詠里庵ぶろぐ

詠里庵

海外出張中

2007-09-13 00:32:50 | 日々のこと(一般)
は自然に入って来る以上に日本のニュースを得ようとしません。その方が帰国したとき面白いし、客観的に見られるような気がするからです。しかし帰って来て驚きました。国政無茶苦茶になっていますね。客観的も何も、よくわかりません。

ところで勝手知ったるイギリスのつもりでしたが、こんな国だったかなぁと思ったことをいくつか。

物価が高い。前から安いわけではなかったのですが、今回は非常に高く感じました。ロンドン地下鉄の初乗り(一駅でも)が4ポンド=千円近い。これでは駅三つ乗るくらいなら歩きます。レストランも高い。WAGAMAMAのRamenで節約食事のつもりが約1,700円。ラーメン自体は結構いけましたが。さらに節約のつもりのハンバーガーも(マクドナルドよりはおいしい店でしたが)約1,000円。安上がりのはずのものでこんな調子ですから、普通にレストランに入ったらどうなるか推して知るべし。ポンドが強いのか円が弱いのか。いや他の外国人も言っていたから物価そのものが高いのでしょう。

食べ物が不味くない。まあ先入観がたたき込まれていたこともありますが、上記節約食事を含め結構OKでした。知人言うには本格料理人でも若い人ほど腕が上がっているのだそうです。大学の学食ランチがそこそこ良かった、と言ったら信じられますか? (その学食はホーキングも食べに来るらしいのですが、残念なことに来ませんでした。)

天気がいい。ロンドンとケンブリッジで10日間でしたが、毎日晴れ。さては地球の気象変動か、と思ったらこれは間違い。「あなたが来る前の夏中雨か曇りでmiserableだった」とのこと。私は以前から晴れ男の傾向が若干ありますが。

最後におまけを一つ。ある日の夕食後たまたまビッグベンが見えましたが、4面ある時計のうちそこから見えた2面が違う時刻を指しています。現地人の仕事仲間が興奮して「あんなことはありえない。写真を撮れ。貴重だぞ」というので、ワケわからぬまま録りました。暗いですが、クリック拡大すれば見えるでしょう。
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1 コメント

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個人主義 (田中)
2007-09-13 08:52:57
共同研究でロンドン大学に通っていたとき、リッチモンドパークのそばに住んでいました。この広大な公園内にペン・ポンドという池が二つ、道を一本挟んで隣り合っているのですが、この二つの池の水位がはっきりと(1メートル以上)違っていました。うーむ、さすがに個人主義の国だなあと感じ入りました。時計の時間がずれているのも個人主義なんですよ、きっと!
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