アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

第二身体は、濃縮した煙

2024-04-10 06:41:38 | 【エーテル体】【ザ・ジャンプ・アウト-06】neo

◎神霊原子

(2014-01-13)

 

(4)第二身体は、濃縮した煙のようなもので、どんな障害も通り抜けることができる、形状は肉体のような形をしているという説と傘の骨型の2種がある。透明ではない。

エーテル体で濃縮した煙といえば、19世紀英国での降霊術で出現したエクトプラズムを思い浮べる人も多いだろう。古神道の出口王仁三郎は、気・プラーナにあたる精気を組成するのが神霊原子と呼ぶ。道教小周天では、気・プラーナを元精と呼ぶ。

 

エーテル体の半物質としての組成についての記事は以下である。

○エーテルの更に先

○小周天の精、元精

○幽体離脱のいろいろ

○ライヒのオルゴンの定義

 

◎エーテルの更に先-1

◎神霊原子

 

神霊原子とは、電気のもととなるものであって、火素(霊素)と水素(体素)から成る。水素と言っても元素記号Hの水素ではない。火素と水素が結びつくと精気となる。精気とは、道家のいう『気』やプラーナに当たるもの。

この精気より電子が生まれたが、電気を使用すればするほど、邪気を発生させるもので、宇宙本来の精気を毀損して、人間その他一切の生物を軟弱にして、精神的に退化させ、果ては空気も濁り悪疫の原因となるとは、いちいち思い当たることばかりである。

気やプラーナはエーテル体レベルの半物質であることは知られているが、一歩進んで気やプラーナを構成する因子が火素(霊素)と水素(体素)であることを示したことはエポック・メイキングなことである。そんなスピリチュアリストは他にはいない。

出口王仁三郎は、更に火素(霊素)と水素(体素)のレベルを操作するのが言霊であることを暗示する。

 

『第五〇章 神示の宇宙 その五

 

 宇宙間には、神霊原子といふものがある。又単に霊素と言つてもよい、一名火素とも言ふ。火素は万物一切の中に包含されてあり、空中にも沢山に充実して居る。又体素といふものがあつて単に水素とも云ふ。火素水素相抱擁帰一して、精気なるもの宇宙に発生する、火素水素の最も完全に活用を始めて発生したものである。この精気より電子が生れ、電子は発達して宇宙間に電気を発生し、一切の万物活動の原動力となるのである。

そして此の霊素を神界にては、高御産巣日神と云ひ、体素を神御産巣日神と云ふ。この霊体二素の神霊より、遂に今日の学者の所謂電気が発生し、宇宙に動、静、解、凝、引、弛、合、分の八力完成し、遂に大宇宙小宇宙が形成された。ニユートンとやらの地球引力説では、到底宇宙の真理は判明しないでありませう。

(中略)

電気なるものは、前述の如く宇宙の霊素、体素より生成したものであるが、其の電気の濫用のために、宇宙の霊妙なる精気を費消すればするだけ、反対に邪気を発生せしめて宇宙の精気を抹消し、為に人間その他一切の生物をして軟弱ならしめ、精神的に退化せしめ、邪悪の気宇宙に充つれば満つる程、空気は濁り悪病発生し害虫が増加する。

されど今日の人間としては、是以上の発明はまだ出来て居ないから、五六七神世出現の過渡時代に於ては、最も有益にして必要なものとなつて居る。モ一歩進んで不増不減の霊気を以て電気電話に代へる様になれば、宇宙に忌はしき邪気の発生を防ぎ、至粋至純の精気に由つて、世界は完全に治まつて来る。この域に達するにも、今日のやうな浅薄なものを捨て、神霊に目醒めねばならぬ。大本信者の中には、電気燈を排斥する方々が、たまたま在るやうに聞きますが、夫は余り気が早過ぎる。これ以上の文明利器が発明されて、昔の行燈が不用になつた様に、電燈が不用になる時機の来た時に電気を廃すればよい。

また宇宙には無限の精気が充満してあるから、何程電気を費消しても無尽蔵である。決して、無くなると云ふ心配は要らぬ。また一旦電気濫費より発生した邪気も宇宙無限の水火の活動によつて、新陳代謝が始終行はれて居るから大丈夫である。この新陳代謝の活用こそ、神典に所謂祓戸四柱の大神の不断的活動に由るのである。』

(霊界物語第4巻/第50章から引用出口王仁三郎から引用)

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