◎エーテル体-3
◎肉体の回りの青みがかった光
スワミ・ヨーゲシヴァラナンダによれば、エーテル体の色は、白みがかった青。エーテル体は、半物質であり、彼によれば、地水火風空の五大のうち善性優位の風エレメントで形成されるものがエーテル体であるとする。(魂の科学/スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ/たま出版P186-187)
エーテル体の色と大きさに関連するOSHOバグワンの記述には以下がある。
○肉体の回りの青みがかった光
OSHOバグワンによると、エーテル体は、肉体の回りの青みがかった光として見えるという。
エーテル体は、全体として肉体型でもなく、球体でもなく、神経をそのまま取り出したような傘の骨型であるという。
エーテル体は半物質であり、死によって崩壊する。
『この青みがかった形態、この青みがかった光こそが、エーテル体の存在だ。あなたには幾つもの体がある。
この技法はエーテル体に関わっている。エーテル体を通じて、あなたは最高のエクスタシーに入ることができる。体は七つある。どの体も〈神〉の中に入るのに使える。どの体も扉となる。
この技法はエーテル体を使う。エーテル体はもっとも認識しやすい。ほかの体はもっと深くにあるので、認識するのも難しくなる。
エーテル体は肉体のすぐ近くにある。エーテル体は二番目の体だ。肉体を取り巻いている。肉体を貫き、肉体を取り巻いている。ぼんやりした光、青い光が、ゆるやかな衣のように取り巻いている。』
(生の神秘/OSHOバグワン/市民出版社P276から引用)
短文だが、重要なポイントが複数含まれている。
七つのボディのどれでも神の中に入るのに使える。エーテル体であっても。これは意外である。どうやってそれをやるのだろう。気功系のテクニックだろうか。
エーテル体が青い光。青い光といえばオルゴン・エネルギー。
『この電気的な力も、エーテル体を通じて現れる。エーテル体は電気的な体だ。
あなたがエネルギーに充ち溢れているときには、エーテル体の範囲も大きい。でも悲しんだり、落ち込んでいるときには、体のまわりにエーテル体はない。体の中に後退している。
だから悲しんでいる人間、落ち込んでいる人間の近くにいると、自分もまた悲しくなる。悲しみの極にいる人間が部屋に入ると、自分も何らかの異状を感じる。なぜなら、悲しんでいる人間のエーテル体が、たちまちこちらにも影響を及ぼすからだ。その人間は搾取者となる。その人間のエーテル的エネルギーが落ち込んでいるため、他人を栄養とするようになる。』
(上掲書P278から引用)
OSHOバグワンの説明では、このようなエーテル体の電気的性質を踏まえて、何もしないままに自分の回りの青い光を見ているままにいれば、その青い光は増大し広がっていく。
こうしてエーテル体は生体エネルギーの蓄電池となるが、そのエネルギーを幹から枝そして花に向かわせる方法については説明をはぐらかしている。
ここでグルのサポートが必要になる。エーテル体のエネルギー横溢から先には、人前では明かせない秘密があるのだろう。