄生虫は気を付けてます。
最近どう考えても危ない刺身などが出回って
いますが、本当に大丈夫なんですかねぇ。
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Unknown (せき)
2008-01-18 01:14:02
きみきみ、目黒へ行き給へ
返信する
寄生虫と人とのつきあい (Bee)
2008-01-18 08:27:42
解説ありがとうございました。
以前友人の会社の営業マンが社内のトイレから
なかなか戻らずに心配したところ。

どうやら自分の寄生中と密室で長らく格闘していたそうです。用をしたあとに内蔵らしきものが飛びでていたらしく。引張ると中に戻るのでこれは怪しいと引張りとの繰り返しのうち…。

結局ぐるぐると手に巻きつけてを繰り返し結び、
冷や汗をかきながら病院へ行ったそうです。
医者から、その対処法をお見事褒められたとか…。
皆様も是非覚えておきませうね。
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虫好きの諸君!! (らじお)
2008-01-18 10:01:52
るな さん

いらっしゃいまし。

まったく、おっしゃるとおりですがな。
「新鮮さ」と「寄生虫の有無」は無関係だから。
「食中毒」とは違うしね。
そのへんが、ごちゃごちゃになっているかと。
なお、たとえば「ほとんど無菌豚」君も、
変な病原菌を有していないだけであって「無菌豚」ではなく、
寄生虫はフツウにゐるらしいですね。
だから「冷凍してから食え」ですね、ややこしいものが食いたければ。
(冷凍レバ刺しは、いかにもうまくなさそうだなあ)


せき くん

一度、行つてみたい!!
でも、いろいろが食へなくなりさうで、
らぢみのココロは小舟のやうにゆれうごく!!


Bee さま

うをー。
リアルだぜ。
カギ無しサナダ君かな。
縛ればよいのですねえ。

よし、その際には、ご教授いただいてたこの方法を用いて…。
がしかし、ぢの患部をサナダ君にかじられたら、
らぢみどーしよー。
(サナダ君にクチはないって)
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ひぇ~ (hiroinouye)
2008-01-18 19:44:24
昔を思い出してしまった。
小学生のときに虫下しを飲まされたくちです。
花粉症も回虫がいなくなったせいではないかと
云う説があるらしいですね。
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ポキール (らじお)
2008-01-18 20:36:28
hiroinouye さま

初めは、マッチ箱。
お次は、専用のプラケース。
技術開発めざましく、ついに専用粘着テープ「ポキール」でしたねえ。
虫は、下ったのを確認せよとのことでしたが、
汲み取りですから。
いちいち「ナツカシイ」なあ。

花粉も、件の先生はそのようにおっしゃっています。
ありうるかなあ、と思いますよ。
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うわぁ (Yukiko)
2008-01-19 04:32:06


  ・・怖い!!!

もう私もやめます!!<レバ刺

目黒、私も行きたいと思いつつ、なかなか実現しません。
この前、本屋さんで岩波写真文庫のシリーズ「回虫」というのを立ち読みしてきました。
思わず魅入っちゃいましたよ~♪
返信する
理由 (らじお)
2008-01-19 10:20:34
Yukiko さま

でしょ。
おれも、こわくなったのだ。
知らぬが仏っーかね。

むかしの人が、ホタルイカを茹でて食っていた訳だよ。
あとあやしいのは、たこの刺身、かにの刺身、かな。
茹でていないやつね。
おれは、やめておきます。
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いまさらいわれても (GALLA)
2008-01-20 00:49:50
そーすると、
オレの大好きなミズダコの薄造りとか、
ヤリイカのソーメンとか、
極浅くしめたシメサバとか・・・
ぜ~んぶヤバイわけね。

昭和の時代から半世紀以上食ってきたのに
いまさら言われてもねぇ~
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1/3 (らじお)
2008-01-20 11:06:23
GALLA さま

イカは、ちゃんとした板前なら、虫を取り除いてだしますからOK。

ミズダコは、むしろ食中毒がやばいのでは??

極浅くしめたシメサバ、
おかさなが不得手なおれでも、うまいものはウマイっすね。
でも、やばいんじゃあないかなあ。
なにゆえに、昔からしっかりシメテいたかですねぇ。

げてもの(の)先生によると、いわゆるげてものは意外とOKで、
最近の「グルメもの」が、あぶないらしいですよ。
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