九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

7/2 夏だ!サマーだ!歩荷練習だ!

2022年07月03日 | トレーニング

とんでもなく暑い日が続きますね.

東京では9日連続の猛暑日で過去最長記録だとか.......

山岳部1年の楠田です,お久しぶりです.

 

落としたと思っていた構造力学!単位取れてました~!!

 

なんの話ですか??すみません,私の単位の話です.

今朝(7/3)起きてメールボックスをチェックしていると,何やら「成績情報の更新」という文字を見つけましてね.

てっきり春学期の成績は10月に公開されるものと思っていたので,肝を冷やしましたよ.

 

これで来年は心置きなく卒業研究ができます.研究室のこともボチボチ考えないとなぁ.......

 

(好き放題書いていいよ,とのことでしたが私は臆病なのでこの程度にとどめておきます)

 

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さて,本題の夏だ!サマーだ!歩荷練習だ!ですが,それどころではない暑さですよね.

7月2日の歩荷練習は,糸島4座に青木さんが,残りの部員は雷山という予定でした.

このころの暑さの影響は私たちの活動にも影響の見えるほどに,糸島4座の青木さんは想定外の暑さによる水分不足で途中下山.雷山組も体調不良で2名が休み,参加した5名のうち1名が登り始め10分で吐き気を訴え下山するなど,まさに災害級の猛暑でした.

 

もとよりこの歩荷練習は,7月の3連休に行く,祖母傾での縦走合宿のためのトレーニングということで,高荷重よりも長距離/長時間を歩くことが求められています.そのため普段ならポリタンクを満タンにし,石を詰め,40kgのザックにしているところですが,今回はポリタンクの水を半分程度に25kgの荷重に設定しました.それからいつもならコースタイム+休憩時間で歩いているところを,今回は休憩時間込でコースタイム通りに歩くことを目標としました.

 

10:00 さて,入山.3年生の竹田さん,2年生の松林さん,そして1年生の坂尻,山崎,楠田の計5人パーティです.

 

入山してみると,これが意外としんどいものではないんですよね.暑さ,そして湿気,汗が噴き出てびしょびしょになってしまうのですが,雷山のほとんどは森の中を行くので日照りがなく心地良いものです.

いつもよりザックが10kg以上軽いので,それなりのペースで歩いても一歩当たりの疲労が少ないってのが一番心地よさに寄与しているのですが.

 

この1ピッチ目ですが,10分程度歩いたところで1年生の坂尻さんの体調が崩れたので,坂尻さんとリーダーの竹田さんは後から追いかけることになり,残りの3人で井原山を目指すことになりました.

 

少しトラブルはありましたが,本来のコースタイム25分で1ピッチ目は終了し,休憩へ(この時点でコースタイムを超えて休憩時間を取ってしまっています).

 

10:30 2ピッチ目,上宮へ.

 

2ピッチ目は45分のコース.先頭に2年生の松林さん,後ろに1年生の山崎君と私が歩いていたのですが,このピッチは山崎君による救急法講座が開かれ,それを聞いているうちに終わっていました.いつも知らない間に終わってしまっている2ピッチ目,もう少し大切にしてあげなよ!

 

内容は,,,何だったかな.あんまり覚えていないや,すみません.

3Sだけは,辛うじて覚えていました,Self,Scene,Suvivorですよね.

 

非常に快適な涼しさの中,2ピッチ目はコースタイム通りの45分で終了し,上宮で10分休憩.行動食のハッピーターンおいしい.

 

11:25 3ピッチ目 雷山々頂へ

 

3ピッチ目からは,松林さんの体調,とくに足が悲鳴を上げ始め,ペースキープが厳しい状況になりました.

かなりキツそうであることは,表情や登り方を見る限り窺えましたし,何よりここで悪化させては祖母傾にも行くことができず元も子もないということで,ポリタンクの水を捨て空荷で山頂を目指すことに.

 

体調,安全第一で無理をしない判断は賢明だったと思います.次なんていくらでもありますから.

 

 

雷山々頂についたのはコースタイム通りの時間で12:05でした.

山頂は木々がなく,また正午過ぎだったこともあり,太陽の日が突き刺さるように降ってきます.

暑い,暑いぞー!カンカン照りですね,毎日ここで洗濯物干したい.

 

山頂到着時の状況はこうです.

松林さん,山崎君,楠田は山頂.松林さんの体調が優れず,状況次第では下山もやむを得ず.山崎君,楠田の2名で井原山まで行くことも考えられるが,部活動として1年生のみで行動することは好ましくないため,竹田さん,坂尻さんの山頂到着を待って井原山まで行くかの決定をする.

 

しかし,この時点で竹田さん,坂尻さんの2名が下山している可能性も考えられたので,その場合は3名とも下山しようという話でまとまりました.が,LINEなどに下山したというような連絡はあらず......

 

山崎君と私で程よい日陰探しをしている間に,松林さんがほかの登山者に聞き込みをされており,それによるとどうやら竹田さんと坂尻さんは下山しているらしいということが分かりました.

 

そういうことであれば,もはや山頂に滞在する意味はないので早速下山することにしました.

ポリタンクの水を捨てて.

 

12:20 さあ,下山だ.

 

いつもより断然疲労の少ない下山開始に新鮮味を感じながらも,程よい含水比のグリップの良く効く地面を駆けながら降りていきます.

 

と,下山途中の3ピッチ目に下山したと思われていた竹田さんの姿が.

どうやら,坂尻さんを登山口まで降ろした後,一人で登ってこられたようです.

自分に厳しい方です,見習いたいです.

 

私はというと,もう早く帰りたい気分になっていたので,「お先に失礼します」などとよく分からないことを言ってそのまま下山しました.

本当にすみません.竹田さんの下山ものちのLINEで知りました.

 

登山口のバス停まで着くと,坂尻さんの姿が見えました.体調もすこぶる悪いというわけでもなさそうで一安心です.

というか,暑い!アスファルトが暑い!これがヒートアイランド現象か!?(潜熱)

 

今回は全体的に芳しい成果は上げあられませんでしたが,2週間後には祖母傾で縦走合宿です.あっちでバテないように日ごろからの体力作りは必須になってきますね.全体の迷惑にならないように夜に走るなり,空いた時間に山に行くなり,それなりに動いていこうと思います.

 

以上,夏だ!サマーだ!歩荷練習だ!でした.

 

山岳部1年 楠田

コメント
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