熟成ワイン

昨日、お客様のＨ様から貴重なワインを少し頂きました。

Ｈ様は、ご自宅にワインセラーを設備されている酒好きです。


日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキーと色々なものを飲まれています。


頂いたワインは、ご自宅のワインセラーにて熟成させたもので、今年で１８年。最後の１本のまたまた最後の一口分。




１８年の歳月が感じられる様相。



辛うじて読み取れる、

銘柄：ウーデン　ハイマー・ゴールド　ベルク
生産地域：ラインヘッセン

ドイツの白ワインです。



やや琥珀色してきています。


味の感想、

デザートワインといわれるものをあまり口にした事が無いですから、と前置きをしておかないといけないぐらいに経験少ないです。

グラスに注ぐ前のコルクを抜いた香りは、マスカットフレーバーがあり、味はまたこれ複雑です。

スモーキーなものも感じる。

自然豊かな、森の中や皮の匂いに近いものもあり、果物の持つ旨味もありと・・・。

味に余韻が強く感じました。まったく比較にもなりませんが、僕が普段飲んでいる甘くしたラム酒などに比べてね。


ワインの本にあるような流暢な説明は出来ませんが、旨かったです。


Ｈ様からのご説明では、１０年寝かせて味を見て・・・・まだいける・・・・また１年寝かせ、・・・・・まだいける・・・・また１年寝かせる。

同じ物を６本ぐらい寝かせて１０年以上経ってから味を見ながら楽しんでいるそうです。



今までに失敗したこともあるそうで、とても難しいそうです。


そっと静かに寝かされて、味の変化が繰り返され、二度と同じ味は確かめられないもの。




とても素敵な楽しみ方だな。