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アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

14日間challenge ボディメイクby 中野ジェームズ修一

2023-05-01 07:41:20 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎低下した膝から下の筋力の回復

 

きくち体操も8か月を経過。ほぼ全身の固まったり弱くなったりした筋肉や筋がほぐれたり筋肉がついたり、それら同士が連動して動き始めた部分が多い。

 

ただし今のところ腕から先や膝から下がやや弱いということで、youtubeに上がっている『14日間challenge ボディメイクby 中野ジェームズ修一』をスタートした。既に1回転半し、今は23日目である。これは、スクワットを中心とした体操で、消費カロリーが多いという説明をしている。スクワットも3分間くらい同一のポーズを繰り返すと飽きてきてしまうが、これは同一ポーズはせいぜい2分程度で、これを方向を変え、ポーズを変えて1日10分間だけ行うもの。毎日講師も変わる。

 

中野先生の説明では、同一ポーズで荷重の高いのを繰り返すと関節などを傷めやすいとのことで理にかなっている。なおこの説明を聞くと、古神道では振魂、鳥船を何時間もやりなさいというが、関節などを傷めることは気にしないのか、別の展開があるのか。

 

さてこのスクワットにより、きくち体操では十分に回復しなかった膝から下の筋肉関節などが回復し始めた。もっともきくち体操にも『らくスクワット』というメニューはある。

 

それと、連続多種類スクワットにより足の先から手先までの全身の連動性を確認することもできた。過去何十年間、毎朝五体操と若干のスクワットで全身を連動させてはいるが、量的に不足していたのだろう。

 

中国古代の導引図は、なぜだか坐ったままでやっている。これも全身の連動性や膝から下はあまり気にしていない。これは謎。

 

ババジの直弟子のスワミ・ラーマの事績を読むと北インドのもの凄い距離を歩き回っている。これなら全身の連動性や膝から下の強化は必要あるまいと思う。

 

長年の朝夕の通勤とデスクワークで今の自分の肉体の状態になっているわけだが、その間体力、筋力は長期に低下し続けた。これに対して数人の医師に相談したものの、薬剤処方が主たる関心事でって、体力、筋力の低下を筋トレ、ストレッチでやるリハビリにはあまり関心がないようであった。

 

かくして、きくち体操を始め中野ジェームズ修一の連続スクワットを捜し当てたどりついた次第。霜を履んで堅氷至る。最初から正解にいきなりたどりつくものではないと思いました。腕の強化はこれからです。

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きくち体操半年

2023-02-18 03:30:21 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎意識して肉体を動かす

 

今日で丁度きくち体操を始めて半年。きくち体操は、老人向けに特化した老化防止と、脳と筋肉の若返りを狙う体操。

 

老化とは、20代の後半から自覚されるものだが、60代に入るといろいろな形で実感されるものだと思う。

 

きくち体操本は6、7冊読んで、youtubeで練習を重ねている。創始者の菊池和子先生は、幼くして右手の指にやけどを負い動かない指があったが、菊池体操で中年になってからその指の感覚を取り戻し動くようになったという。

 

もちろんそれはきくち体操の功徳であるが、そこに至るまでの様々な苦心と工夫、一途な願いの結実だと思う。きくち体操では、身体を意識的に(脳で)動かす、動かす部位を見て意識する。感覚のなくなったり薄くなった部位をさすったり、触ったりして感覚を呼び戻すなど、どういうポーズ、ポスチャーを何回とるということよりも、そうした意識の使い方の方に主眼があるように思う。

 

さらに意識してか知らずか、下腹を引いて腹筋を使いなさいという指示がよく出る。どこを動かすにも丹田を使って手足の先までつなげて動かしなさいという配慮の気配がある。

 

私は、過去半年は、日常の動作がスムーズにできることと運動のスタミナをつけることを目標にしてやってきた。ここにきて、だいぶ普通に動けるようになるという成果はあったが、むしろどのような部分の老化が進んでいるのかを知ることになったのが大きな進歩と感じている。

 

具体的には、足腰回りはかなりよくなったが、

腕・手・手指の老化がかなり進んでいたことに気がつかされた。それで最近は、腕・手・手指に力点を置いて運動するようにしている。

 

老化と言えば筋肉の痩せだと思う人が多いが、それを能動的に動かす脳と筋肉のつながりが切れてしまうのも老化。菊池先生は、認知症になるときくち体操は効果がないとおっしゃる。意識的に筋肉を動かすことができないからである。

 

有る部位の筋肉を強化する運動をしてもその強度が残るのは、この年齢ではせいぜい3日。友人から筋肉復活といっても筋肉は一気につくものではなく、一度には薄皮一枚つくだけと聞いた。

 

この半年に感じたことは、普段動かしていない部位、あるいは痩せてしまった部位を動かすと、リンパあるいは血液が集まり張りが出るが、筋肉ではない。これを継続するとなぜかその付近のすじや筋肉の軽い痛みが継続する。が、筋肉はついていない。やがてその痛みがなくなった頃、その部位が少々太くなり、筋肉がついたようだとわかる。

 

宇宙から帰還した宇宙飛行士は、毎日ハードなリハビリを3時間で3か月やれば復活するそうだが、この年ではケガをしないようにやることが肝要。

 

そういえば、この半年間で、両脚の膝の外側の筋肉に負荷を掛け過ぎ、二日間自宅に蟄居したことがあった。これはきくち体操の先生の指示通りやったら、そうなったので、以後その部位は軽くやることにしている。筋肉は痩せると萎縮して固まるもの。この件では、無理はできないことを痛感した。

 

また年を取ると頭に霞がかかるというが、慢性的貧血のようなことに脳がなっているのだろう。

これも実は、筋肉量の減少によって起きているものらしく、頭をはっきりさせるには、筋肉をつけねばならないという事も改めて意識させられた。

そしてそれに関連して心肺機能の低下も筋肉量の減少によって起きているものらしく、筋肉量を増やさないと心肺機能も改善しないことがわかった。

 

菊池和子先生は、過去何十年も人の老化例を無数に見てきており、半言隻句に意味があることが次第にわかるようになってきた。

特に私はお粗末に聞いているのかもしれないが、5つ指図されて3つしかできていないということがままあることがだんだんわかってきて汗顔の至り。

 

菊池和子先生の言うように意識して肉体を動かすというのは、大切であると思う。

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