九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

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5/29 見晴らし岩クライミング

2022年06月09日 | 合宿(岩登り)
試験終わったーー!!
いやっほーい。
どうも、3年の青木です。
試験勉強にかまけて放置していた、見晴らし岩での登攀訓練の報告です。
普段はなかなか行く機会がない場所ですが、今回はOBの米沢大先生が車を出してくださいました。
ありがとうございました。

自分はこの岩場に初めて訪れたのですが、木陰あり、湿り気なし、グレードも僕ら初心者に優しい、かなり快適なゲレンデでした。
車を使わないとアクセスしずらい欠点はありますが、約一時間の歩きを甘んじれば、椎原側から車を使わず通えるかも。
良い場所なので是非積極的に活用したいところです。

では、当日の経過です。

今回の見晴らし岩のクライミングは、日曜に有志で行いました。
きっかけは前日の油山クライミングで偶然居合わせた、米沢先生からのご提案でした。
竹田が部のラインで参加者を募り、4年の河野さんと3年の青木、1年の山崎が同行させていただくことになりました。

翌朝、先生の車で井出野登山口に向かいました。
そこで先生のお知り合いと合流し、計5名で入山。
そこから20分足らずで岩場に着きました。

岩場は主岩壁、右岩壁、左岩壁の3つに分かれています。
右岩壁は5.9以下のルートが豊富で、主岩壁は5.10台が豊富でした。
いいですね~。我々の練習にうってつけ。
特に、登ったことのない5.8, 5.9のルートなんて、リード練習にこれ以上の適任はない!
因みに、左岩壁には5.11や5.12もあったり。
こっちは手が出ないな。けど、憧れます。

岩質は油山に似ていますが、谷にある油山の岩場と違い、斜面に位置するこっちの岩場は湿り気がない。
ゆえに登りやすい。
スメアがよく効く。ジャミングもラクラク。ついでに風も気持ちいい。
支点も、右岸壁と主岩壁はリードせずに上から回り込んでザイルをかけれるルートが多い。
至れり尽くせりです。
最高かよ。
うーん、やっぱり頻繁に使いたいな~。
今度、椎原峠登山口からのアプローチを試してみよう。

今回自分は、右岸壁の甘いクラック(5.10a)と主岩壁のルート4(5.9)、再び右岸壁に戻って、小ハング左(5.8)とモイストクラック(5.8)を登りました。
河野さんは、同じく甘いクラック(5.10a)をはじめ、右岸壁のルートをいくつかと、主岩壁のルート1(5.10a)を登られていました。
山崎も、右岸壁を中心に登っていたようです。
ごめんなさい、登るのに夢中で、あまり確認してないです。

ともあれ、未知のルートをリードで臨むと、怖いけど達成したときの快感が凄い。
場数を踏むたびに、自信も付いていく。
やっぱり新しい岩場はいいですね~♪

ロワーダウン中に大きめの蜂にたかられたり、河野さんがルート1の登攀中に割と大きな墜落をしたり(横目に見ただけですが、5~6mは落ちてたような。。。)、ヒヤッとする場面もありましたが、
今回も大きな怪我無く終えることが出来ました。
良かった良かった。

、、、と思ったら山崎が解散後に、車との接触事故を起こしてました。
後に残る怪我は無かったのが不幸中の幸いです。
ひとまず大事無くてよかった。
事故にはお互い気を付けましょう。


来週末は、夏合宿に向けた強化合宿第1弾、日向神合宿です。
梅雨時期を控え天候が心配ですが、今年は晴れ男・晴れ女が多いはずなので、まあ大丈夫でしょう。大丈夫であってくれ。
剱での登攀を見据え、マルチにはたくさん挑戦したいところ。
リード予定の人間からすると、高度感のあるマルチのルートを予め経験できるかどうかは大きい。
お天道様、なにとぞお取り計らいの程よろしくお願い致します。
晴れろー-ー-。



↓ 今回活用した見晴らし岩のトポです。鹿児島黒稜会さんが公開しています。  
http://kokuryoukai.sakura.ne.jp/2-4-2-2.html

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