◎ホイットリー・ストリーバーの未知との遭遇
(2014-05-08)
アメリカのホイットリー・ストリーバーは、ビジターと呼ばれる宇宙人との遭遇体験を繰り返した内容を描いた「コミュニオン」がベストセラーとなったが、「宇宙からの啓示」はその続作。
「宇宙からの啓示」の中に、宇宙人が猫を嫌がって、猫を気絶させるシーンがある(1986年12月23日の章)。
彼女はニューヨークにいた。ベッドに入って3時半頃目を覚ますと、(身体から違和感を感じながら)人間みたいな1人の宇宙人が部屋に入ってきた。部屋には複数の飼い猫がいる。
彼女が足を止めると、彼女は宙に浮かんで滑るように動き始め、宇宙人(ビジター)に押されていることで、彼女の身体にわずかに電気的な刺激が感じられた。・・・ということで、彼女はエーテル体かアストラル体でもって宇宙人にボディを押されていることを感じているのがわかる。
その後、彼女は別の状態に入り、猫のサディーを抱えながら、前方の目も眩むような闇を見て、次に見知らぬ部屋に入った、そこには4人の宇宙人がいた。
この部屋では電気的刺激云々という表現がないので、彼女はアストラル体でいたのだろう。
そこで宇宙人から、「なぜ猫を連れてきた」となじられ、宇宙人は猫のサディーの腿に金属片を当てて、猫を気絶させた。
猫は宇宙人が去った後、蘇生するが、以前とは違って何時間も座って宙を見つめ不安そうにしていたりしたので、猫にはかわいそうな体験だったらしい。
この事件から、ホイットリー・ストリーバーは、猫には何かあることに気が付いている。
私の見方では、猫も楽々と人間とともにエーテル世界と、アストラル世界を出入りできる生き物のようであること(猫を抱いたまま、人が各世界を出入りする)、そして、猫の見ている前では、宇宙人も人間を好き勝手に操作できなくなるものであることが推察される。
出口王仁三郎は、猫は魔の王と評しているが、猫の全容は、ホイットリー・ストリーバー件で気が付いただけのポイントではなく、更にあるのだろうと思う。