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アナログ礼賛 独DMM盤、スイス盤、ドッビュシー、リー・リトナー、マットビアンコ、

2022年11月21日 | アナログ礼賛

先頃 かるく紹介した  レコード一気に12枚入手 した件ですが、、

聴いてみると矢張り当たり・ハズレが顕著にあるわけで、私にとっての ”アタリ盤” をピックアップ

 

 ◎  マズはコノ一枚から

楽曲も、演奏者も、まったく未知数(全然 知らない)ながらも、メイド・イン・スイス というだけで選択した一枚  どうやらバッハのフルート二重奏曲 

あくまでも個人的な勝手なイメージなんですが、、 オーディオ機器でもスイス製品は澄み切った高音質な感じがあり、恐らくはレコード盤も ノイズの少ないカッチリしたサウンドなんじゃないか という予想のもと選んでみたわけです。 

マアマア期待通りでしたネ~!! 何故ぼやかした表現か と云えば盤面からのノイズも少なく録音状態も優良なのですが、いかんせんデジタル録音だったわけです。それ故に、作り込まれたようなキレイな音がしております~

初期のデジタル録音は変換や復調の技術も熟成には至っておらず いわゆるデジタル臭い音(作為的に作り込まれた様なサウンド)になっており、せっかくレコードなのにアナログ特有の”生々しさ”というか”臨場感”がスポイルされてしまっており残念な限りでございました。

 

 ◎  次も残念ながらのデジタル録音

コチラは以前も書いたように独製のDMMであり、今回一番期待をかけた盤だったのですが、、

やはりこの時期のデジタル録音は 作為的に作り込んだサウンドに感じますわ~  確かにダイレクトカット盤のメリットが明確に表れており、他の盤よりもダイナミックレンジが広い感じがします  

やっぱりレコードはデジタル処理などを介さず、アナログ一筋に徹底して”臨場感”やら”生々しさ”を優先して欲しいですねぇ・・・ 

 

 ◎  今回 一番の 掘り出し

いわゆる『ジャケ買い』だったのですが、本当に素晴らしい盤に巡り合いました~

楽曲も最高!! 演奏もピカイチ!! さらに録音も素晴らしい!!

まさにジャケット写真(絵画かな?)そのもの あくまで繊細なハーモニーと美しく流れるような浮遊感  素  晴  ら  し ~

唯一  個人的に残念と感じる点がありまして、、 楽曲の途中から にわかに盛り上がる(悪く云えば騒々しい)ところなんです。  コレはドビュッシーの楽曲に ほぼ共通するものでありまして、個人的な好みからすれば、静かでアンニュイな浮遊感のまま終始して欲しいのですが何故か途中に盛り上がり部分がありますネェ~  出来れば英国出身の作曲家DELIUS ディーリアス の楽曲みたいに、いつ始まったのか、いつ終わったのか、判らない位の 静かでフワフワしたまま 知らぬ間に終わってしまっている ような楽曲が欲しいものです   

し か し  コ チ ラ は  素  晴  ら  し  い  レ コ ード で し た

 

 ◎  次はJAZZ というかフュージョン系ですか Lee Ritenour  

参加ミュージシャンもゴキゲンなメンバー 特筆すべきはリズム隊が Steve Gadd & Abraham Laboriel という超強力・最高のお二人なんです 期待せずにはおれません!!  

なんですが、、 期待したNY録音のキリキリのタイトなサウンドではなく、いささかユル~イ感じの西海岸サウンドってな感じでしたわ~

実は少し前に入手したラリーカールトンのライブ盤が余りにも素晴らしいサウンドで、一気にエレキギターに目覚めてしまったのですが、 ちょっとコチラは方向性が異なってるかな・・・

 

 ◎ チョイト気分を換えて、最高にゴキゲンな一枚 

今から40年近く前、1980年代の半ば頃ですかねぇ、、 フュージョン真っ盛り 加えてAORも賑わっていた頃ですかねぇ、、 飛び切りゴキゲンなダンスミュージックとして突然出現したUKバンド(イタリアかな?)の MATT BIANCO のデビューアルバムです。

紅一点の Basia が カッコ良過ぎでした~

まさか、こんな想いで深いアルバムをレコードで聴けるなんて  思ってもみませんでした

改めてアナログで聴き直すと、またまた  そのカッコ良さ にしびれます!!

また ポピュラー音楽にも関わらず、アコースティックピアノをカッチリとセンターにもってくる録音手法は日本じゃ考えられなかっただろうしヨーロッパならではの録音流儀なのではないかと強く印象に残りました

いやはや、こうなるとロック系にも触手を伸ばさねばなりませんネェ~

ますます アナログ追及=レコード掘り が楽しくなってましたわ~


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