らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

床が鳴った場合

2010年11月18日 | 新しい生活の知恵
床を踏むと「ミシリ」とか「ギュー」とか鳴ることがある。

鉄筋コンクリート構造または重量鉄骨ラ一メン構造のような、
しっかりとした構造体の上に
根太,床が構成されている場合の、簡易な補修について記す。
木造には使えないよ。

※まねして、大変なことになっても、おれシラネ。


・畳を引っぱがす。

・床を踏んでみる。鳴るポイントがあるはずだ。

・そのポイントに穴を開ける(φ8前後かな。後述するノズルの直径より少し大きいくらい)。
根太に当たると貫通できないことがあるから、予め打診して避けること。
(これができないなら、この作業はしないほうがよい)

・穴から丸箸などを入れ、底の構造体(たぶんコンクリート)までの距離を測る。

・また隣の穴からランプで照らし、こっちの穴から様子を見る。
(水があったり、腐っていたり、蟻がゐたりしたら、大工の出番だ。にほひもかひでみやうね)

・発泡ウレ夕ンスプレーつーものが売っている。
300ml入りと500ml入りがある。
おおよそ100mlで300円程度だ。
先ほど測った寸法を参考にして、
最低限10センチで100ml見当に穴数をかけた量を買ってこよう。
※この仕事の最大のコツは、たっぷり入れてやることだ。
量をけちらないように。
スプレーは多めに買ったほうがいいね。

・発泡ウレ夕ンは1平方センチあたり5N程度の荷重に耐える。
直径11センチで、面積が100平方センチだから500N≒50Kgfに耐える。
したがって、その見当でスプレーのノズルを穴に突っ込みじゅわーとスプレーする。
突っ込む寸法は、さっき測ったよな。
(次項も参照のこと)

・一回に5から7センチ程度積み重ねる感じで。
間隔は1時間くらいは空けよう。
試しに丸箸をさしてみな。下がせり上がってきているのがわかるから。

・深さにもよるが、3回くらいやると、ついに口元まで来る。
最終回はじゅぼーと入れて、30秒くらいノズルを押っつけておく。
(もう下が固まっているから、奥には差さない)
すぐに離すと、みんなヘビハナビのように出てきてしまうので。

・それにしても、しばらく置くとにゅるにゅる出てくる。
   ↓


・一晩はそのまま。
(ここで触るとべたべたがとれなくなるぞ。さわっちゃったら湯殿で軽石だな)

・翌日には固まっているので、はみ出しをカットして、畳を戻す。

なんということでせう。
おばあちゃんを困らせていた、ぎしぎしが、ぴたりと止まったではありませんか。


・応用
板の間でもできるよ。
そのときは、ウレ夕ンの上にパテなどを塗って仕上げたらよろしい。
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